宮家（四親王家）

○伏見宮　　　　　　　　　　○桂宮　　　　　　　　　　　　○有栖川宮　　　　　　　　　○閑院宮　　　　　　　　　　　▼
　　榮仁親王　　　　　　　　　　智仁親王　　　　　　　　　　　好仁親王　　　　　　　　　　直仁親王
　　治仁王　　　　　　　　　　　智忠親王　　　　　　　　　　　良仁親王　　　　　　　　　　典仁親王
　　貞成親王　　　　　　　　　　穩仁親王　　　　　　　　　　　幸仁親王　　　　　　　　　　美仁親王
　　貞常親王　　　　　　　　　　長仁親王　　　　　　　　　　　正仁親王　　　　　　　　　　孝仁親王
　　邦高親王　　　　　　　　　　尚仁親王　　　　　　　　　　　職仁親王　　　　　　　　　　愛仁親王
　　貞敦親王　　　　　　　　　　文仁親王　　　　　　　　　　　織仁親王　　　　　　　　　　載仁親王
　　邦輔親王　　　　　　　　　　家仁親王　　　　　　　　　　　韶仁親王　　　　　　　　　　春仁王
　　貞康親王　　　　　　　　　　公仁親王　　　　　　　　　　　幟仁親王
　　邦房親王　　　　　　　　　　盛仁親王　　　　　　　　　　　熾仁親王
　　貞�C親王　　　　　　　　　　節仁親王　　　　　　　　　　　威仁親王
　　邦尚親王　　　　　　　　　　淑子内親王
　　邦道親王
　　貞致親王
　　邦永親王
　　貞建親王
　　邦忠親王
　　貞行親王
　　邦�ｮ親王
　　貞敬親王
　　邦家親王
　　貞�ﾍ親王
　　敦宮
　　邦家親王（再承）
　　貞愛親王
　　博恭王
　　博明王


（※）實子（実子　じっし）　　養子の一形態。本来なら、養子に出されても生家の系譜にも名前が殘されたままとなるが、
　　　　　　　　　　　　　　　實子の場合、生家の系譜から完全に抹消され、文字どうり養家先の實の子として扱われる。
（※）御息所（みやすどころ・みやすんどころ）
　　　　　　　　　　　　　　　元々は、天皇の寵愛を受けた女御・更衣ら、女官を除く後宮に奉仕する女性のことをいったが、
　　　　　　　　　　　　　　　後には皇太子妃・親王妃を意味するようになった。
（※）移徒（いし）　　　　　　貴族社会において引越しの意味。

○伏見宮（ふしみのみや）　　　▲ページ最上部へ

　一代
　榮仁（よしひと・なかひと）親王
　　北朝第三代崇光天皇第一皇子（母　大納言局從三位源資子（すけこ　權大納言庭田重資女）　號杉殿）
　　號有栖川、後號伏見
　　觀應二・正平六年（一三五一）　　　　　　　　　　誕生
　　應安元・正平廿三年（一三六八）正月廿一日　　　　親王宣下
　　永和元・天授元年（一三七五）十一月十三日　　　　元服　加冠右大臣藤原忠基
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　二品
　　應永五年（一三九八）　　五月廿六日　　　　　　　落飾、於伏見指月庵　法名通智
　　　　同　　　年　　　　　八月十三日　　　　　　　遷居萩原殿
　　應永六年（一三九九）　　十二月　　　　　　　　　遷居伏見殿
　　應永八年（一四○一）　　七月四日　　　　　　　　伏見殿炎上　舊居爲修復暫移徒嵯峨洪恩院（小川禪尼山莊）
　　應永十年（一四○三）頃　　　　　　　　　　　　　移徒有栖川殿（斯波武衞義重山莊）　號有栖川殿
　　應永十六年（一四○九）　六月　　　　　　　　　　還居伏見殿故復舊　世號伏見殿
　　應永廿三年（一四一六）　十一月廿日　　　　　　　薨去　號大通院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬大光明寺

　御息所
　西御方（にしのおんかた）
　　權中納言三條實治女（母　）
　　應永五年（一三九八）　　十二月十日　　　　　　　逝去　號陽照院

　王子女
　治仁王（母　西御方）
　　伏見宮繼承
　貞成親王（母　同治仁）
　　治仁王跡伏見宮繼承
　周乾（しゅうけん）（母　權大納言三條實音女）
　　用建　乾藏主　乾首座　大通院開基
　　永享三年（一四三二）　　三月一日　　　　　　　　入寂
　惠舜（えしゅん）（母　内大臣三條實繼女）
　　大通院
　　應永廿四年（一四一七）　六月廿日　　　　　　　　入寂
　洪蔭（こういん）（母　）
　　松崖　蔭藏主　大通院　椎野寺主　相國寺施食維那
　椎野寺主（母　廊御方（權大納言日野西資國女））
　　幸壽丸　嵯峨椎野寺（淨金剛院）住持職
　　應永卅年（一四二三）　　九月十三日　　　　　　　入寂

　二代
　治仁（はるひと）王
　　榮仁親王王子（母　西御方）
　　無品　法名景衍
　　應永十五年（一四○八）　十二月廿日　　　　　　　元服
　　應永廿四年（一四一七）　二月三日　　　　　　　　後小松上皇伏見宮繼承を勅許
　　　　　　　　　　　　　　　　十二日　　　　　　　薨去　號葆光院大範衍公

　王子女
　智觀（母　今上臈（上臈局））
　　應永十九年（一四一二）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　應永廿五年（一四一八）　十二月廿六日　　　　　　鳴滝十地院入室爲喝食
　　應永廿九年（一四二二）　六月十七日　　　　　　　得度
　　應永卅一年（一四二四）　五月廿八日　　　　　　　入寂　號十地院、又萩原殿
　眞榮（母　同上）
　　應永廿一年（一四一四）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　應永卅一年（一四二四）　八月卅日　　　　　　　　岡殿入室爲喝食
　　　　　　　　　　　　　　十一月十九日　　　　　　得度
　女子（母　同上）
　　幼名はい
　　應永廿四年（一四一七）　二月十七日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　喝食
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　智恩寺入室
　　永享五年（一四三三）　　二月廿五日　　　　　　　得度

