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昭和49年11月15日発行 市政だより あかし 217

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総合選抜制の実施について(最終回) 地元の高校を暖く育てよう
昭和49年11月15日発行 市政だより あかし 217

(問) 総合選抜制を実施すると、各高校の伝統、校風がなくなりませんか。
(答) 学校間の格差をなくしてゆく総合選抜と校風づくりとは異質のものです。古くてきびしいものや新しくていきいきとした自由な校風は、入学した生徒が基礎になって、つくっていくものです。
(問) 総合選抜制を実施すると私立高校や単独制学区へたくさんの生徒が流れていくのではないでしょうか。
(答) 志望の自由からいえばどこを受けてもよいわけですが、五十一年度の西部高校新設もひかえ、地元の高校は地元の手で育てていくというのはあたりまえのことではないでしょうか。それがひいては総合選抜制を成功させる一つのキイ・ポイントになると思います。

 五十一年度から県立3高校の総合選抜制による入試を実施するにあたり、今年一月から十回「総合選抜制の実施について」をシリーズで掲載してまいりましたが、今回で最終を迎えることになりました。
長い間、ご愛読ありがとうございます。
※文中、総合選抜実施は五十一年度からとありますが、五十年度の誤りです。原文のまま掲載しました。


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