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DSCF0024.JPG 保育士時代、「語り」というものに初めて出会いました。長野県で語りをされている、瓜生 喬(うりゅう たかし)先生との出会いが最初です。私自身、母にミュージカルや劇など、よく連れられて行った影響もあってか、お話や劇、ミュージカルが大好きで将来は声優さんになりたいと夢みた時もありました。残念ながら親の猛反対があったのは言うまでもありません。(笑)
 初めて瓜生先生の語り「セロひきのゴーシュ」をお聞きしたとき、そこにはゴーシュの家が、屋根裏の猫が見えて「どき!」っとしたのを覚えています。先生が話せばそこには一面の花が一瞬で咲くのです。たった一人でも、お話を語るだけでここまで世界が広がり、作り伝えることが出来るのか・・と語りの魅力に一瞬で引き込まれました。そして、幼い頃夢見た「声で伝える」お仕事。それを現実に近づける一歩となったのです。
 イラストレーターになると言って保育園を飛び出しフリーランスとして活動して行く中、「電脳語りライブよろずや」のメンバーとして活動していた事が基盤となり、その後イラストの仕事と共に「イラスト語りライブ」を保育所やライブ会場、イベントなどで展開してきました。
 出版業界が不況だと言われ、活字離れが進んで行く中、言葉の大切さやお話の楽しさを今後も伝えていけたらと思っています。