夢小路の勝手にレビュー!(3)

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CONTENTS

☆すばらしきこのせかい
★閉鎖病棟 DEMENTIUM
スローンとマクヘール 謎の物語(ストーリー)
★サモンナイト 
クラフトソード物語 〜はじまりの石〜
☆チョコボと魔法の絵本
★TIME HOLLOW 失われた過去を求めて
☆7th DRAGON
★S
IMPLEシリーズvol42 THE 廃屋病棟
☆MOTHER 3

 

タイトル

レビュー

(超個人的主観!お勧め度レベル→★(最ッ低!) ☆☆(しなくても…) ☆☆☆(まぁまぁ)
☆☆☆☆(良かったよー) ☆☆☆☆☆(いやもう、最高!!)

すばらしきこのせかい 【ニンテンドーDS・タイイアクションRPG(CERO A)】

 ストーリーの出来の良さには感動。主人公の危なげなところもツボ。絵も雰囲気良くて可愛い。そして、味わう絶望感もともに体験してしまう、そんなゲーム。「なんでなんだーっ!」てこっちも叫びたいよっ!
 アクションが苦手な人用のイージーモードにはお世話になりました(笑)。普段は「普通モード」で進めていて、ボスランクに当たって負けると、コンティニューできるのですが、そのときに「この戦いだけイージーモードで」てのが在るのが、とても親切に思えました。舞はなんとかその組み合わせでクリア。
 ただね、バトルバッジの使い方とか、数が多いところとか、めんどくさいのと解り辛いのとで、とちゅう嫌気がさした。ストーリーとかキャラとかには問題無かった分、大きくまとめて「このアクションシステムいらなくね?」みたいになったよ(笑)。
 それにね、一度のクリアの直後にセーブして、その後のお楽しみデス…で、「ハードモードで○○倒せ」を数十匹分は無理!!その後に「真のエンディングがあるよ」て言われても、無理なものは無理!この敵達は無理!!
 てかそんなん説明書に書くなよ!!プレイ前に読んじゃうじゃんかっ!!

 てなわけで、なんだか中途半端な終わり方をさせられたかのような後味感がうっすらとあるのが残念。といってもちゃんとクリアは出来たのだけれど。最後までストーリーは良かったのに。やっぱりスクエアエニックスのアクションは、舞には無理だということが判明。ここの基準になる子供はどれほどのゲーマーなんだか!(怒りの矛先が子供に!?/笑) これを「全年齢対象」にすな!

お進め度→☆☆☆(絵とストーリーが良い!だがアクション操作が複雑で難しいと思うので減点。)

閉鎖病棟 DEMENTIUM 【ニンテンドーDS・サバイバルホラーアドベンチャー (CERO D)】

 サバイバルホラー”アドベンチャー”というよか、サバイバルホラー”シューティングアクション”だと思えばヨロシ。せまり来るゾンビたちを、銃で打ち倒して進んでいく、というゲーム。謎も少なく解りやすい。だがそれに反比例するように敵が強い時アリ。でも倒し方が解ると、こちらが無傷で済む時も多し。
 ゾンビに慣れてくると、恐さよか生存に気持ちが行ってしまうから、恐さに鈍くなる傾向がありますが、このゲームは音が恐いので、ゾンビの「どこかにいるいる感」で最後まで引っ張ってくれます。ゾンビのヒステリック感が恐すぎ。
 ただただ廃病院の中を、進めるところを目いっぱい進んでいくだけの単純な中に、ちらちらと見え隠れする主人公の悲劇。たいしたストーリーは無いのですが、自分が記憶を失っている状態って始まりなだけ、コレくらいの情報量でいいと思います。
 ゾンビ達は早いし頑丈。一発二発では死にませんよ。てもう死んではるんやけど。でも弾も回復薬も結構な量がコロコロと落ちています。え?コレeasyモード?て思うくらい。最初、始めた10分は「うわぁ、これ操作難しい〜クリアできるかな?」て思ったけれど、ラスボス以外はたいがい3度のチャレンジでクリア。え?これってeasyモード?(違)
 操作性は難しいですよ。左手Lボタンで攻撃、十字で移動。右手タッチペンで向き操作&アイテム選択&標準あわせ。左手はツるわ、右手は見当違いのところをテテテテテッと連打するわで よくゾンビ達に襲われたままなすがままって状態になってました。もうダメ。とっつかまったらもうダメ。
 そしてラスボスが、めっちゃ強敵。てか
ラスボスだけ設定レベル違うんちゃうの!?みたいな。でもこれからクリアする人は、そんなラスボスの強さに諦めないで!エンディングは、「えっ!?」って驚かさせられるから!そしてジワッと泣けてくるから!

