A72.

日本輸血細胞治療学会誌(2006.10 P576)の試験結果概要を拝見しておりますと、
筆記試験はかなりボリュームがある(問題数が多いよう)ようです。
そのため、簡単な問題に時間を取り過ぎると、計算問題や臨床問題を考えたり記述する時間が足りなくなる可能性がでてくるようです。
実技試験同様、時間配分をしっかりされることをおすすめします。
また、記述方法も自分が覚えてきたことを、時間をかけて延々と記載しても評価(点数)が上がるとは限りません。
シンプルに、かつポイントをおさえて、誰が読んでも分かりやすいスマートな記載が必要になってくるかと思います。

試験問題の約半分(50%)は各領域の基本的な問題とされていますので、きっちりとした基本知識を備えて、さらに合格圏内に入るためにあと、20%上乗せできる知識が必要になってくるかと思います。

また、試験が夏季の場合、試験会場の冷房が効きすぎて寒いこともあるかもしれませんのでご注意下さい。
実技は白衣を着ますが、筆記試験の時は軽く羽織るものを用意されておかれると良いかもしれませんね。

参考資料
認定輸血検査技師制度関連 過去の会告 日本輸血細胞治療学会雑誌


赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン改訂版

 最新更新日:2015.06.07