§14.おみやげ§
2007年5月4日
昼12時半、やっとAWAKE。
携帯をちぇっくすると、ますゆうさんから10時過ぎに
メールが来ていた。
また後で迎えにいきますとのことだった。
ほとんど寝てないのに、大丈夫かな?
と思いつつも、ますゆうさんの心意気に感謝!
ホテルを早い目に出て、ふたたび散策する。
ついさっきまで飲んでいた飲み屋街をふたたび歩いてみる。
数時間前は、あんなに人であふれていたのに、
今はひっそりとしている。
またまた、不思議な感覚にとらわれた。
昼2時頃、ふたたび高田駅で、ますゆうさんと合流。
お土産の店へ連れて行ってもらう。
途中、国道を走っていると、眼前に連なる山々が見えてきた。
「妙高連峰をしのさんに、見せたかったんですけどね〜
かすんでてはっきり見えないですね。」
この時期でも、まだまだ雪化粧している山、
そして、なにか幾何学的な山々の稜線。
当たり前であるが大阪では絶対見れない。
自然って、自然って、
ビューティフォ〜!
およそ20分くらいでおみやげの店に到着。
GW中なので、人でいっぱいだ。
とりあえず、遅い昼飯を食べることにした。
ますゆうさんの体内に、アセトアルデヒドが残って
いるようなので、うどんに決定した。
ゆっくり、まったりと昼食を終えて、おみやげの店へと向かう。
とりあえず、オレは洋菓子系が好きなので、
チーズケーキや、お米のクッキー等あわせて5個くらいをゲット。
あと、おかんがワインとか言ってたので、お酒のコーナーへ。
ますゆうさんに、一番甘いやつを選んでもらってこれもゲット。
「オススメのやつがあるんですよ。」
とのことなので、ますゆうさんの後をついて店内を歩く。
「これです。」
「柿チョコ!?」
「そうです。」
どうやら、ビールのつまみの柿の種にチョコを
コーティングしてあるらしい。
「これがね、ホントいけるんですよ。」
ここで白状しましすが、正直、内心は
「エっ?」
だったんですよ。
だって、柿の種って辛いぢゃないですか〜
それにチョコをコーティングしたりしたら、
甘い?辛い?甘い?辛い?甘い?辛い?・・
どっちやねん!てな味を想像するのが、
普通の成人男子だと思う。
だから1袋しか買わなかった。
「帰り電車の中で食べてくださいね。」と、
ますゆうさんが言ってくれたのだが、
食べれなかったんですよ。
まぁ、ビールも買ってたこともあったけど。
実際食べたのは家に帰って5日の昼だった。
甘い?辛い?甘い?辛い?甘い?辛い?・・
どっちやねん!となることを予想しつつ、
なにげなく口に入れたのだが、
!!!!!!!!!!!
めちゃめちゃウマイのだ!
まさしくカッパエビ○ンの
それに匹敵するくらい
一度食べだすと
やめられない!
止まらない!
オレにはTimTamと匹敵するチョコ菓子となってしまった。
1袋しか買わなかったことを後悔した。
ますゆうさん、
こんな私をどうかどうか許してください。
このあと再びホテルまで送ってもらうことになった。
車の中で、ますゆうさんが言ってくれた。
「帰りはしのさん見送りたいんですよ〜。
電車が走り出したら、後追いかけて、
”しのさ〜ん・・”て叫びますよ。」
「じゃオレは、ますゆうさんに、
”Learning to live〜!”って叫び返すわ。」
頭のなかで、かなり季節はずれだが山下達郎の
クリスマス・イブが鳴り出した。
♪きっときみは関西人
コテコテの関西人
さいでんな〜
ほ〜でんな〜♪
by嘉門達夫
そうなのだ、少しずつではあるが、
確実にエピローグは近づきつつあったのだ。
いよいよラストか?