<チャイニーズフードがやっぱええ>
サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ニューヨーク、大都市のみならず、ホノルル、ボストン、ラスベガス、シカゴ、たいがいの町にはチャイナタウンがあり、なくっても中華料理屋というのは高級レストランからファストフードまで簡単に見つけることができます。食に関しては頑固なはずのイタリアでさえ、ローマやベニスでおいしい中華にありつけたほど。しかも、とってもおいしかったし。
でもイタリア中華の焼きそばの麺は、あれは絶対スパゲティーだったと思う。味はイマイチだったけどジャマイカでも中華料理のお世話になったし。 アメリカに関して言えばファストフードでも十分おいしいしフードコートのところで書いたように、チェーン店もたくさんあるし、そこそこの値段で、満腹感が味わえる。シカゴには、麺類のファストフードがあって、おいしかった。
小さい食堂は たいていは家族経営で、隅のテーブルで店の人が食事をしてたりする。たまに親戚だか何だか縁故者(?)が食事していて、おいしそうなものを食べているので、『あれとおんなじ物』と頼むと、『できません』なんてしゃあしゃあと言われたりするけれど。
今まで食べた中で一番おいしかったと覚えているのは、香港で食べた中華じゃなくて、なぜかグァム。
ガイドブックにも出てたように思うけど、テレビで写ってて、すごくおいしそうだったから捜し当てて行ったのですが、決して高級なレストランではなくて、時間も早く閉まるみたいな、家族経営のほのぼの食堂ってかんじでした。最初は細い階段を上がって行き、2階にあるのでちょっと入りにくかったりしたけれど、入ってみたらば すごくフレンドリーで何といってもうまくて安い。食べ終わるころおばちゃんがおいしかったか、と、聞きに来てすごくおいしかったと答えるとすごくうれしそうに、満足げにそうか、そうか、とにこにこ顔でした。この野菜は何かときくわたしにもていねいに答えてくれました。
それからハワイのチャイナタウンのラーメン屋も めっちゃうまい。市場の中のフードコート(?)に在る小さな店だけど、また似たような店が並んでいるんだけど、このおばちゃんの店がうまい。愛想はないし何回行っても顔も覚えてくれないけれど、これまた安くてうまい。ハワイに行く友達にお勧めしたらちゃんと捜し当てて行って来てくれて、おいしかったと感謝されました。ともかく時差ボケや、疲労で胃が疲れきって何も受け付けなくなっちゃっても、中華だったら大丈夫。
バイタリティーに溢れるチャイニーズの皆様方が全世界制覇を目指すがごとく、どこででもおいしい中華を食べさせて下さるおかげで、旅の楽しみは増え、資金は節約できるってものです。
ばか高いジャパニーズレストランで、すしなんかつまんでる場合では在りませんぞ、皆様。