A15.

輸血療法の実施に関する指針によれば通常輸血する場合、輸血開始5分間はベッドサイドで患者の状態を確認し、
15分後に再度確認、その後は適宜観察することとなっています。
不規則抗体陽性患者への輸血の場合は最低それ位は患者観察が必要になることを臨床側に伝えればと思います。
その他、輸血後の注意点として、輸血効果があったのか?(Hb値はちゃんと上昇したのか?)
溶血所見(T-Bil、GOT、LDHの上昇など)は無いのかなどをフォローするようにアドバイスすれば良いかと思います。
もちろん検査技師も臨床医へのアドバイスだけでなく、輸血後の血液検査結果を注意して見ておきましょう!