8月10日(土) 天気:晴れ朝晩時々曇り 最高気温:35度
午前7時30分頃起床。2人とも寝不足の朝を迎えた。今日も暑そうな空模様。午前8時過ぎに材料買出しに徒歩1分のコンビニへ。
セブンイレブンで朝食の飲み物、クーラーボックスに入れるロックアイスを買い一旦家に戻った。この日は駐車場を手に入れられなかっ
たので、むそーの父親さんに会場まで送ってもらった。
会場には午前9時頃に到着。この時間でも大勢の人が入場門集まっていた。しばらくして制限されながらも入場が開始された。15分
程で入場門を抜け、GLASSステージへ向かう。GLASSステージに着くとステージを望める木のあるそばにシートを広げた。この時間
帯は直射日光が差し込むが、午後には木陰になるのを見込んで選んだ位置である。
1.KICK THE CAN CREW 11時〜 GLASSステージ
今日は渋谷陽一の挨拶で開始。今回はこの2日目と3日目の前売りを野外ライブとしては初めて完売を記録。3年目にして達した快
挙である。さらに当日券も発売され、多くの人が訪れていた。
彼らはRIJ2002は2回目の登場。前回は2000年にDJブースに登場し音の大きさを小さくするよう注意を受けたらしい。去年の夏に
「イツナロウバ」をチャート上位にランクインさせ、山下達郎の名曲をカバーした「クリスマス・イブrap」や、映画主題歌となった「マルシェ」
などこの1年で大きく成長した。そんな彼らを観ようと昨日のRIP SLYMEの余韻も冷めぬGLASSステージには多くの人が集まった。
ヒット曲からアルバムまで3MC+1DJのコンビネーションが冴える。観客の身体もそのリズムに合わせて自然と動きいてくる。さらに新
曲「アンバランス」を披露。ミディアムテンポながら微妙なリズムが良い曲となっている。最後に「Sayonara Sayonara」、「マルシェ」で
ライブ終了。期待通りのライブであった。
2.GOING UNDER GROND 12時05分〜 LAKEステージ
KICK THE CAN CREW終了が11時45分頃、暑さが増すお昼前、レジャーシートにクーラー・ボックスの乗せたまま、GLASS
ステージを出てLAKEステージへ移動。一旦入場門まで戻り、昨日破損した3日間のチケットの有効を証明するリストバンドを交換した
あと、LAKEステージに着いたのはお昼過ぎ。RIJに参加して初のLAKEステージに入った。その名の通り、人口湖の後に半円すり鉢
状になった階段のようになった芝生が広がるステージが広がる。野音よりは広いステージある。
ステージ後方の芝生に座ると、まもなくGOING UNDER GROUNDのライブが始まった。あまり詳細は知らないのだが、最近発売
した「ミラージュ」や「ランブル」がヒットしお気に入りであったので、ライブを観てみたかった。その前から彼らの存在は知っていたので、
その他にも知っている曲がいくつかあった。夏の暑さを爽快にさせるような約30分ステージであった。
3.THE BOOM 13時40分 GLASSステージ
12時40分頃に会場を出て再びGLASSステージへ戻る。13時過ぎにGLASSステージに戻ると2人でかき氷を買うことにした。ステ
ージ最後方に軒を連ねた店の半数以上でで取扱われている商品であるが、なかでも「ジャンボかき氷」と称した大繁盛の店に行列が出
来ていた。30人ほど並んでいる最後方で待つ。DJブースが近いため音が自然に漏れてくる。DJブースは連日大盛り上がりとなってい
る。30分ほど経ってもあと10人という場所までしか進まず、THE BOOMのライブが始まってしまった。ステージから「星のラブレター」
が聴こえてきた。しばらくしてむそーさんの気分が悪くなり、暑さでダウン。一人で並びかき氷を買った。シロップはコーラー&メロンにし
た。それをシートで場所をとりしていた所まで持ち帰り、かき氷を食べつつライブを観ていた。しばらくしてむそーさんが戻ってきたが、ま
だ完全に回復した様子ではなかった。再び木陰に休憩しに行った。その頃ライブでは「いいあんべぇ」を披露。女性のお囃子に宮本の独
特ある深い歌声、さらにラップ部分にKICK THE CAN CREWが登場と多彩なライブ。KICK THE CAN CREWは民謡にMCを
載せてもいい味を出してくる。さらに名曲「島唄」を宮本が熱唱し会場に感動の渦をもたらした。今回が初参加とは思えない力強く、柔ら
かいステージに、約45分は短く感じ終了後もその余韻は残っていた。
4.UA 15時〜 GLASSステージ
この日も午後には快晴、さらにこの時間になると無風となり暑さが身に染みる午後3時頃。THE BOOMの余韻が残るステージにUA
が登場した。今年、3年ぶりに活動を再開、この3年間に出産や様々な分野での活躍していた彼女であったが、新曲「閃光」は3年前と
変わらない、さらに深まった作品となった。ある意味その変わらない部分に安心させられた部分があった。
久々のUAの唄声を聴いていると、あまりにもの心地よさに眠くなってきて、仰向けになり、帽子を顔に乗せた。ほんの10分ほど眠っ
た頃に目が覚めUAの曲が終わったところで仰向けになったままの状態で拍手すると、近くから「起きてるんだぁ…」と言う声が聴こえた
むそーさんが帰ってきたらしい。UAのライブは心地よく過い時の流れを感じさせた。
15時30分頃 GLASSステージの木陰に隠れた太陽
5.BUMP OF CHIKEN 16時20分〜 GLASSステージ
ようやく西日となって、太陽が木の陰になり始めたこの時間であっても暑さはまだまだ衰える気配さえ感じられない。引き続きGLASS
ステージにてライブを観ていた。このあとYUKI、桑田圭祐と続くこともあり人が増え始めていた。桑田圭祐出演の影響か年齢の客層も幅広く50代らしき2〜3人のグループでの参加者も見られた。それだけ幅広い多くの人々に愛されるようなロック・フェスに成長した証しであろうか?