　三代
　貞成（さだふさ）親王
　　榮仁親王王子（母　西御方）
　　應安五・文中元年（一三七二）三月廿五日　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左大臣今出川公直邸にて養育される
　　應永三年（一三九七）　　五月十七日　　　　　　　今出川公直薨去
　　應永十八年（一四一一）　四月四日　　　　　　　　元服　加冠治仁王
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　治仁王猶子
　　應永廿三年（一四一六）　正月一日　　　　　　　　『看聞御記』始まる
　　應永廿四年（一四一七）　三月廿一日　　　　　　　後小松上皇伏見宮繼承を内諾
　　應永卅二年（一四二五）　四月十六日　　　　　　　親王宣下　勅別當權中納言三條公保
　　　　　　　　　　　　　　六月廿八日　　　　　　　後小松上皇猶子　號伏見宮
　　　　　　　　　　　　　　七月五日　　　　　　　　落飾、於伏見指月庵　法名道欽
　　永享七年（一四三五）　　十二月十九日　　　　　　移徒京都東洞院新邸
　　文安四年（一四四七）　　十一月廿七日　　　　　　尊稱太上天皇
　　文安五年（一四四八）　　二月廿二日　　　　　　　尊號辭退
　　　　　　　　　　　　　　四月七日　　　　　　　　『看聞御記』終わる
　　康正二年（一四五六）　　八月廿九日　　　　　　　崩御　諡號後崇光院　贈二品

　御息所
　源幸子（ゆきこ）
　　贈左大臣庭田經有女（母　左中將飛鳥井雅冬女）
　　康應二年（一三八○）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稱今参局（いままいりのつぼね）
　　應永廿五年（一四一八）　一月十日　　　　　　　　改稱二條局
　　永享元年（一四二九）　　　　　　　　　　　　　　改稱南御方（みなみのおんかた）
　　文安元年（一四四四）　　四月廿六日　　　　　　　准三宮
　　文安五年（一四四八）　　三月四日　　　　　　　　院號宣下　號敷政門院
　　　　　　　　　　　　　　四月十三日　　　　　　　薨去

　王子女
　性惠（母　敷政門院源幸子）
　　幼名あごご
　　應永廿三年（一四一六）　十一月十九日　　　　　　誕生
　　應永卅年（一四二三）　　八月廿九日　　　　　　　入江殿附弟
　　應永卅一年（一四二四）　四月十九日　　　　　　　入江殿（三時知恩寺）入室
　　嘉吉元年（一四四一）　　五月廿八日　　　　　　　入寂
　後花園天皇（母　同上）
　　御名彦仁（ひこひと）　後小松天皇猶子　准三后藤原信子（藤原孝長女）
　　後小松上皇猶子
　　應永廿六年（一四一九）　六月十八　　　　　　　　誕生
　　正長元年（一四二八）　　七月廿七日　　　　　　　踐祚
　　　　　　　　　　　　　　八月廿九日　　　　　　　遷幸内裏
　　永享元年（一四二九）　　十二月廿七日　　　　　　即位禮
　　永享五年（一四三三）　　正月三日　　　　　　　　元服
　　康正二年（一四五六）　　十月（虫損）日　　　　　皇弟貞常親王に對し永世伏見殿御所と稱すべしとの叡慮
　　�ｪ正五年（一四六四）　　七月十九日　　　　　　　讓位
　　應仁九年（一四六八）　　九月廿日　　　　　　　　落飾　法名圓滿智
　　文明二年（一四七○）　　十二月廿七日　　　　　　崩御、於室町第泉殿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　始號後文�ｺ、後改後花園
　女子（母　同上）
　　幼名めここ
　　應永廿八年（一四二一）　九月五日　　　　　　　　誕生
　　應永卅年（一四二三）　　九月十七日　　　　　　　天王寺妙嚴院入室内約
　　應永卅二年（一四二五）　二月　　　　　　　　　　入室
　理延（母　同上）
　　幼名かかこ
　　應永卅年（一四二三）　　十二月十四日　　　　　　誕生
　　永享六年（一四三四）　　四月廿日　　　　　　　　喝食
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　眞乘寺入室
　　永享七年（一四三五）　　八月廿七日　　　　　　　得度
　　嘉吉三年（一四四三）　　三月廿六日　　　　　　　眞乘寺住持
　貞常親王（母　同上）
　　伏見宮繼承
　女子（母　未詳）
　　權中納言田向長資養女
　　應永卅五年（一四二八）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　永享二年（一四三○）　　八月十日　　　　　　　　逝去
　女子（母　同性惠）
　　幼名ちよちよ
　　永享二年（一四三○）　　十一月十五日　　　　　　誕生
　　永享六年（一四三四）　　十一月廿七日　　　　　　岡殿入室
　雲岳聖朝（母　同上）
　　永享六年（一四三四）　　十月四日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曇華院入室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通玄寺入室
　　文明十四年（一四八二）　六月九日　　　　　　　　入寂

　四代
　貞常（さだつね）親王
　　貞成親王（後崇光院）第二王子（母　敷政門院源幸子）
　　後花園天皇猶子
　　應永卅二年（一四二五）　十二月十九日　　　　　　誕生
　　文安元年（一四四四）　　二月廿日　　　　　　　　親王宣下
　　文安二年（一四四五）　　三月十六日　　　　　　　元服　加冠關白二條持基
　　文安四年（一四四七）　　三月十四日　　　　　　　兵部卿、又中務卿、又式部卿
　　康正二年（一四五六）　　十月（虫損）日　　　　　後花園天皇より永世伏見殿御所と稱すべしとの叡慮
　　�ｪ正五年（一四六四）　　五月十六日　　　　　　　二品
　　文明六年（一四七四）　　七月三日　　　　　　　　薨去　號後大通院
　　　　　　　　　　　　　　　　六日　　　　　　　　贈一品（一説に永正四年（一五○七）二月二日）

