TEISCO WG-4L
これが恐怖の4ピックアップ。音色はやっぱり全部違います。上にある鍵盤状のがPUスイッチ。すべてoffにすると音は出ません。それとリズムとソロの切り替えスイッチがあります。演奏中に腕に当たるのが難ですが。 ブリッジカバーを外したところ。サビはまったく無く非常にキレイな状態なのが自慢。
変な形に一目惚れ、のWG-4L。ネックはかなり厚め。ハイフレットは辛いっす。

これはWGシリーズのうち後期型の最上級モデルです。PUの数の違いによりWG-2L、WG-3L、WG-4Lが生産されていました。ヘッド形状も前期は片側6連ですが後期では4対2のテスコオリジナルに変更されています。PUはKシリーズと同じ物が使用されています。製造はおそらく1965年と思われます。一番テスコが乗っていた時期ですかね。丸紅を通じてアメリカのWMI(ウェイス・ミュージカル・インスツルメンツ)社との提携で輸出にも力を入れていたぐらいです。ボディなんかの材質は実際はっきりしていないらしいですが、ラワン、カツラ、サクラがよく使われていたっちゅうことです。テスコの特徴と言えば、今では考えられないシマシマ模様のピックガードがありますが、これはアルミで出来ており当時の設計者によると「今で言うチタンのイメージ」だったらしいです(笑)。この所有しているWGはほんとに程度が良く、回路も完璧に生きており独特の音色が楽しめます。クリーンなシングルサウンドですが太く甘い音色で最高っすね。歪ませても結構イケます。アームは長く、常に持ってフィンガービブラート替わりに使えるようになってます。ただネックが結構厚みがあるんで、それだけがネック(ここで爆笑!)ですね。

発売当時の価格はWG-2Lが15.000円、WG-3Lが16.000円、WG-4Lが18.000円

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