四国八十八ヵ所《阿波の国》歩き遍路の旅
空海の史跡と自然を訪ねて

第4回 13番〜16番

 

 平成23年2月2日 徳島県神山町 岩の鼻淵〜13番大日寺〜14番常楽寺〜15番国分寺〜16番観音寺〜17番井戸寺門前   歩行距離11.7km

 今回は、飛ばしていた5箇所の札所を日帰りのツアーに参加。湊町をツアーバスで8時に出発、歩き始めたのが11時半、先ず4kmで13番大日寺「宿りし夢をむすびし大日寺 うつつに大師を拝みまつらむ」栄次。宿坊でお世話になってお大師さんを夢見してみたいもの。
 14番常楽寺迄2.3kmの田園を歩く、途中に明治27年建立の遍路石を先達さんに教えて貰い、眺め回して撮影、境内に入って目に入るのがイチイ(アララギ)の木と自然の大岩盤で出来た「流水岩の庭」そしてお接待の方々、毎日参拝者にお接待をされている、にこやかな記念写真を撮らして頂いた(写真)
 15番国分寺へは0.8km、聖武天皇の命で各国に建てられた国分寺、四国にも4ヵ寺あり全てが札所と先達さん。重層入母屋造りの本堂は見応えあり。
 16番観音寺へ1.8km、立派な鐘楼門の左右に寄進額を彫り込んだ石柱がずらり、これが道路との境界になっている。この寺の宝蔵物で弘法大師の御筆跡を刻した光明真言の印版があり、お遍路の先輩に教えてもらっていたので笈摺の衿に木版で光明真言を刷り込んで頂いた。笈摺には20番鶴林寺で鶴の朱印を頂いており、あと39番延光寺で亀の朱印を頂く予定。
 今回はここで打ち止め、17番井戸寺迄歩くも17時を過ぎ参拝は次回にとなる。参加者が40名と多く歩行距離は11.7mkだが5時間で5ヶ所を参拝するのは大変、飽き飽きするほどお経を唱えている感じの一日だった。この受けた感じからすると自分は参拝に性根が入ってないと言うべきだろう。一人歩きに比べ物足りない点もあるが、でも楽しかった、感じたその場で会話出来るし一人で無い気楽さも、色々教えてくださる先達さん、御世話頂く添乗員さんとも親しくして頂けたし収穫収穫。昨日までとは打って変わって暖かい好天に感謝。

BACE

NEXT

2日の歩行地図
 
 国分寺