　御息所
　源盈子（みつこ）
　　權大納言庭田重有女（母　）

　王子女
　邦高親王（母　從二位源盈子）
　　伏見宮繼承
　堯胤法親王（母　同上）
　　後花園天皇猶子　梶井門跡
　　康正三年（一四五七）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　文明三年（一四七一）　　閏六月十日　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　義承准后資
　　文明十三年（一四八一）　九月十五日　　　　　　　二品
　　明應二年（一四九三）　　四月卅日　　　　　　　　天臺座主
　　享祿三年（一五三○）　　三月廿六日　　　　　　　入寂　號後壽量院
　道永入道親王（母　同上）
　　後土御門天皇猶子　仁和寺門跡、後上乘院門室
　　文明四年（一四七二）　　八月十六日　　　　　　　親王宣下　名高平
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薙髪法名道汁、後改今名
　　天文四年（一五三五）　　正月　　　　　　　　　　入寂　號蓮華院
　覺圓法親王（母　同上）
　　後土御門天皇猶子　勸修寺門跡
　　�ｪ正二年（一四六一）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　文明十五年（一四八三）　二月廿五日　　　　　　　親王宣下　名常信、又常弘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安禪寺寺務
　　永正十年（一五一三）　　八月廿八日　　　　　　　入寂　號染王院
　弘助法親王（母　三條局眞修院）
　　仁和寺門跡　相應院　永助親王資
　男子（母　未詳）
　　周防國法泉寺方丈
　女子（母　同弘助）
　　入江殿　長照院
　興信法親王（母　未詳）
　　安��寺寺務　勸修寺門跡　尊信親王資
　女子（母　同弘助）
　　眞乘寺
　榮藏主（母　同上）
　　南禪寺
　叡藏主（母　同上）
　　南禪寺
　女子（母　治部卿局）
　　坂本知恩寺
　僧等貴（母　未詳）
　　相國寺　萬松院　號宗仙
　　�ｪ正五年（一四六四）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　大永六年（一五二六）　　二月十五日　　　　　　　入寂　號佛眼天祐禪師
　覺胤法親王（母　同邦高）
　　後柏原天皇猶子　二品　妙法院門跡　
　　長享二年（一四八八）　　八月廿八日　　　　　　　親王宣下
　　永正十五年（一五一八）　四月十三日　　　　　　　天臺座主
　　天文十年（一五四一）　　正月廿四日　　　　　　　入寂
　僧慈運（母　同上）
　　後土御門天皇猶子　本名良嚴　良鎭權僧正資　曼殊院門跡　天臺座主
　　享祿三年（一五三○）　　十二月廿九日　　　　　　二品
　　天文二年（一五三三）　　七月一日　　　　　　　　法性寺座主
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大僧正
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　號二品僧正、又松牧子
　　天文六年（一五三七）　　六月廿九日　　　　　　　入寂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　贈一品
　道應法親王（母　同邦輔）
　　後土御門天皇猶子　本名興譽ィ興峯　道興准后資　熊野三山檢校　三井寺長史　聖護院門跡
　　文正二年（一四六七）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　文龜四年（一五○四）　　二月廿日　　　　　　　　親王宣下
　　永正六年（一五○九）　　　　　　　　　　　　　　入寂　號大吉��院

　五代
　邦高（くにたか）親王
　　貞常親王第一王子（母　御息所源盈子）
　　康正二年（一四五六）　　二月二日　　　　　　　　誕生
　　文明六年（一四七四）　　四月廿六日　　　　　　　元服　加冠征夷大將軍足利義政
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後土御門天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　六月十九日　　　　　　　親王宣下　名邦康
　　文明七年（一四七五）　　九月十七日　　　　　　　式部卿
　　文明八年（一四七六）　　正月六日　　　　　　　　二品
　　永正十三年（一五一六）　六月卅日　　　　　　　　落飾　法名惠空
　　享祿五年（一五三二）　　三月八日　　　　　　　　發病（風氣）
　　　　　　　　　　　　　　　　十九日　　　　　　　薨去　號安養院　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　贈一品

　御息所
　　左大臣今出川�ﾍ李女（母　）

　王子女
　貞敦親王（母　從三位左大臣今出川�ﾍ李女）
　　伏見宮繼承
　海覺法親王（母　從三位藤原興子（左大臣今出川公興女））
　　後柏原天皇猶子　無品　安��寺寺務　勸修寺門跡　號勸長院
　　明應八年（一四九九）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　永正十四年（一五一七）　四月卅日　　　　　　　　親王宣下
　女子（母　未詳）
　　左大將土佐一條房冬室　右中將房基母
　僧等勝（母　未詳）
　　相國寺萬松軒　號文山
　僧惟翁（母　未詳）
　　號長松軒

　六代
　貞敦（さだあつ）親王
　　邦高親王第一王子（母　從三位左大臣今出川�ﾍ李女）
　　長享二年（一四八八）　　三月　　　　　　　　　　誕生
　　文龜二年（一五○二）　　十二月廿五日　　　　　　元服　名員�ﾍ
　　永正元年（一五○四）　　二月廿五日　　　　　　　後柏原天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣正親町三條實望
　　　　　　　　　　　　　　　　卅日　　　　　　　　三品
　　永正四年（一五○七）　　二月四日　　　　　　　　中務卿
　　永正十三年（一五一六）　八月　　　　　　　　　　式部卿
　　永正十八年（一五二一）　四月廿七日　　　　　　　二品
　　天文十四年（一五四五）　四月廿七日　　　　　　　落飾　法名澄空
　　元龜三年（一五七二）　　七月廿五日　　　　　　　薨去　號妙莊嚴院

