正面スタンド４コーナー寄り地点からのスタート。１コーナーまでの距離は３２５ｍ｡スタート直後の２ハロンは主導権争いである程度流れるが､その後はガクンとペースが落ちる｡ コーナーを４回回るが、１〜２コーナーはスパイラルカーブでスムーズに回れるようになっている。 スタートして直線に設けられた高低差１．８ｍの急坂を駆け上ると、１〜３コーナーまではほぼ平坦なコース。残り８００ｍ地点からは緩やかな下りで あるが、直線距離３５６．５ｍのゴール前１９０ｍ地点から再び急坂を上る。 枠順は内が有利で､経済コースをピッタリ回ってこれる馬が好走しやすい｡積極的に引っ張る馬がいないと､､行った行ったの前残りも多発｡ただ平均ペース以上で流れれば逃げ馬は厳しく最後の急坂が響き､差し馬の台頭を許すことになる｡

４コーナーの引き込み地点からのスタート。スタートしてから１コーナーまでの距離は５００ｍ以上ある。 スタート直後に内回りコースとの合流地点で下り坂のめか前半のペースは速く、中団から後方待機の馬とは差がつき､馬群が縦長になりやすい｡１〜２コーナーでペースは落ち着くが向正面で再び速くなり、３コーナー過ぎから緩やかな直線的な下りとなっているためペースが更に上がる。 コース全体として速いペースになりやすいためどちらかというとマイラーの血統馬が活躍しているが、ゴール前の急坂もあるため当然スタミナも要求される。直線が短いせいもあって､仕掛けは早めで､力のない逃げ､先行馬は非常に厳しくなる｡ 春のグランプリである宝塚記念がこのコースで開催される。

向正面２コーナー寄り地点からのスタート。この距離ではコーナーを６回通過することになる。 スタートから３コーナーまでは平坦でそこから緩やかな下り。やはりこのコースもゴール前の急坂を２回上るためスタミナが要求される。