2002年9月7日(土)釣行リポート

 今日は、大アジ狙いで知人の船に乗せていただいて、釣行。出船は午後の潮を狙って

ゆっくり目の午前10時50分。友が島の北側を目指す。11時30分頃。沖の島、

南側へ到着。まだ、時間が早いので、付近の魚礁を攻める。でも、魚探に反応がなく、

アタリも出ない。ふと、回りを見回すと数隻の船が集まっている。あそこがいいよう

だ。早速、近くに合流。魚探には、良い反応が写っている。

 市販のアジのサビキ仕掛けを降ろす。水深約30m、底から5mぐらいに群がいたので、

錘が底に着いてから、ゆっくりと巻き上げてくる。3mほど巻くと、いきなり、アタリ。

竿先がグーンと曲がって海中に突っ込む。ゴンゴンと竿先が叩かれる。ゆっくりゆっくり

巻いてくる。現れたのは中アジ。一番の上の針、2番目の針に掛かっていて、ダブル。

サビキなので、餌付けの手間もなく、アジと取り込むと即投入。アタリが出た棚が近づくと、

スプールを押さえて、ブレーキをかけ、仕掛けをゆっくり目に降ろす。すると、また、アタ

リ。追い食いを狙ってしばらく、我慢してゆっくり上げてくる。今度は6本針の下の方に

掛かっている。また、ダブル。

 続いての投入。今度は降ろす途中にアタリがなく、巻き上げてくるとアタリが出た。

グングングンと竿先が曲がる。先ほどより、曲がりが大きい。これはトリプルかと思った

が、巻き上げの途中、グンと一際、大きな引きが来て、その後は少し引きが弱まったよう。

バレたのかなと仕掛けを見るとやっぱりダブル。途中で1匹、バレテしまったようだ。

ダブルが3回連続。6本針なのでダブルの確率が高い。次の投入もダブル。

 ダブル以上の引きなのに、巻き上げ途中でバレルのかなかなかトリプルが達成できない。

次がちょっとアタリが遠くなって、ようやく掛かったもののちょっと引きが弱い。今度は1

匹だけ。普段は、1匹でも掛かるとうれしいのに、今日はダブルでないと不満。釣り人

は欲張りです。続いてダブル、シングル、ダブルと釣ったところで、流石にアタリが遠

くなってきた。魚探にも反応がない。

 辺りを反応を求めて走り回るが反応は現れてはくれなかった。12時10分頃から3

0分間の入れ食いタイムが終了した。ここで、このポイントをあきらめ、沖の島北側へ。

プレジャーボートが集まっている。船団の潮上に船を進めて、仕掛けを投入。潮の流れ

が速くて、あっという間に流される。近くのボートから玉網が差し出された。注目してい

ると、大アジだ。こちらにも来ないかなと思っていると、知人の竿に大きなアタリ。

竿が気持ちよく曲がっている。ふと、自分の竿に視線を戻すと私の竿にもアタリ。ダブル

ヒットだ。竿が大きく曲がる。リールを巻こうにも結構、引きが強い。これは大アジか、

ダブルだなと思いながら、慎重にリールを巻く。知人の仕掛けが上がってきた。でっかい

大アジだ。40cmの大アジ。体高があってよく太っている。もう一つ、下にもアジ。

ダブル。私の仕掛けも上がってきた。水面下で銀色の魚が泳いでいるのが見える。アジだ。

1匹、2匹、もう1匹いた。トリプルだ。ようやくトリプル達成。30cmオーバーの

トリプルだから良く引くはずだ。辺りを見渡すと、結構流されてしまっている。

 また、潮上へ船を戻す。アタリもなく流されてしまう。また、潮上へ。これを何度か

繰り返すうちに、知人にアタリ。上がってきたのは30cmオーバーのアジ。まもなく、

私の竿にもアタリ。久しぶりのアタリだ。割と良い引きを見せてくれるので、良型のアジ

かなと期待を持って巻き上げる。仕掛けが上がってきた。水面をのぞき込むと、茶色っ

ぽい。あれっ、アジと違うぞ。何かなと引き上げると、小さなサメ。ガクッ。これを機に

潮が止まってきた。潮が止まるとダメなので、潮を動いているところへ移動し、魚探を

一心に見つめていたが、反応はなかった。あちこち探り釣りしたが、アタリもなく3時半

頃、帰路についた。

 私の釣果17匹、同じく知人も17匹、でも大きなアジは知人が釣り上げました。

生け簀の様子

二人の釣果

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   釣りおやじ

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