　御息所
　藤原香子
　　太政大臣三條實香女（母　）

　王子女
　邦輔親王（母　從三位藤原香子）
　　伏見宮繼承
　覺欽法親王（母　同上）
　　後奈良天皇猶子　無品
　　永正十一年（一五一四）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　大永六年（一五二六）　　二月十三日　　　　　　　勸修寺入室
　　享祿三年（一五三○）　　四月四日　　　　　　　　得度
　　天文元年（一五三二）　　七月廿九日　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安��寺寺務
　　永祿六年（一五六三）　　十一月十日　　　　　　　入寂　號後染王院
　堯尊法親王（母　同上）
　　後奈良天皇猶子　妙法院門跡　一身阿闍梨
　　天文十九年（一五五○）　十月十九日　　　　　　　天臺座主
　　天文廿二年（一五五三）　七月廿五日　　　　　　　辭座主
　　永祿二年（一五五九）　　九月二日　　　　　　　　入寂
　位子女王（母　同上）
　　關白二條睛良室　關白九條兼孝・關白二條昭實・關白鷹司信房母
　任助入道親王（母　同上）
　　後奈良天皇猶子
　　大永五年（一五二五）　　七月廿二日　　　　　　　誕生
　　天文八年（一五三九）　　十一月一日　　　　　　　親王宣下　名煕明
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿五日　　　　　　仁和寺入寺得度　本名覺法
　　天文十一年（一五四二）　四月十二日　　　　　　　灌頂
　　元龜元年（一五七○）　　正月　　　　　　　　　　一品
　　天正十二年（一五八四）　十一月廿九日　　　　　　入寂、於安藝嚴嶋　號嚴嶋御室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬安藝廿日市極樂寺
　惠彭尼王（母　未詳）
　　永祿六年（一五六三）　　六月廿八日　　　　　　　安禪寺入室
　高祐尊智（母　未詳）
　　天文年間（一五三二〜一五五五）　　　　　　　　　中宮寺入室
　　慶長七年（一六○二）　　三月十八日　　　　　　　入寂　號慈覺院
　應胤入道親王（母　同邦輔）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　後奈良天皇猶子　一品　梶井門跡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　永正十八年（一五二一）　九月廿六日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　天文七年（一五三八）　　正月七日　　　　　　　　親王宣下　名貞齊、後改名尊悟　　　　　　　　┃
　　天文廿二年（一五五三）　七月卅日　　　　　　　　天臺座主　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　元龜元年（一五七○）　　四月廿三日　　　　　　　辭座主　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　還俗改名蜻奄菴　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　慶長三年（一五九八）　　五月十七日　　　　　　　薨去　號後龍禪院　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┗尊純法親王（母　�ｐｳ院）
　　　後陽成天皇猶子　邦輔親王養子
　　　天正十九年（一五九一）　十一月廿六日　　　　　　誕生
　　　慶長三年（一五九八）　　十一月　　　　　　　　　��蓮院入室
　　　慶長八年（一六○三）　　十二月三日　　　　　　　得度
　　　慶長十二年（一六○七）　閏四月十六日　　　　　　灌頂
　　　慶長十四年（一六○九）　十二月卅日　　　　　　　法印
　　　元和元年（一六一五）　　八月廿八日　　　　　　　大僧正
　　　�ｪ永十七年（一六四○）　三月十七日　　　　　　　親王宣下
　　　正保元年（一六四四）　　十一月五日　　　　　　　天臺座主
　　　正保四年（一六四七）　　九月十二日　　　　　　　二品
　　　承應二年（一六五三）　　正月廿日　　　　　　　　再補座主
　　　　　　　　　　　　　　　五月廿六日　　　　　　　入寂　號圓智院

　七代
　邦輔（くにすけ）親王
　　貞敦親王第一王子（母　從三位藤原香子）
　　永正十年（一五一三）　　三月廿日　　　　　　　　誕生
　　享祿四年（一五三一）　　四月廿四日　　　　　　　元服　加冠太政大臣三條實香
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　後奈良天皇猶子
　　天文元年（一五三二）　　七月廿九日　　　　　　　親王宣下
　　天文二年（一五三三）　　十二月九日　　　　　　　二品　式部卿
　　永祿六年（一五六三）　　三月廿六日　　　　　　　薨去　號後安養院

　御息所
　左大臣西園寺實宣女（母　内大臣正親町三條實望女）　號慶�ｉ@

　王子女
　男子（母　）
　　天文十三年（一五四四）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　弘治元年（一五五五）　　五月廿七日　　　　　　　薨去
　貞康親王（母　左大臣西園寺公朝女）
　　伏見宮繼承
　邦房親王（母　家女房崇恩院（内大臣萬里小路惟房女））
　　貞康親王跡伏見宮繼承
　常胤法親王（母　同上）
　　二品　妙法院門跡
　　永祿七年（一五六四）　　四月十三日　　　　　　　正親町天皇猶子
　　天正三年（一五七五）　　二月廿一日　　　　　　　親王宣下　名性胤
　　慶長二年（一五九七）　　四月廿二日　　　　　　　天臺座主
　　元和七年（一六二一）　　六月十一日　　　　　　　入寂　號雲龍院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬法住寺
　尊朝法親王（母　未詳）
　　正親町天皇猶子
　　天文廿一年（一五五二）　八月廿日　　　　　　　　誕生
　　永祿元年（一五五八）　　十一月　　　　　　　　　��蓮院入室
　　永祿五年（一五六二）　　十二月　　　　　　　　　得度
　　永祿六年（一五六三）　　十二月廿一日　　　　　　親王宣下
　　永祿八年（一五六五）　　十二月廿四日　　　　　　四天王寺別當
　　元龜二年（一五七一）　　九月　　　　　　　　　　山門燒亡
　　天正十二年（一五八四）　正月十八日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　九月卅日　　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　十一月十二日　　　　　　山門再興
　　天正十三年（一五八五）　二月十二日　　　　　　　天臺座主
　　慶長二年（一五九七）　　二月十三日　　　　　　　入寂　號龍池院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬室後山
　守理法親王（母　未詳）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　二品　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　永祿七年（一五六四）　　十二月十四日　　　　　　消息宣名字定　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　永祿八年（一五六五）　　正月廿六日　　　　　　　親王宣下　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　仁和寺入室　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　正親町天皇猶子　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　號一露　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┗尊空（母　未詳）
　　　明暦三年（一六五七）　七月廿三日　　　　　　　知恩院入室
　　　�ｪ文三年（一六六三）　十二月十八日　　　　　　隱居下總千葉來寺
　最胤法親王（母　家女房）
　　永祿六年（一五六三）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　永祿九年（一五六六）　　十月五日　　　　　　　　移梶井殿爲正親町天皇猶子
　　天正三年（一五七五）　　二月廿一日　　　　　　　親王宣下　名惟常
　　慶長十一年（一六○六）　十二月廿六日　　　　　　天臺座主
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二品
　　�ｪ永十六年（一六三九）　正月十三日　　　　　　　入寂　圓明院
　尊純法親王（養子）
　　後陽成天皇猶子　實應胤法親王王子
　　天正十九年（一五九一）　十一月廿六日　　　　　　誕生
　　慶長三年（一五九八）　　十一月　　　　　　　　　��蓮院入室
　　慶長八年（一六○三）　　十二月三日　　　　　　　得度
　　慶長十二年（一六○七）　閏四月十六日　　　　　　灌頂
　　慶長十四年（一六○九）　十二月卅日　　　　　　　法印
　　元和元年（一六一五）　　八月廿八日　　　　　　　大僧正
　　�ｪ永十七年（一六四○）　三月十七日　　　　　　　親王宣下
　　正保元年（一六四四）　　十一月五日　　　　　　　天臺座主
　　正保四年（一六四七）　　九月十二日　　　　　　　二品
　　承應二年（一六五三）　　正月廿日　　　　　　　　再補座主
　　　　　　　　　　　　　　五月廿六日　　　　　　　入寂　號圓智院
　邦茂王（母　丹波桑田郡千年郷人安藤宗實女）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　享祿三年（一五三○）　　　　　　　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幼少生長安藤氏　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年老號長松軒惟翁　　　　　　　　　　　　　　┃
　　元龜元年（一五七○）　　四月十一日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┗定實（母　未詳）━━━━━━━━━━━━定元━━━━━━━━━━━少納言局
　　　稱安藤滿五郎　住丹波出雲村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　貞致親王生母
　　　慶長十年（一六○五）　十月　逝去
　智曉（母　未詳）
　　一身阿闍梨　住大原
　女子（母　未詳）
　　永祿六年（一五六三）　　六月廿八日　　　　　　　正親町天皇猶子安禪寺入室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遷入江殿兼安禪寺
　　天正六年（一五七八）　　三月十日　　　　　　　　入寂　號梧中彭公

