芝１１００ｍ戦のコース設定はありますが現在レースは行われていません。
芝１２００ｍ戦は向正面やや２コーナー寄り地点からのスタート。向正面中央付近から３コーナー入り口までに 高低差３ｍ弱の急坂を約２００ｍで上りきると３コーナーの途中から一気に坂を下りきって３２８ｍの直線勝負となります。 コーナーまでの距離が短いため先行争いが激しく、後半は坂の下りと平坦な直線とあってスピードがないと勝負にならない。 当然、逃げ・先行タイプの馬が活躍する。時計も出やすく､予想の際には各馬の持ち時計に注意したい｡ 枠順はコース幅が広いためか必ずしも内枠有利というわけではない。

芝１４００ｍの内回りコースは２歳､３歳限定の新馬､未勝利､５００万クラスのレースのみで使用され上級クラスではアウトコースが使用される。 向正面の２コーナーを回ったところからのスタート。距離が２００ｍ延びることで、差し・追い込み馬にもチャンスが増えるが 、やはり短距離戦であることに変わりはなく先行タイプの馬の活躍が目立ち、馬場が渋るとその傾向はさらに強くなる。 レース経験の浅い馬同士のレースが多いため､展開は読みにくいが、前半が速くなり､後半の上がりがかかる競馬となることが多い｡ ここも馬券の狙い目は外枠中心から先行タイプを狙うと的中確率が上がる。（下図のレース傾向データは外回りコース成績を含む）

２コーナー奥の引き込みからのスタート。内回りコースでしかも２歳馬のレースが多く組まれていることからも脚質に関係なく力勝負で逃げ・先行馬が活躍しているが、 距離が伸びることもあってか２着には差しタイプの活躍が目立つ。 スタートから３コーナーまで距離も十分にあることからマイル戦にしては前半は落ち着きやすい｡ 特に新馬戦などでは控える競馬を覚えさせるため スローペースで上がり勝負になることも少なくない。スタートから直線が長いこともあって枠順の不利・有利はない。（下図のレース傾向データは外回りコース成績を含む）