お進め度→☆☆☆(操作性が難しいが、アイテムは恵まれている。)

スローンとマクヘール 謎の物語(ストーリー) 【ニンテンドーDS・ストーリーパズル (CERO B)】

 やりたかった「スローンとマクヘールの謎の物語」!とうとうしましたよ!
 CMで気になってた人も多いだろうと思うよ。
 ほら、CMで物語のちょっとした短い文だけ聞かされるやつ。「ウミガメのスープ」。
「ある男が、レストランでウミガメのスープを頼んだ。それを一口飲んだ男は、突然レストランを飛び出し、近くの崖から飛び降りて死んでしまった。……いったい 何故?」ていうやつだよ!
 気になってたんだ〜。なんでだろ?てずっと思ってたんだ〜。
 これは、短いお話の「最後の部分」だけを聞いて、その文章を解きほぐして「何故そうなったのか?」を探り当てるゲーム。
これは新境地ですよ。
一つ一つのお話が、とても短いのに奥深く、謎掛けの部分を、音声と文章で表現されてるのだけれど、それが細かく区切られていてとても聞きやすいし読みやすい。影絵で紙芝居風に見せるのも上手だし、全編その雰囲気を崩さない世界観はお見事でした。
 話も難しいのから、すぐにわかるものまであるし、感心させられるものもある。
 このゲームに欠点があるとしたら、ボリュームが少なかった事くらいかな。

お進め度→☆☆☆☆(一度はしておくべきゲームだと思う)

サモンナイト クラフトソード物語 〜はじまりの石〜 【ゲームボーイアドバンス・バトルアクションRPG (CERO 全年齢←Aてことだろ)】

 ……ダマサレタ!!サモンナイトシリーズだっていうから、パッケージに「ファンタジックバトルRPG」て書いてあったから、てっきりシミュレーションRPGだって思って買ったのに!!なんだよサモンナイトシリーズってシミュレーションRPGやんかっ!なんでこれだけアクションRPGやねん!「バトル」て表記する意味が解らなくて深く考えずに買ったのに!!(←これが敗因)
 内容は、武器の錬金をしながら世界を救うって話なんだけど、これが横スクロールアクションなの。スクロールってもほんのちょっとよ、ちょっとっ!必殺技も、舞の苦手なコマンド打ちやし。これが絵が可愛くなかったらやっとれんわ!(やるんだ/笑)
 てなわけで、とりあえず「会話で親交を深める」ため、主人公の選択を「女」に。で、精霊を華奢な少年にしたら、ヒロインとその精霊が仲良すぎて……ダメだ!
この二人の仲に割って入れねぇっ!!(大笑)  で、精霊を変更して最初からやり直し。主人公と精霊を可愛い少女で。そこにヒロインまで絡んできて おにゃのこ祭りに(大笑)。
 主人公を少女にしたため、場面はプリティ系で最後までいけたし、ヒロインとの友情もバッチリ。特別仲良くなったのはライバルの少年!でもなんかイマイチなノリだった。
 だもんで調子にのって、エンディングを迎えた後、真のラスト(?)もクリアし、今度は
主人公少年で2度目のクリア。…やりすぎ?(大笑) そしてヒロインとラブラブに。
 武器の錬金は、思っていたよかショボイ。そして武器が満足に使えない。さらに追加効果と特殊効果が使い込めなかった。
もう力押しでやり遂げたよ!!全年齢対象バンザイ!!(泣←もうなんの涙なんだか/笑)

お進め度→☆☆(アクションRPGが好きな人には楽しいかも)