　八代
　貞康（さだやす）親王
　　邦輔親王第二王子（母　内大臣正親町三條實望女）
　　天文十六年（一五四七）　正月廿一日　　　　　　　誕生
　　永祿六年（一五六三）　　十二月十七日　　　　　　正親町天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　二品
　　永祿九年（一五六六）　　九月廿九日　　　　　　　式部卿
　　永祿十一年（一五六八）　三月廿六日　　　　　　　家督を邦房親王に讓る（親王幼少の間、内大臣萬里小路惟房が後見）
　　　　　　　　　　　　　　四月十五日　　　　　　　薨去　號後葆光院

　御息所
　内大臣萬里小路惟房女（母　）

　九代
　邦房（くにのぶ）親王
　　邦輔親王第三王子（母　家女房）
　　正親町天皇猶子　
　　永祿九年（一五六六）　　四月四日　　　　　　　　誕生
　　永祿十一年（一五六八）　三月廿六日　　　　　　　伏見宮繼承
　　天正三年（一五七五）　　二月廿一日　　　　　　　親王宣下　名邦良
　　天正六年（一五七八）　　十二月十七日　　　　　　元服　加冠關白
　　天正七年（一五七九）　　正月十三日　　　　　　　中務卿
　　天正十二年（一五八四）　正月十五日　　　　　　　三品
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二品　式部卿
　　慶長十八年（一六一三）　正月七日以前　　　　　　隱居
　　元和七年（一六二一）　　十一月廿五日　　　　　　薨去　號桂昌院

　王子女
　貞�C親王（母　家女房）
　　伏見宮繼承
　良嶽（良岳）聖久（母　未詳）
　　曇華院
　　�ｪ永八年（一六三一）　　二月七日　　　　　　　　入寂
　高秀尊覺（母　未詳）
　　慶長二十年（一六一五）　　　　　　　　　　　　　誕生　佐智宮
　　元和六年（一六二○）　　　　　　　　　　　　　　中宮寺入室
　　�ｪ永三年（一六二六）　　　　　　　　　　　　　　得度
　　元祿六年（一六九三）　　六月十五日　　　　　　　入寂　號慈照院（慈雲院）

　十代
　貞�C（さだきよ）親王
　　邦房親王第一王子（母　家女房）
　　慶長元年（一五九六）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　慶長四年（一五九九）　　十二月廿一日　　　　　　後陽成天皇猶子
　　慶長十年（一六○五）　　十一月廿九日　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿四日　　　　　　元服　加冠八條宮智仁親王
　　慶長十六年（一六一一）　正月十八日　　　　　　　兵部卿
　　慶長十八年（一六一三）　正月七日以前　　　　　　伏見宮繼承
　　慶長十九年（一六一四）　正月十九日　　　　　　　二品
　　承應三年（一六五四）　　七月四日　　　　　　　　薨去　號妙莊嚴院

　御息所
　太閤豐臣秀吉女　實權中納言宇喜多秀家女（母　大納言前田利家五女豪姫）

　王子女
　秀山松榮（母　未詳）
　　慶長十四年（一六○九）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入江殿入室
　　�ｪ文二年（一六六二）　　八月十九日　　　　　　　入寂　號蓮池院寶譽秀山
　邦尚親王（母　御息所太閤豐臣秀吉女　實母權中納言宇喜多秀家女）
　　伏見宮繼承
　照子女王（母　未詳）
　　權大納言�ｺ川（紀伊）光貞室
　　寛永二年（一六二五）　　　　　　　　　　　　　　誕生　安宮
　　明暦三年（一六五七）　　九月廿七日　　　　　　　婚儀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光貞薨去後院號
　　寶永四年（一七○七）　　二月廿六日　　　　　　　薨去　號天眞院妙仁日雅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬本門寺
　梅子女王（母　未詳）
　　右大臣久我廣通室・内大臣通誠母
　　�ｪ永五年（一六二八）　　　　　　　　　　　　　　誕生　七宮
　　萬治二年（一六五九）　　五月七日　　　　　　　　婚儀
　　延寶八年（一六八○）　　十月廿九日　　　　　　　薨去　號本光院妙是日瑞
　　　　　　　　　　　　　　十一月三日　　　　　　　葬頂妙寺
　貞致親王（母　家女房安藤定元女少納言局）
　　邦道親王跡伏見宮繼承
　顯子（あきこ）女王（母　未詳）
　　征夷大將軍�ｺ川家綱御臺所
　　�ｪ永十七年（一六四○）　二月十三日　　　　　　　誕生　淺宮（あさのみや）
　　明暦三年（一六五七）　　四月五日　　　　　　　　發京
　　　　　　　　　　　　　　七月十日　　　　　　　　入江戸城西丸
　　　　　　　　　　　　　　　　十二日　　　　　　　婚禮
　　萬治二年（一六五九）　　九月五日　　　　　　　　入本丸　稱御臺所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　從三位
　　延寶四年（一六七六）　　八月五日　　　　　　　　薨去　號高巖院月潤圓眞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬春性院
　　延寶五年（一六七七）　　七月廿五　　　　　　　　贈從一位
　邦道親王（母　家女房）
　　邦尚親王跡伏見宮繼承
　仙嶽聖崇（母　未詳）
　　�ｪ永廿一年（一六四四）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初住高嶋禪智院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曇華院入室
　　�ｪ文十年（一六七○）　　六月四日　　　　　　　　入寂　號豐安聖��

