A82. 抗体価のスコアー値の使い方

スコアー値が有効となるケースは、high titer low avidity
(高力価、低凝集力・低結合性抗体)HTLA抗体の場合かと思います。
HTLA抗体は、凝集反応は弱いが抗体価が高くなる抗体で、
具体的には、抗Jra抗体、抗JMH抗体などが挙げられます。
しかし、スコアー値は、余りルーチンでは使用しないかと思います。

例)
抗E抗体   抗体価64倍 スコア値54
抗JMH抗体 抗体価64倍 スコア値32(HTLA抗体は、抗体価は同じでもスコア値は低くなる。)