ONLY ONE 6




一旦唇を離して、ベッドにもつれ込んだ。
の唇に触れるだけのキスをして、そのまま首筋に唇を這わせる。
「ハ、・・・ンン・・・」
が甘い吐息を漏らす。間柴はの首筋や耳、鎖骨に舌を這わせていく。
「ヤッ!ン・・・」
鎖骨を強く吸われ、がビクッと身体を震わせる。
カーディガンの小さなボタンをもどかしそうに外し脱がそうとすると、が自分で腕を抜いた。
下に着ていたセーターを性急にたくし上げて脱がせ、自分も上半身の衣類を全て脱ぎ去る。
一瞬我に返ったが、恥ずかしそうに『電気を消して』とせがみ、部屋の明かりを消した。







間柴が再びに覆いかぶさる。
薄いキャミソールの下に手を差し入れ、なかなかにボリュームのある胸を弄ると、の息が再び荒くなってきた。
そのままキャミソールとブラジャーを外し、の半裸を見下ろした。
が恥ずかしそうに顔を背ける。その仕草にさらに熱が昂るのを感じた。

間柴の大きな手で胸を掴まれ強く揉みしだかれる。
「ハ・・・ああっン・・・!」
同時に反対側の胸の頂を舌で転がされ、の嬌声が一段と大きくなる。
それに気を良くし、更に執拗にの胸を愛撫していると、の身体が次第に熱を帯びてきた。
「あンッ!んぅ・・・・はあぁっ・・・・!」

の腰が細かく震え始めた。それが合図だったかのように、間柴は長いスカートを太腿までたくし上げ、 内股を弄った。
の身体が震える。早くちゃんと触って欲しいのに、間柴はまるで焦らすように肝心の部分に触れない。
もどかしさのあまり、腰が揺れる。



間柴はその反応を口の端を吊り上げて満足そうに一瞥した後、下着の上から秘所を撫でた。
「アンッ!!」
待ち望んでいた刺激を与えられ、過敏に反応する
下着越しにも分かるほど、の其処は蜜に塗れていた。
下着の脇から間柴の長い指が入り込み、入口を浅く抉られて、の身体が跳ねる。
「あっ!」
の腰が更に震える。

スカートと下着を脱がされて全裸になったの片足を立て、露になった秘所を更に弄る。
「んああっっ!!」
膨らんだ突起を押しつぶすと、は大きく身体を仰け反らせた。
そこを擦り上げながら、既に蜜で溢れかえっているナカに指を一本滑り込ませる。
の内壁が指を締め上げる。ゆっくりとかき回すとは細い声を上げてよがる。
更にもう一本指を増やし、奥を突くように激しく出し入れする。
「アアッ・・・ふぁ、あンっ!あああン!!」
一際大きい嬌声を上げ、が絶頂へ達した。
内壁が痙攣している。指を引き抜くと、透明な蜜が糸を引いた。



間柴ももう限界だった。痛いほど張り詰めた己が主張している。
残った衣類を全て脱ぐと、猛りきった自身をのナカへ埋めていく。

「んあ・・・・あぁ、はッ、ア、アアアァ・・・・!」
身体を割って入ってくる衝撃に、は蕩けるような声を上げる。
強い快感との声が、間柴の理性を完全に吹き飛ばす。
半分ほど入ったところで、残りを一気に突き入れた。

「アァン!!」
最奥を勢いよく突かれ、下腹が疼く。
根元まで入ったところで、間柴はに口付ける。

舌を絡ませると、もそれに応えてくる。荒々しく口内を犯し唇を離すと、の腰を掴んで律動を始める。
ゆっくりと奥まで抉るように貫くと、固く閉じたの瞳から涙が滲み出る。
愛らしい唇からは、甘い鳴き声が途切れることなく漏らされる。
「ンアァ・・ヒッ、アンッ!あ・・・間、柴・・さ・・・、も、私・・・」
がうわ言のように限界を知らせてくる。
逃げようとするの腰を強く引き寄せ、激しく最奥を打ち付ける。
「やッ・・・ああああァン!!キツ・・・ふあァァ!!!」
脳天を突き抜けるような激しさに、悲鳴のような声を上げてよがり狂う
「あっ・・・も、ダメぇぇ・・・・!ア、ああああああーーーー!!」
絶叫と共に、の身体が何度も痙攣する。自身を強く締め上げられ、眉間に皺を寄せる。


絶頂を迎えた後も変わらぬ激しさで最奥を叩かれ、は声にならない悲鳴を上げる。
涙を流し、シーツを強く握り締め、強すぎる快感にひたすら耐える。
「は・・・、もぉ、おかしくなっちゃ・・・・、アァァァッン!!!」
「・・・クッ!」
間柴は、低い呻きと共に自身をから引き抜き、白い腹の上に己の欲望を吐き出した。

「あァ・・・ン・・・・」
引き抜かれた衝撃で再び小さな絶頂を味わい、ビクンと震える
そのままはゆるゆると意識を手放した・・・・。














長い髪がベッドに散らばっている。

ぐっすりと眠りこけているを、湯で絞ったタオルでそっと拭いてやる。
涙の滲んだ目尻に軽く唇を押し当て、横に寝転んだ。


・・・とうとう一線を越えちまった。


の全てを貪るように抱いてしまった。激情に身を任せて。
小さな寝息を立てて眠るを、愛しそうに見つめる。

女なんて荷物になるだけだ。
そう思っていたのに。
気がつけば、もう引き返せないほどに恋焦がれている。



「もう遅ぇんだ、もう忘れられねぇ・・・」

間柴はの寝顔を見つめながら、低く呟いた。



「・・・何がですか?」
寝ているとばかり思っていたが、突然口を開いた。

「・・・いつから起きてやがった」
「・・・たった今。」
目を開けて笑いかけてくるにさっきの台詞を聞かれたと思うと、気恥ずかしさでいっぱいになった。

「ねぇ、何が忘れられないんですか?」
「・・・なんでもねぇ。」
「教えて下さいよ。」
ダメ?と上目遣いでねだるに、再び欲が疼き出す。


「・・・好きです」
「アァ?」
「間柴さんが、好きです。多分初めて会った時から。」
「・・・・ヘッ」


愛を打ち明けられ、照れ隠しに鼻を鳴らす。

「間柴さんは、私のこと好きですか?」
「・・・嫌いな女を抱く趣味はねぇ・・・」


どうしても素直に言えない自分に正直嫌気がさす。
好きで好きでたまらないのに。
きっと、が自分を想うよりずっと強く。


「ふふっ、じゃあ私嫌われてはないんですね?」
からかうように笑って抱きついてくるを再び組み敷いて、唇を貪る。
再び蕩け始めたに、口の端を吊り上げて笑いかける。


「・・・嫌いじゃねぇから抱けるんだよ。こんな風にな・・・」



二人の夜は、まだ始まったばかり・・・・。




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後書き

はいはいはいはいはいはいはい!!
とうとうヤっちまいました(壊)!!!
ヌルかったですか?そうでもないですか?
こういう観点は人それぞれなので、加減が難しいですね〜。
本当はお風呂に入ってからしてほしかった(笑)。
あと、生はマズいでしょ(爆)!!外○○は意味ないのよ!!(←書いた奴が言うな)

本当は中断して、コンビニに買いに行かせようかと思ったのですが(笑)、
しかし今回ばかりは雰囲気重視ということで、どうかお見逃しを。(←オイ)
ちなみに管理人は独身の頃、雰囲気より安全性を重視しておりました(爆)。(←聞いてねぇよ)