　十一代
　邦尚（くになり）親王
　　貞�C親王第一王子（母　御息所太閤豐臣秀吉女　實母權中納言宇喜多秀家女）
　　無品　依所勞未元服
　　元和元年（一六一五）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　�ｪ永三年（一六二六）　　十月十二日　　　　　　　親王宣下
　　承應二年（一六五三）　　十一月廿九日　　　　　　薨去　號乾�ｺ院

　十二代
　邦道（くにみち）親王
　　貞�C親王王子（母　家女房）
　　�ｪ永十八年（一六四一）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　正保二年（一六四五）　　十一月十九日　　　　　　後水尾天皇猶子
　　慶安二年（一六四九）　　十一月十六日　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　三品
　　慶安四年（一六五一）　　十一月十三日　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　太宰帥
　　承應三年（一六五四）　　七月廿日　　　　　　　　薨去　號後桂昌院

　十三代
　貞致（さだゆき）親王
　　貞�C親王王子（一説に邦尚親王王子）（母　家女房安藤定元女少納言局）
　　�ｪ永九年（一六三二）　　五月廿七日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丹波國（　　）と云所へ養子と成る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西陣埋忠という鍛冶の弟子と成る（十二・三歳の時）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名長九郎（十八歳迄）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都所司代により吟味
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　萬事右大臣久我廣通指南後見
　　萬治三年（一六六○）　　二月廿九日　　　　　　　後水尾天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　七月十七日　　　　　　　親王宣下　勅別當權大納言柳原資行
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　元服　加冠攝政二條康道
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　三品　彈正尹
　　�ｪ文元年（一六六一）　　閏八月　　　　　　　　　繼承の御禮に江戸下向（江戸下向の先例）
　　�ｪ文七年（一六六七）　　二月十八日　　　　　　　二品　式部卿
　　元祿七年（一六九四）　　五月十八日　　　　　　　薨去　號圓實照院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺

　御息所
　好君
　　關白近衞尚嗣女（母　女二宮昭子内親王）
　　�ｪ文五年（一六六五）　　十一月八日　　　　　　　婚儀
　　延寶四年（一六七六）　　　　　　　　　　　　　　薨去

　王子女
　男子（母　家女房）
　　�ｪ文六年（一六六六）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　�ｪ文八年（一六六八）　　五月十六日　　　　　　　薨去　號徽巖院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬報恩寺
　常子（致子）女王（母　御息所好君　實母家女房）
　　�ｪ文十三年（一六七三）　七月廿三日　　　　　　　誕生　茂宮、又繁宮
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　改名致子
　　享保十三年（一七二八）　九月四日　　　　　　　　薨去　號常照院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　邦永親王（母　母同上　實母家女房）
　　伏見宮繼承
　女子（母　未詳）
　　貞享四年（一六八七）　　十一月廿一日　　　　　　誕生　正宮
　　元祿二年（一六八九）　　正月三日　　　　　　　　薨去　號正受院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　道仁入道親王（母　家女房）
　　元祿二年（一六八九）　　七月廿九日　　　　　　　誕生　房宮
　　元祿九年（一六九六）　　十月廿五日　　　　　　　梶井室相續
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　靈元天皇養子（養母　新大納言局權中納言藤谷爲條女）
　　　　　　　　　　　　　　十一月三日　　　　　　　改冨宮
　　元祿十一年（一六九八）　十一月廿七日　　　　　　親王宣下　名盛永
　　　　　　　　　　　　　　十二月十一日　　　　　　入寺得度
　　寶永五年（一七○七）　　九月廿四日　　　　　　　灌頂
　　寶永六年（一七○八）　　三月廿六日　　　　　　　天臺座主
　　正�ｺ四年（一七一四）　　十月八日　　　　　　　　辭座主
　　享保三年（一七一八）　　十月廿六日　　　　　　　還補座主
　　享保五年（一七二○）　　十二月廿三日　　　　　　一品
　　享保七年（一七二二）　　十二月十九日　　　　　　辭座主
　　享保十年（一七二五）　　六月十九日　　　　　　　還補座主
　　享保十八年（一七三三）　五月十九日　　　　　　　入寂　號悉智院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬魚山
　理子（まさこ）女王（母　同邦永）
　　權中納言�ｺ川（紀伊、後征夷大將軍）吉宗正室
　　元祿四年（一六九一）　　八月十八日　　　　　　　誕生　眞宮（さなのみや）
　　寶永三年（一七○六）　　十一月一日　　　　　　　婚儀
　　寶永七年（一七一○）　　六月四日　　　　　　　　薨去　號寛�ｺ院玄眞日中
　　　　　　　　　　　　　　　　八日　　　　　　　　葬本門寺
　男子（母　同上）
　　靈元天皇養子（養母大宮局）
　　元祿五年（一六九二）　　七月廿日　　　　　　　　誕生　英宮
　　元祿七年（一六九四）　　十二月廿九日　　　　　　��蓮院相續
　　元祿八年（一六九五）　　二月廿五日　　　　　　　入室
　　元祿十一年（一六九八）　十月六日　　　　　　　　入寂　號智冥院
　　　　　　　　　　　　　　　　十七日　　　　　　　葬眞如堂
　圓猷（母　同上）
　　專修寺住持
　　元祿七年（一六九四）　　正月廿二日　　　　　　　誕生　勝宮
　　元祿九年（一六九六）　　十月廿五日　　　　　　　專修寺堯圓養子
　　元祿十年（一六九七）　　五月十九日　　　　　　　入寺
　　寶永五年（一七○七）　　十月十五日　　　　　　　得度
　　正�ｺ二年（一七一二）　　十月六日　　　　　　　　關白近衞基煕猶子
　　寶暦三年（一七五三）　　正月廿八日　　　　　　　入寂　號歡喜心院

