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1章.5節.Windowsとソフトウェアの関係を知る(その2)

  イベントが発生すると,Windowsからソフトウェアにメッセージが送られることを学びました.

  次はもう少し詳しく見ていきたいと思います.

 

  先ほどのソフトウェアにメッセージが送られるまでの図の一部が下図です.

 

       

  

  前節の図では,アプリケーションのところがメモ帳と書いてありました.
  メモ帳もアプリケーションの一種で,アプリケーションはソフトウェアと同義語として使われます.
  今までソフトウェアと呼んできて,これからもそう呼んでいいのですが,ここからはアプリケーションと呼ばせてもらいます.

  

  ここで,もう少し細部を見ていきたいと思います.

 

       

 

  上の図は,アプリケーションをすこし詳細に書いた図です.

  中身を見ると,メッセージループプロシージャーというものが入っていることがわかります.

 

  これら二つを簡単に説明すると,  

  メッセージループは,Windowsからのメッセージをまだかまだかと待っているところで,メッセージを受け取るとプロシージャーに渡します.

  プロシージャ−は,受け取ったメッセージに対応する処理を行うところです.
  つまり,あるメッセージが飛んでくると
そのメッセージに対応したプロシージャ−内のプログラムが動作します

 

  結論をいうと,アプリケーション作りというのは,飛んでくるメッセージに対応したプロシージャーをプログラムすることがほとんどなのです.

 

  なんか太字ばっかですみません.こことっても重要なんです.

  文ばっかで意味がわからなくても,これから具体的にやっていくうちにわかってくると思います.

 

  次に,2〜3節で勝手に作ってくれたアプリケーションを思いだしてください.5つほど関数がありましたよね?

  あの中の関数のうち,どれかがメッセージループとプロシージャ−の役目をしているのです.

  次節ではその話をしていきます.

  

   

            

 

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Update 04/01/27 By 松本義弘

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