昨年リリースした「天体観測」が大ヒット&ロングヒットした彼らが登場。昨年のRIJにも初日のトップで登場していることもあり、多くの
人が集まった。2・3曲であろうか、「ハルジオン」の演奏中、サビでむそーさんが「天体観測ちがうんだ…」と言った。そう、「天体観測」、
「ハルジオン」、「メロディーフラッグ」ともに同じ路線なためか違いの判断が難しい。16時40分になりライブ途中であったが、LAKEステ
ージへ移動のため、シートを撤去しGLASSステージを後にした。
6.BOOM BOOM SATELLITES 17時30分〜 LAKEステージ
17時過ぎにLAKEステージに到着。ちょうど前のThe ピーズのライブが終了した所でどっと人が出てきていた。LAKEステージに入
り、日よけテントのすぐ前、ステージ内後方にシートを広げた。この時間になると西日が差し込んむが、眩しくは感じない。暑さも多少和
らいできた。
17時30分にほぼ定刻にライブ開始。むそーさんお薦めのBOOM BOOM SATELLITESということで、どんなライブか楽しみにして
いた。音楽は宇宙系、POLYSICSのようなデジタル系ではないのが特徴に感じられた。宇宙系ながらもしっかりとしたまとまりあるギタ
ーにこういうのもいいな...と感じさせられた。
17時45分頃 LAKEステージにて
7.NUMBER GIRL 18時45分〜 LAKEステージ
西日もステージ後方に隠れて、空が青澄んできた18時30分過ぎ。こちらもむそーお薦めのNUMBER GIRL。むそーさんはステー
ジ間近に観に行き、やっちぉはシートに座って観ていた。こちらは以前から存在を知っていたので、何曲か知っているものもあった。暮れ
ゆくステージを観ながらまったりとした時間を過ごした。
暮れゆくLAKEステージ
ライトアップされたLAKEステージ
19時45分頃にライブ終了。むそーさんが戻ってきてステージから出た。むそーさんはスタンディング・ゾーンの人口密度とハイテンショ
ンなライブの乗りに全身完全燃焼したらしい。おまけにサンダルで靴ズレ…お疲れさま。会場を出て少し離れた所まで迎えに来ていた
だきむそーさん宅へ戻る。少し時間をおき2人で近所のカラオケ店へ。この日は水戸市内で花火大会が催されたらしく、カラオケ店内に
は浴衣姿の女性も多く見られた。辛うじて空き部屋はあったものの子供用の遊具と大きな犬のぬいぐるみのある部屋に2人はびっくり
した、が、入ると気にせずカラオケを始めた。むそーさんはチューハイを続けて3杯ほど飲みながら注文した食べ物を食べていた。むそー
さんは奥田民生「花になる」やRIP SLYME「Funkastic」など、やっちぉはケツメイシ「トモダチ」、ウルフルズ「さんさんさん’95」、「ツ
ギハギヴキウギ」などRIJ出演アーティストからマイナーな名曲までを3時間にわたって熱唱した。
カラオケ店を出たのはもう夜半過ぎ、むそーさんがりんに電話をかけていた。りんはこの日まで東京方面に遊びに行っていて帰宅した
夜、かなりお疲れのようで電話の声も重い。むそーさんの運転で自衛隊の所有地内道路(舗装されていない)を抜けて帰宅した。