チョコボと魔法の絵本 【ニンテンドーDS・アクションアドベンチャー (CERO A)】

 「FF」シリーズでおなじみのチョコボで、いろいろな種類のミニゲームをクリアして物語を進めていくっていうお話。ストーリーは一本筋が通ってます。RPGといってもいいくらい。ミニゲームをとにかくクリアしたら、カードが手に入ります。劇中カードバトルする時に、それらのデッキを組み、カードバトル!物語が進み、しばらくミニゲーム!カードを集め、デッキを組みなおし、カードバトル!!そんなゲーム。
 タッチペンで、小さい画面をタタタタタッ!!と叩き続けたり、びよーんて画面をこすり続けたりして、どんどん力が入ってしまうので「DS壊れへんか!?」と心配しました。
 主人公はチョコボ(命名可)。プレイヤーはチョコボを動かして、物語を進めます。このね、チョコボがね、もうなにしても可愛いの。もうね、ちょっとした動きが、憎たらしいほど可愛いの!!しかも、それってゲーム中なーんの関係も無い動きが、ささいな動きが可愛らしいのよ!切り株に座るところ(ゲーム中影響なし)とか、ベットに登って眠るところ(ゲーム中影響なし)とか、シーソーするところ(ゲーム中影響なし)とか。もうちょっとした動きに萌え萌えしちゃうよ。ミニアクションゲームでクッタクタになった心を癒してくれます。
 そう、くったくたになるのですよ、このゲーム。ミニゲームだから、数秒から数分で終わるのですが、アクションが苦手で のたっ と動くことしか出来ない舞は何度涙した事か。出来なくて(笑)。でもこれは「CERO A」!全年齢対象ってことは、おこちゃまでも出来るってことよね。ここで諦めるわけにはいかないのよ!というわけで、大人の意地でなんとかエンディングまで辿り着いたわ。でもそれだけじゃ、カードは全部集まらない。必死でやったわ。
だって大人だもん!(←オトナゲ無い/笑)
 と、ほぼ自分を見失ってる気概を放ちつつ(うわっ、ダメ人間?)自力で探し回って、とうとう122枚全部コレクトできました!!
 てなわけで、舞でも全クリできるアクション系アドベンチャーです。プチゲームで気分転換とか、そんな感じでしたい人には良いゲームと思います。必死でしちゃうと、魂抜けますよ(笑)。

お進め度→☆☆☆☆(自力でカード集めが出来たため、プラス☆1つ/笑)

TIME HOLLOW 失われた過去を求めて 【ニンテンドーDS・アドベンチャー (CERO B)】

 タイムトラベルが軸になっているアドベンチャー。アニメ絵で親しみやすいし、時々急にアニメが数秒挿入される。ニンテンドーDSって映像がここまで出来るのか!?
 ストーリーは、主人公 時尾歩郎がある日、目覚めると家族構成が一変!どうやら誰かが自分の過去を変えてしまったため、おこった事体の様子。主人公は世界を元に戻すため、何故かイキナリ手に入ったホロウペンで空間に次元の穴を開け、過去の世界をいじって現実を変えてゆく。「過去に未来があるー――。」というお話。
 過去をいじると、今ある世界は変更され、無かった事になるのです。決してパラレルワールドを行き来しているのではありません。時間軸はあくまで一本。その一本を正しく導くために主人公は奔走するわけですが…作品中に「パラレルワールドの本」があったりして、余計なところで余計な話をちらつかせるのはどうだろう。しかも、EDまではその一本を守るためてスタンスがはっきりしてた展開なのに、何故かエピローグでパラレルワールドの過去の自分にホロウペンを譲るのはこれまたどうだろう。そんな世界あったのか?ハッピーエンドになって終わる話なのだから、その「始まりの自分」がいた世界は、修正されて無かった事になるはず。でも、確かに「原因不明に手に入ったホロウペン」をくれた人がいたからこそ、最初に事件に対応できたのだけど、でもそれは世界が変わった世界の未来があったからこその展開であったはずだし。……なんだよ 終わってからの、ここにきてのパラドックスは!!(笑)

お進め度→☆☆☆(まぁまぁ楽しめたが、ED後のパラレルモドキが余計。アレさえ無ければ☆増えたはず。)

7th DRAGON 【ニンテンドーDS・RPG (CERO B)】

 これは…今世紀最高のRPG!!ニンテンドーDSの小さな画面で繰り広げられるファンタジックワールド。キラキラ画面にテンションUP!7つの職業にそれぞれ4人の外見。しかも作中の民族の一つがネコ耳!!萌え。それらを自分で選んでパーティーを形成!萌え萌え。世界を滅ぼそうとし、世界に散らばっているするドラゴン666匹を倒し、世界を救う!萌え萌え!!
 舞はメイジに自分の名前付けて、脳内主役とし(笑)、他の職業も一人ずつ登録しました。それぞれ成長させるっていう楽しみもアリ、ストーリーを純粋に楽しむのもアリ、わき道にそれ人々の依頼を受けて、助けてあげるのもアリ、パーティーメンバーいろいろ組み合わせて楽しむのもあり、フロワロ踏みに命削るのもアリ。なにより敵ドラゴン666匹を探す冒険が楽しくて楽しくて。
 物語りも中盤になってくるとレベルに余裕が出てくるので、最高16人まで登録できる職業7職格一人の7人以外に可愛いのチョイスして育てる事も余裕。みんなそれぞれチビキャラがちょろちょろ歩いたり、技を出したりするのが可愛いですよ。それにいろいろ遊べます。例えば極端な話、「プリンセス+ナイト+ナイト+ナイト」とか(笑)。力技は大丈夫だけど、ステータス異常が治せない欠点がこれまたイトオシイ(大笑)。 舞の標準パーティーは「メイジ+ヒーラー+ローグ+ファイター」でした。
 プレイすればするほど奥深さを感じさせられる、そんなホンモノのRPGですよセブンスドラゴン!!ED後もまだまだ楽しめる仕掛けがある、そんなホンモノのRPGですよセブンスドラゴン!!
 
