2009年 一大イベント 〜全身麻酔で親知らず抜歯!!〜



親知らずが気になるようで大きな手を奥まで入れて「げ!!げ〜〜!!」とよくしている至孝…
歯科センターで簡易レントゲンを撮ってもらうと
下の親知らずは横を向いていて 上手に生えてくるとは思えない…とのこと
悪さをしない歯ならよいのですが あんまり 手で触ろうとするので 抜いてもらうことに…
全身麻酔をかけるなら いっそ全部抜いてください!とお願いしたのが10月5日
11月17日に麻酔科や術前の肺活量・胸部レントゲン・心電図・採血等々を受け
12月17日 いよいよ手術です!!!
一か月の間 一本抜いても顔が腫れてご飯が食べれなかったのに数本抜いても大丈夫か!?
すごく痛かったけど 痛いと言えない至孝はどんな風に表現してくるのか?
上手に言えずに 泣き続けたらどうしよう…いやいや 痛すぎて 自傷行為が続くかも???
おじいちゃんが全身麻酔した時は 2〜3日麻酔の浸襲で幻覚をみたり ぼ〜〜〜っとしていたのに
一日入院って帰る時はどんな状態なんだろう…等々
毎回全身麻酔するわけにもいかないからしかたないやんと思う反面
やっぱり2〜4本一度に抜くのは可哀そう…と 毎日モンモンしていました。

そんな中 とうとう迎えた12月17日!
昨夜から絶飲絶食で挑まないといけないので
9:00に病院に入ればよかったのですが
起きたら台所のテーブルで朝食を待つ至孝…
あんたはあかんよ!と母だけ食べるわけにもいかないので
7:00から 車でドライブ出発!!
加古川まで普段なら30分…2時間どうする???状態ですが(^^ゞ
運が良いのか悪いのか…事故渋滞と母の制限速度安全運転の末
8:30に病院到着!
「!帰りは車いすかもしれないから 乗り降りのしやすい 1Fで左ドアが開けやすいよう隅っこに停めよう!」
と駐車場所を厳選!幸い受付のあく前なので 希望どうりのところに駐車!
受付を済ませて
いざ病棟へ!
オリエンテーションを受ける合間に 身長・体重測定…な何と!!!180.4cm83.7kg!!!げ〜〜〜〜〜
食べれなくなるだろうから…と 大目に見ていたのですが…う〜〜〜ん酷い(>_<)
その上体温を測ったら37.2° シェ〜〜〜(>_<)
「興奮してるのかな?着せすぎてるかな?微熱だから大丈夫ですよね?元気ですもんね?」
と必要以上に興奮している母をしり目に
ニコニコしながら何もなかったのように次々準備を進める看護婦さん(^^ゞ
大丈夫なんだ…と安心したり しなかったり…
ま ここまできたら してもらってしまわないと またモンモンしないといけませんものね…

9:30 Ope出しということで術衣に着替えて待っていたのですが

(ゲームをしながら待っています)

点滴を手に持った看護婦さんが「そろそろ行きましょか!」と…
点滴をつけてストレッチャーで手術室に入っていく(TVでよく見るような…)と連想していたのですが
自分ですたすた歩いて 手術室へ…「いってらっしゃい!バイバイ!」と言うと
後ろ手に手を振って入って行きました。


母の思っていたのと違うシュチュエーションだったのですが…
ope室まえで待つこと1時間
「曽我さ〜〜ん」と先生の声!
「手術は無事終了!右下だけ真横向いていたので半分にカットしてとっています」と
歯の入った試験管を渡して下さいました(^−^


(4本とも肉片がちょっとついてリアルですが(^^ゞ…)

「リカバリー(麻酔が醒めるまでいる観察室)でもうちょっと様子見たら帰ります」と
先生!ありがとうございました。

病室までは 点滴と酸素で想像どうりの状態で帰ってきた至孝…
予想と違ったのは オシッコの管が入っていないこと…う〜〜〜〜ん漏らさないでね…と願う




(11:15病室へ 顔が大きいのか酸素マスクが小さいのか…
左の鼻にはまだチューブが入っていて酸素を取り込みやすくなっています)

このまま時々 「う〜〜ん」とか言いつつ 時折ぼや〜〜っと目を開けたりしながら寝続けました。

13:00 ちょっと目をあける時間が多くなったので看護婦さんが鼻のチューブを抜いてくれました。
10cm程の長さが ジュル〜〜〜っと鼻から抜けたので
さすがの至孝も覚醒!!!
寝ている間は とっともしやすかったのですが 目が醒めると
鼻も気になって指を入れないといけないし
傷口も当然気になるので触ってみないといけない至孝\(゜ロ\)(/ロ゜)/

母に背を向けて横になって 見えない状態を作ってみたり
布団にすっぽりくるまってみたり
もう とめるのに必死の母です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ちょっと熱も出てきたので
(術後いったん36.4°だったのですが)
痛そうな表情をしているので…と
解熱も兼ねて痛み止めを飲ませてもらいました。
抗生剤の点滴まで終わって15:55退院です(^◇^)
ありがとうございましたm(__)m
至孝!お疲れ様!!!!!


車まで歩いて
さてご帰還!

!!!ところが二見くらいまで戻ったところで至孝の顔色が青くなって脂汗・・・
まずい!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
路肩に止まって シートを倒して窓をあけ 空気の入れ替えをしつつ帰ってきました
家に着いた途端に
ゴボ!!!
飲み込んだ血液を出してちょっとスッキリしたようです(^◇^)

  

(舌で傷をさわっている様子…)

…でもさすがの至孝も食欲はない様子…
そのまま布団にもぐりこんでしまいました(>_<)

添い寝をしていたのですが
あんまり熟睡出来ていない様子…
21時に痛み止めをもう1錠のませ
ホッペのアイスノを夜中に何回か交換しつつ朝を迎えた曽我家です(^^ゞ

やっぱり 噛むのは痛いやろう…と
うどんを細かく切って刻み食を作っていたのですが
ず〜〜〜〜〜っと遠ざけて置いています
う〜〜〜んやっぱり食欲がわかないのかな…
イチゴを8切りにしていると それは上手に食べています
ホッペも腫れてはいますが 太っているのとあんまり変わらないくらいの腫れ具合…
口も結構あいています

  

元気は元気なので
おばあちゃんに至孝をまかせて
母は西脇までお葬式に出かけました。
「食欲ないみたいで食事は入らないけどお茶やジュースは飲んでるから!」

お茶・ジュース・ハイチューをおばあちゃんに渡して出発

12時に帰るコールを入れると
なんと!!!
「お昼も お粥したら嫌がったけど、私らと一緒にご飯食べたで!
リンゴも薄くスライスしたら ガバッと数枚持って食べてるわ」と\(゜ロ\)(/ロ゜)/
……お粥やおじやなんて食べてられるか!ということだったようですね…(>_<)
今夜は普通にご飯することにします


皆の心配をよそに 無事手術が終わったことを感謝しないといけないってことですね(^^ゞ
ご心配かけました(^^ゞ


    

(肉片を取り除き奇麗にした 至孝の歯(^^ゞ
お父さんに そんなん どうするん???といわれたのですが
一応記念品なので…ホルマリン漬けにでもしようかな(^^ゞ)

  アルバム