ＪＲＡ唯一、直線で行われる新潟競馬場の名物レース。４コーナー奥に引き込まれたポケット地点から、スタート直後に約１ｍの坂を上って下る。距離が短かく直線であるためいきなりのトップスピード競馬となるため、レコードタイムは５３秒７と他の競馬場でのタイムと比較するととてつもなく速い。 １着馬、２着馬に逃げ馬、先行馬の活躍が目立つという点から、スピードが無ければ勝てないコースで差し馬の率はかなり少ない。しかし、１０００ｍの短距離勝負といっても､全部はトップスピードでは走れないので､１着に限ると末脚を持つ馬の追い込みも決まっている。とくに前半からハイペースになったときに末脚一気というのがある。 枠順はあまり実績とは関係しない。但し、開催が進むと､内回りと外回りを共有する部分の芝に入った場合は､絶対に外の方が芝状態が良好となるため外枠が有利となる｡ 小回りが苦手なエンジンのかかりが遅いタイプの馬でも対応できる｡ ダートから転戦してきた逃げ､先行馬が穴をあけるのも特徴｡