　十四代
　邦永（くになが）親王
　　貞致親王第二王子（母　御息所近衞尚嗣女好君　實母家女房）
　　延寶四年（一六七六）　　三月廿八日　　　　　　　誕生　若宮
　　天和三年（一六八三）　　三月十二日　　　　　　　靈元天皇猶子　名茶々丸
　　元祿七年（一六九四）　　六月三日　　　　　　　　伏見宮繼承
　　元祿八年（一六九五）　　十二月十四日　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣久我通誠
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿三日　　　　　　元服　加冠關白近衞基煕
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　中務卿
　　寶永六年（一七○九）　　五月廿一日　　　　　　　二品
　　享保十一年（一七二六）　十月十一日　　　　　　　一品　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　薨去　號得解脱院
　　　　　　　　　　　　　　十一月六日　　　　　　　葬相國寺

　御息所
　�ｎq（よしこ）内親王
　　靈元天皇第五皇女（母　敬法門院）
　　延寶四年（一六七六）　　九月十四日　　　　　　　誕生　英宮、後改綾宮
　　貞享三年（一六八六）　　九月卅日　　　　　　　　内親王宣下　勅別當中納言花山院持重
　　元祿十一年（一六九八）　四月廿九日　　　　　　　簾入
　　　　　　　　　　　　　　五月二日　　　　　　　　移徒伏見殿
　　　　　　　　　　　　　　　　三日　　　　　　　　婚儀
　　寶永四年（一七○七）　　七月三日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺豐光寺　號�C淨光院

　王子女
　道承入道親王（母　家女房）
　　元祿九年（一六九六）　　正月十六日　　　　　　　誕生　猶宮（直宮）
　　元祿十五年（一七○二）　三月三日　　　　　　　　東山天皇養子（養母　新崇賢門院藤原賀子（權大納言櫛笥�驩齒浴j）
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　改俊宮　聖護院門跡道尊法親王附弟
　　元祿十六年（一七○三）　二月廿一日　　　　　　　親王宣下　名良貞
　　　　　　　　　　　　　　四月廿八日　　　　　　　聖護院入寺得度
　　寶永六年（一七○九）　　六月十八日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　八月廿七日　　　　　　　三井長史
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三井檢校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新熊野檢校
　　正�ｺ三年（一七一三）　　七月廿五日　　　　　　　入峯
　　正�ｺ四年（一七一四）　　六月九日　　　　　　　　入寂　號深妙光寺
　　　　　　　　　　　　　　七月廿四日　　　　　　　葬白河
　女子（母　家女房）
　　元祿十年（一六九七）　　七月廿五日　　　　　　　誕生　明宮（はるのみや）、又治宮
　　元祿十二年（一六九九）　七月十九日　　　　　　　薨去　號明眞院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　尊祐法親王（母　同道承）
　　元祿十年（一六九七）　　七月廿五日　　　　　　　誕生　�ｪ宮
　　元祿十二年（一六九九）　二月廿九日　　　　　　　��蓮院相續
　　寶永七年（一七一○）　　四月廿一日　　　　　　　靈元天皇養子（養母　帥局（參議東久世通簾女）　號光恩院）
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　親王宣下　名慶康（庶康）
　　　　　　　　　　　　　　五月十一日　　　　　　　入寺得度
　　正�ｺ四年（一七一四）　　五月四日　　　　　　　　灌頂
　　享保七年（一七二二）　　十二月十九日　　　　　　天臺座主
　　享保十八年（一七三三）　六月廿二日　　　　　　　還補座主
　　元文元年（一七三六）　　十二月廿五日　　　　　　一品
　　延享二年（一七四五）　　九月廿日　　　　　　　　還補座主
　　延享四年（一七四七）　　九月十八日　　　　　　　入寂　號蓮華壽院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬粟田山
　光子（充子　みつこ）女王（母　�ｎq内親王）
　　左近衞權少將松平（松江）宣澄室
　　元祿十二年（一六九九）　九月十四日　　　　　　　誕生　岩宮
　　享保九年（一七二四）　　十一月十二日　　　　　　婚儀
　　享保十六年（一七三一）　八月廿七日　　　　　　　薙髪
　　元文二年（一七三七）　　十月三日　　　　　　　　薨去　號天岳正譽妙智香林
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬天�ｺ寺
　貞建親王（母　同光子）
　　伏見宮繼承
　尊孝入道親王（母　家女房薗氏）
　　元祿十四年（一七○一）　十二月廿四日　　　　　　誕生　靜宮、後改數宮
　　元祿十五年（一七○二）　七月廿三日　　　　　　　勸修寺相續
　　正�ｺ三年（一七一三）　　八月廿四日　　　　　　　靈元天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　九月廿四日　　　　　　　親王宣下　名榮懷（よしたか）
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　入寺得度
　　享保七年（一七二二）　　十二月十二日　　　　　　南都東南院兼帶
　　享保十年（一七二五）　　十一月十四日　　　　　　東大寺別當
　　延享五年（一七四八）　　正月廿二日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　二月十八日　　　　　　　入寂　號光明心院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　葬山科山廟所
　輔子女王（母　家女房小宰相近藤房江）
　　權大納言今出川公詮室
　　寶永七年（一七一○）　　十月十八日　　　　　　　誕生　基宮
　　享保八年（一七二三）　　九月廿四日　　　　　　　婚儀
　　寶暦九年（一七五九）　　九月廿四日　　　　　　　薨去　號法樹院
　培子（ますこ）女王（母　同上）
　　征夷大將軍�ｺ川家重御臺所
　　正�ｺ元年（一七一一）　　十月十九日　　　　　　　誕生　比宮（なみのみや）
　　享保十年（一七二五）　　正月廿七日　　　　　　　内約
　　享保十六年（一七三一）　四月廿二日　　　　　　　赴江府
　　　　　　　　　　　　　　五月十八日　　　　　　　縁組
　　　　　　　　　　　　　　六月十八日　　　　　　　納采
　　　　　　　　　　　　　　十二月十五日　　　　　　婚儀
　　享保十八年（一七三三）　十月三日　　　　　　　　薨去　號證明院智岸眞惠
　　　　　　　　　　　　　　　　十三日　　　　　　　葬東叡山�ｪ永寺
　　　　　　　　　　　　　　十一月十二日　　　　　　贈從二位
　義周入道親王（母　家女房）
　　正�ｺ二年（一七一二）　　二月二日　　　　　　　　誕生　受宮
　　正�ｺ五年（一七一五）　　七月八日　　　　　　　　實相院相續
　　享保十年（一七二五）　　十月廿三日　　　　　　　靈元天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　十一月十一日　　　　　　親王宣下　名邦光
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　入寺得度
　　享保十三日（一七二八）　五月十三日　　　　　　　三井長史
　　元文三年（一七三八）　　五月廿日　　　　　　　　入寂
　　　　　　　　　　　　　　六月十日　　　　　　　　葬　號得不退院
　��山宗眞（母　同輔子）
　　正�ｺ五年（一七一五）　　九月四日　　　　　　　　誕生　興宮　俗名�梹q（たるこ）
　　享保元年（一七一六）　　九月廿七日　　　　　　　高嶋禪智院入室約
　　享保六年（一七二一）　　四月廿九日　　　　　　　靈鑑寺相續兼禪智院
　　享保七年（一七二二）　　四月廿三日　　　　　　　入寺
　　享保十四年（一七二九）　七月十九日　　　　　　　靈元天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　八月十二日　　　　　　　得度
　　寶暦十二年（一七六二）　四月三日　　　　　　　　入寺禪智院
　　　　　　　　　　　　　　九月二日　　　　　　　　歸靈鑑寺
　　明和元年（一七六四）　　十一月十九日　　　　　　入寂　號轉輪院

