DREAM THEATER

当時、イェンスにはまりまくっていた僕が、たまたまキ−ボ−ドマガジンに載っていたケヴィン・ム−アと
いう人のインタビュ−に目が止まった。なにげなくそれを読んでみたのだが、その中でケヴィン曰わく、
「このアルバムでは、もっとイェンス・ヨハンソンのように前面に出たプレイを心がけた・・・・」というような
内容のことを言っていた。まてよ、ということは、イェンス並に弾きまくりのアルバムなんやな〜、これは
聴いてみないとアカン!ということで初めて買って聴いたのが「IMAGES & WORDS」だった。CD
を買ってきて何気なくウラジャケを見ると1曲が長い!!8分とか9分もある!!なんぢゃあ〜コリャ−
と一瞬思ったが、プログレは変拍子がたくさん出てきて、長いという固定観念のようなものは持っていた
のでとりあえず先にトイレに行ってから聴くことにした。1曲目の「Pull me under」からもう最高だっ
た。ギタ−のリフにすっかり魅了されてしまった。8分以上もある曲だが、その長さを感じさせないのだ。
僕は鍵盤叩きやけど、ヘヴィなギタ−があってキ−ボ−ドもあるというのが好きなのである。キ−ボ−ド
がメインのプログレならEL&Pなんか最高なのだが、僕はどうも重いギタ−が入ってないと何かピンとこ
ないのである。なのでEL&Pを初めて聴いた時もあまりピンとこなかったのは事実である(ファンの方、
怒らないでね。キ−スさんは化け物ですよ。もっとも展覧会の絵とかを最初に聴いてればまた違ってい
たかもしれません)。で、このDREAM THEATERはそんな僕の欲求を満たしてくれるバンドだった。
当然、ライブビデオも買った。ソロはDWでやってるんか〜。またイェンスとは違うけどもその音色、フレ
−ズにも魅了された。そうなるともうスコアを買って練習するしかない!早速練習した。いつかバンドで
やってやろうと誓いつつ・・・。しかしあえなく挫折!!む、難しすぎるぢゃないか!!いままで調号は、
フラットは4個、シャ−プは3個までが限界なのに、それを越えてしまっているぢゃないか!!それ以降、
ちょっとこのDTからは遠ざかってしまった。しかしライブビデオの「YTSE Jam」はカッコ良かったので
1枚目の「When dream and day unite」は買って聴いた。以後、欠かさずに聴くことにはした。
 それからしばらくして、DT大阪支部長と出会うわけだが、その時に重要な話を聞くことができたのだ!
挫折の要因のひとつであった「Metropolis Part1」の6連ユニゾン箇所、あそこは両手で弾いていると
いうことを教えてもらい、再びやる気がメラメラと燃え上がってきたのだった。それまでほとんど曲の練習
はスコアを頼りにしていたが、改めてキメ部分やソロを半速ワザでコピ−やり直しした。そうすることで、
ますますヤル気になっていった。そしてDTTとの出会い。もうとどまるところを知らないくらいのめりこんで
いくことになった(ちょっと大袈裟かも??)。
 なんにせよ、今一番ハマっているバンドはこのDream Theaterである。




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