特別寄稿

ゆーさくは生後6ヶ月くらいからリハビリを開始している。
リハビリとは、障害を負った人が社会生活に復帰するために行なう治療的訓練等のこと。
ゆーさくは最初は神経専門の病院でリハビリを開始したが、1歳くらいのときに、かかりつけのB病院のPT(理学療法士).大ちゃん先生の誘いを受け、大ちゃん先生によるリハビリを開始。
現在はB病院のみでリハビリを受けている。

小児のリハビリの方法はいろいろあり、全国的にボイタ法、ボバーズ法、ドーマン法、上田式などが有名だが、大ちゃん先生は、認知運動療法という方法でリハビリをやっている。
この認知運動療法は、まだ新しい方法であり、成人のリハビリ方法としては全国的にひろがりつつあるが、小児ではまだまだ無名である。
よって、”ゆーさくくんはどのリハビリ方法受けてるの?”と聞かれることがあるが、いつも返答に困ることになるのだ。
認知運動療法といっても、名前を知っている人はほとんど皆無である。
新手ですぐ消滅しそうなうさんくさい新興宗教のようなリハビリ方法だと思われかねない。
また、訓練方法を説明しようにも訓練と言うよりも遊んで学ぶような感じであり、なかなか口では説明できない。

そこで、この場を提供し、PT大ちゃん先生に直接、”認知運動療法とは何か”を説明してもらえたらなあ、と相談をしたところ、先生自身も、リハビリの専門書では認知運動療法に関する文章があるが、一般の治療を受ける側に立って書いてある文章がないので、書いてみたい、ということであった。
双方の思いが繋がり、このように(ゆーさくがやっている)認知運動療法はこういうものやねん、と皆様に説明できることになった。

また、原稿を読んでいただくにあたり、大ちゃん先生の原稿の本文の段落分けを、多少管理人の独断と偏見で行ないました。
変な段落分けだな、と思ったら、すべて国語が苦手な管理人の無知の責任です。

最後に、大ちゃん先生にはこの原稿だけでなく日ごろからのゆーさくや私たち家族への援助に感謝をしております。
これからも頑張りますので、ご協力お願いいたします。

(お願い)
あくまでも、認知運動療法を一般向けに書いたものであるため、質問等には管理人はお答えすることができません。
また、大ちゃん先生への質問やさらには認知運動療法を受けたいという要望も管理人は取り次ぐことはできませんのでよろしくお願いします。
さらに、この原稿の内容はあくまでも”認知運動療法”の根本的な考え方であります。
具体的にどのように認知運動療法でリハビリをしているのか、という答えではないので、その辺りはご理解願います(患者一人一人、ゆーさくならゆーさくのその時その時でリハビリ方法が変る為。ゆーさくに関して言えば、日記等で"今日はこういうことをした”など紹介する場合もあります。)

認知運動療法 とは?

大ちゃん先生による”認知運動療法とは?”原稿へ→