症状別対応

高槻腰痛センター

症状別応急処置・対処療法

ギックリ腰 | 寝違い 

ギックリ腰

ギッグリ腰の応急処置

ぎっくり腰は、腰が急に痛くなった状態のことです。
”痛い”と言っても色々な痛さが有ると思います。
そこで”痛い”を簡単に3つに分けてみましょう。

激痛・・・・動く事もままならない状態。
 

この様な時は、無理せずにご自身が思う楽な姿勢をとるかうつ伏せか横になり,患部を三時間おきに5分程
アイシング(氷水やアイスノンなどで零度以下にならない物で冷やす事です)
腰を冷やしても良いのか?と、思われるでしょうが、
私は、この様な急性時には、痛みと共に熱として炎症も増しますので
冷やす事で炎症を抑えれて痛みが和らぐと思います。
しかし逆に痛みが、増す場合はすぐにアイシングを止めて下さい。

痛い・・・痛いが強いが,動く事は可能。
 

この様な時も三時間おきに患部を5分程度冷やす。
そして、同じ姿勢だとしんどいので、自分自身が思う楽な姿勢
上向きに寝たり下向きや横向きや立ったり・座ったりそして歩いたりなどして
姿勢を変えつつ、様子を診ながら冷やして下さい。
しかし逆に痛みが、増す場合はすぐにアイシングを止めて下さい。

ア、痛い・・・普通に動けるが、何かの姿勢で痛みを感じる。
 

この段階では、患部を触りながら熱を(自分の手より暖かく感じれば)同じようにアイシングをお勧めしますが 熱を感じなければ様子を診て受診される事をお勧めします。

☆痛みを感じる時は、特に次の様には、注意が必要です。
 

  • 中腰 や 前かがみ の様な姿勢の時から腰を伸ばす時
  • 直接床&椅子に座っている姿勢から立ち上がる時
  • くしゃみ・堰・トイレなどで力む時など患部に直接影響を与えて痛みが、増しますので
    何かを持って支える事で少し和らぎますのでお願いします。

ぎっくり腰の時の動き方のコツ

ベットから起き上がる場合
 

上向で寝て膝を曲げて横向きになってから、ベットに肘で踏ん張って起きて
膝を落として腕でふんばって起きましょう。

ベッド・椅子に座って立ち上がる場合

足が、地面に確実に付くまでお尻を端までもっていき骨盤を前傾or立てて
お腹を少し前に出して座っていても骨盤&背骨を立っている状態にして
股をコブシ一個か二個分開き太ももの上に手のひらを置いて、
腰を丸めずに真っ直ぐ上にスキージャンプの様な気持ちで
脚力だけを使って踏ん張って立つと、腰を曲げずに立てるので楽に立てます。

*骨盤・背骨を丸めて立ち上がると途中で腰を伸ばす
(立っている姿勢、骨盤を前傾にして背骨を生理的彎曲にする)ので
毎回痛みがまして大変なので、座っている時に出来るだけ立っている姿勢を作って
足だけで踏ん張って立ち上がると痛みが少なくなると思います。

対処療法

 

@上向きに寝て両膝を曲げて立ててお尻が、上げれるなら一瞬でも浮かせて骨盤をフラットに
A自分自身で、ゆっくり右側・左側に倒してみて、どちら側に倒すのがましなのか調べて
Bましな方に痛みの無い倒せる範囲まで、両膝に力を入れて倒して3秒間維持して力を抜いて5秒間休憩
CBを3回繰り返しして、もう一度お尻を上に上げて様子を診る。

このページのトップへ

寝違い

寝違いの応急処置

首が痛くて動かせられない時に患部を触って熱を感じれば、アイシングを!
アイスノンか袋に氷と水を入れて物で3時間おきに5分間痛いとこを冷やす
しかし逆に痛みが、増す場合はすぐにアイシングを止めて下さい。

対処療法

首が、左右どちらに曲げやすい自分でやって調べる。

例)左側が、右より少し痛みなく倒せる場合は、
左側に曲げる時は、左手で顔をおさえ1・2・3秒間力を入れて左に首を曲げてダランとして
5秒休憩首をまっすぐにも戻すこれを3セットすると右側に倒したら痛かったのが、
少し楽になると思います。

  しかし倒している最中に傷みを感じたらすぐに止めて下さい。

このページのトップへ