すべてが終わったとき、人は積み重ねた時間と労力と情熱の軌跡をみることとなるだろう(笑)。

 ちなみに舞の一萌えはメナス。苦労を一人でしょってしまうところがツボ。…歳はくってるけど、まぁ童顔(?)だし(大笑)。

お進め度→☆☆☆☆☆(今世紀最高のRPG)

SIMPLEシリーズvol42
 THE 廃屋病棟 
〜呪われた病院からの脱出
【ニンテンドーDS・サバイバルホラーアドベンチャー (CERO D)】

 怖いぃぃっ!!ちっちゃな画面なのに怖いよおぉぉっ!!もうね、ストーリーなんて、有って無いようなものです。ただ純粋に、生き延びる事だけでステージクリア目指していいです。
 主人公はルポライターなのだけど、連続殺人事件の被害者が、みな自宅とか、密室で殺されてて、その事件を追っていたら どうもこの廃屋に一度みんなで肝試しにやって来てたようだから、この廃屋病院が怪しいとのこのこやって来ました、て所から始まって、廃屋病院に侵入したはいいが、そこから脱出する話。…でも、そこから出られないから死んじゃうわけであって、先に連続殺人に会った被害者たちは、じゃぁ脱出できたわけになるな、と…。最初から話に無理があるが、そんなこと、忘れてしまえ(笑)。大事なのはゲーム内容よ!!
 で、肝心のゲーム内容ですが、これが結構レベル高い。謎解きもちょっとひねってるし、ゲームとしては全然シンプルじゃないよ!!怖いよこのゲーム!!シンプルなのは値段だけ!! あなどっちゃだめ。
軽い気持ちで始めたら、火傷するよ!(そこまで言う?/笑)
 あと、エンディング終わったら自動セーブするゲームは、2順目やるべし、の鉄則を申し付けます。全ての謎はそこに。
 ちなみに、舞は練習に練習を重ね、自分タイムトライアルで2時間ほどで最初から最後まクリアできるほどになりました。でも決して内容が薄いというわけではないです。何度も何度も挑戦できるゲームなのです!…だって何度も何度も死んじゃう(爆)し、(ネタバレ→)
2順目は死なないで最後まで行かないとダメだから。開かずの部屋の鍵なくなるから。だから、何度も挑戦する事が避けて通れないのです!そうしないとダメなのです!!

お進め度→☆☆☆☆(少し難しいかも?シンプルシリーズあなどるなかれ。)

MOTHER 3 【GBA・RPG】

 糸井重里が脚本のシリーズ。ファミコンで1と2が、スーパーファミコンで3が発売された物のリメイクです。何もいじらず、古臭いままのリメイクが、当時の雰囲気をとても近くに感じられます。そして、感動するものはいつでも感動するという事なのでしょう。 ―――泣きました。すごく切なくて、悲しくて。でも あぁこれで良かったんだよな…と考えさせられて。
 ただのお涙頂戴ものではなく、ストーリーもシッカリしていました。少しイキナリな展開…というか、説明だけで流したところがありますが、別にそれで難しくなる事でも無し、ま、こんなもんかと。
 このゲームは主要人物に名前をつけることが出来ます。もちろん元の名前でもゲームは出来ますが、ここは是非、名前を付けてより深くゲームの世界観を感じるべきでしょう。
 舞は、おかあさんに自分の本名をつけ(てか名前を付けられるゲームなら、ヒロインの名は全部自分の名ま…(グハッ!/吐血))、主人公の双子に愛犬2頭の名前をつけました。ヤンチャなお兄さんに「ひなたん」。優しい弟に「だいご」。
母である舞は、子供たちの活躍を、それこそ(プレイヤーとして)見守り続け、最後は感情移入しすぎました。
なんかもう、涙で枕が濡れまくってしまったよ。愛犬たちよか先には死ねない!!舞はがんばるよ!
 あとね、他のキャラには最近はやりのアニメ「銀魂」からいろいろ拝借。ダンナサマの名前は「銀さん」。姫君は「かぐら」。心優しいドロボウには「ぱっつぁん」。サルには「ズラ」。かぐら姫が「ズラ ズラ」言ってたり、途中のナレーションで「銀さん、かぐら、・・そしてぱっつぁん。 運命は彼らを一つの流れに巻き込んで(以下略)…」て流れたりと、なんかいろんなところで楽しめました。
 昔のゲームって簡潔なのに深くて純粋だ。

お進め度→☆☆☆☆☆(本気で泣ける。名前を付けるときは本気で名付けろ!)

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