想いでの機材

ここでは、いままでに使ってきた機材について書いてみました。

メ−カ− 機種名 コメント
CASIO CASIOTONE 202 新聞広告にでていたのを見つけて親に頼んで中学生の頃に初め
て買ってもらったキ−ボ−ドがこれ。49鍵4オクタ−ヴで49の音
色を出すことができました。当時12万で今のカシオト−ンに比べ
ると価格的にも機能的にも比較になりませんが(5オクタ−ヴのが
今は4万くらいやもんね)当時のシリ−ズでは一番スグレものだっ
たと思います。早速バイエルを買ってきてこれでよく練習しました。
高校でYMOバンドをやっていた時もこれを自転車の前カゴに積ん
でスタジオや公民館での練習に持っていって使ってました。
YAMAHA DX27 PROPHET600を買ったあとで次はデジタルやろうということで
DX7が欲しかったけど値段的に高かったのでこれにしました。その
時は全然知らなかったのですが機能が全くDX7と同じと思ってい
たらアルゴリズムやオペレ−タ−の数が全然違っていてショックを
受けた記憶が・・。
当時はまだPCMシンセなど手にいれることもできるハズがなくピ
アノ・ベル等の音もP600で出していた当時このDX27の音を聴い
て感動しました。鍵盤の感じはいわゆるシンセ鍵盤でした。ベロシ
ティにも対応してなかったと思います。
YAMAHA DX7S DX27でDXシリ−ズのうまみを知ってしまいやはり4オペレ−タの
8アルゴリズムでは満足出来なくなり結局はDX7Sを手にいれてし
まうこととなりました。本当はDX7UFDが欲しかったのですが値
段的に安かったSのほうにしました。やはりピアノの音がよりアルゴ
リズムやオペレ−タ−の数が増え、ベロシティ対応でもあったので
断然リアル度が増しました。いわゆるDXエレピにも感動しました。
しかし自分では1から音作りは出来ませんでした。なので当時はキ
−ボ−ドマガジンに載っていたプログラムのネタをそのまま使って
ました。いまだにFM音源というのはよく解りません(笑)。鍵盤の感
じは一番最初の頃のDXよりかはこちらの方が好きでした。
KORG M1 発売当時は全然興味がなかったのです。この頃はもう会社員でし
たが、後輩が買ったということなので家に行ったときに触らせてもら
ったのです。すると断然リアルなピアノやディスト−ションギタ−!
そしてイングヴェイにハマっていた僕が必要としていた音であるヒュ
−マンヴォイス「Ah−」がこれまたリアル!!ドラムの音にもビック
リ!!(PCMなので当たり前やね)。予算の都合が付き次第早速
買いました。そして今まで持っていた機材にはなかったマルチティ
ンバ−という機能。当時インギ−まがいの曲や、フュ−ジョンぽい
オリジナル曲を作っていた僕にはとても重宝しました。しかし各パ
−ト毎に別々のエフェクトは掛けられないし知ったときは少しショッ
クでした。音作りもエンベロ−プの組立方がアナログシンセに近い
ものがあり少なくともDXよりかはなじみやすかったです。鍵盤の感
じは好きでした。
僕が買ってしばらくしてから値段が下がったという苦い経験があり
ます。そして、この頃から自宅と練習場所用に同じ機種を2台買わ
ないといけない病に罹ってしまいました。よって後ほど中古でもう1
台買ってしまいました。
KORG 01WFD M1の値段下げにショックもさめやらないうちにこれが出ました。こ
れもM1があるからいいや、と思っていたのですがふと立ち寄った
楽器屋でなんとなくカタログをもらい目を通しているとM1にはない
PCM波形がこれまたたくさん!!その中にはイングヴェイもどきの
ネオ・クラシカルなオリジナルデモを作っていた僕にとって一番苦労
していたディスト−ションギタ−の波形が入っている(M1本体には
なかったのよね)!!これだけでもう「買い」でした。同時発音数も
増えて助かりましたね。そして01WFD独自の機能(名前忘れまし
た)で強力なレゾナンス等を掛けることも出来るようになりました。
鍵盤の感じもよくて以降、ライブではM1と並んで欠かせない機材と
なりました(後にX3をゲットしてからは01WFD+X3の組合せ)。
ピアノの音に関しては個人的にM1の固いめの音のほうが好きでし
たね。
KORG X3R すでにX3を使ってましたが同じ音で打ち込みデモ用に音源が欲し
いと思って買いました。これでYMOの殆どの曲を打ち込みしてこ
れで鳴らして一人ニヤニヤしてましたですね。
KORG TRINITY PLUS 最初は鍵盤なしのTR−RACKを買ったのですが、プログラムのエ
ディットが付属の専用ソフトでPCより行わなければならなかったの
と、やはり僕の性格上、なんか鍵盤がついていないと落ち着かない
との理由で買いました。このときはM1の失敗はなく、値下げしてか
ら買ったと思います。プログラムバンクBのNo14、MonstarLead
にはノックアウトされました。エフェクト部分が01Wよりもさらに充
実していてより細かい設定ができるようになりました。特にオルガン
の音は01Wに比べるとよりリアルに感じました。歪み系のリ−ドも
ギンギンに歪んでくれるし言うことなしでした。しかし、プログラムチ
ェンジをした際に切り替わるまでに若干のタイムラグがあるのが難
といえば難でしたでしょうか。
TRINITYをゲットしてからはライブではTRINITY+01WFDのペア
でしばらくやってました。しかしながらTRINITYと01WFDのオルガ
ンの音の違いがだんだん気になりだしました。ということで次に・・・
KORG TRINITY V3
     (画像)
オルガンの音の違いが気になって眠れなくなった僕はもう一台の
TRINITYを物色しようと楽器屋に行ったところ、このV3を発見して
しまいました。そしてあのイェンスが使っていたPolySixの音をシュ
ミレ−トしたプログラムディスクが付属しているというのを店員より
聴取したのでこれはもう迷わず即ゲットでした。
しかし結局PolySix
の音は使わずじまいでしたけど。
以降はV3+PLUSの組み合わせで使ってました。今まで使ってき
たシンセの色が殆ど黒だったのでTRINITYシリ−ズを使うようにな
ってからは部屋が少し明るくなったような気がしましたね。一度8月
の炎天下の下での演奏の時もあの色のお陰でやけどすることなく
さわれましたからね。

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