A25-1.
メジャー&マイナー・ミスマッチになります。

A25-2.
結果は「オモテ試験・ウラ試験不一致のため判定保留」で良いのではないでしょうか?
可能ならば、「骨髄移植2年後」や「オモテA型 ウラAB型」などを報告書に記入しておくと良いでしょう。

A25-3.
メジャー&マイナー・ミスマッチの移植後は、通常、赤血球製剤はO型(洗浄血)、血小板製剤はAB型を使用します。
しかし、この患者さんの場合は移植後2年を経過し、ウラ試験でA血球との凝集反応が認められないことから、
赤血球製剤はA型(ドナータイプ)に切り替えても問題ないと思います。血小板製剤もA型で問題ないと思います。

A25-4.
移植直後、ドナー・レシピエント共にCMV陰性の場合は、CMV陰性血小板が必要となります。
まず、この患者さんのCMV検査をすれば良いでしょう。でも、移植後2年を経過していますので
白血球も十分上がってきていることでしょうし感染の問題からも必要ないのではと思います。