　十五代
　貞建（さだたけ）親王
　　邦永親王第三王子（母　�ｎq内親王）
　　元祿十三年（一七○○）　十二月廿一日　　　　　　誕生　若宮
　　寶永五年（一七○八）　　十二月五日　　　　　　　東山天皇猶子　名茶賀丸
　　寶永六年（一七○九）　　五月廿一日　　　　　　　親王宣下　勅別當左大臣西園寺致李
　　正�ｺ五年（一七一五）　　十月二日　　　　　　　　元服　加冠有栖川宮正仁親王
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　兵部卿
　　享保十一年（一七二六）　十二月十七日　　　　　　伏見宮繼承
　　享保十二年（一七二七）　三月三日　　　　　　　　二品
　　�ｪ延二年（一七四九）　　九月廿四日　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　寶暦四年（一七五四）　　七月廿一日　　　　　　　一品　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　薨去　號後乾�ｺ院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺

　御息所
　秋子（あきこ）内親王
　　東山天皇第一皇女（母　承秋門院幸子女王）
　　元祿十三年（一七○○）　六月五日　　　　　　　　誕生　姫宮
　　寶永四年（一七○七）　　五月十八日　　　　　　　内親王宣下　勅別當右大臣中院通躬
　　享保四年（一七一九）　　正月二十六日　　　　　　簾入
　　　　　　　　　　　　　　二月一日　　　　　　　　移徒伏見殿　婚儀
　　�ｪ保三年（一七四三）　　正月二十八日　　　　　　二品
　　寶暦六年（一七五六）　　三月廿九日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺　號光顯院

　王子女
　猷子女王（母　秋子内親王）
　　享保五年（一七二○）　　六月廿四日　　　　　　　誕生　五百宮
　　享保二十年（一七三五）　六月廿九日　　　　　　　薨去　號眞猷院
　　　　　　　　　　　　　　七月六日　　　　　　　　葬相國寺
　豐子女王（母　同上）
　　享保七年（一七二二）　　五月廿七日　　　　　　　誕生　康宮、又宴宮
　　享保十二年（一七二七）　十二月十九日　　　　　　薨去　號淨明鏡院
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　葬相國寺
　�ｺ子女王（養女）
　　實權大納言今出川公詮女　權中納言�ｺ川（紀伊）宗將室
　　享保十二年（一七二七）　八月十八日　　　　　　　誕生　冨宮、又登與宮
　　元文四年（一七三九）　　六月廿九日　　　　　　　養女
　　�ｪ保元年（一七四一）　　四月廿三日　　　　　　　婚儀
　　寶暦七年（一七五七）　　五月廿四日　　　　　　　薨去　淨眼院
　「示其」子女王（母　家女房）
　　享保十四年（一七二九）　十二月十一日　　　　　　誕生　章宮
　　享保十八年（一七三三）　八月十七日　　　　　　　薨去　號圓眞院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　邦忠親王（母　秋子内親王　實母家女房岡本氏（權大納言庭田重煕猶子））
　　伏見宮繼承
　�ｪ寶入道親王（母　同上）
　　享保十八年（一七三三）　十月廿八日　　　　　　　誕生　孝宮、又堯宮
　　元文三年（一七三八）　　六月廿七日　　　　　　　勸修寺門跡尊孝入道親王附弟
　　�ｪ保二年（一七四二）　　六月十三日　　　　　　　入勸修寺
　　延享二年（一七四五）　　十一月卅日　　　　　　　勸修寺相續
　　　　　　　　　　　　　　十二月十六日　　　　　　櫻町天皇猶子
　　延享三年（一七四六）　　五月八日　　　　　　　　親王宣下　俗名�ｺ明　勅別當權大納言�C閑寺秀定
　　　　　　　　　　　　　　五月十八日　　　　　　　入寺得度
　　延享五年（一七四八）　　六月廿九日　　　　　　　東大寺別當
　　寶暦三年（一七五三）　　三月十六日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　三月廿七日　　　　　　　灌頂
　　安永三年（一七七四）　　十一月廿五日　　　　　　勸修寺門跡�ｪ寶入道親王の還俗繼承を執奏
　　　　　　　　　　　　　　十二月十三日　　　　　　依御内意還俗、後邦�ｮ親王也　貞行親王跡伏見宮繼承
　尊英入道親王（母　同上）
　　元文二年（一七三七）　　十二月廿七日　　　　　　誕生　修宮（ことのみや）
　　元文五年（一七四○）　　五月廿七日　　　　　　　��蓮院門跡尊祐入道親王附弟
　　延享二年（一七四五）　　七月廿二日　　　　　　　櫻町天皇養子
　　　　　　　　　　　　　　八月十六日　　　　　　　��蓮院相續
　　　　　　　　　　　　　　十月五日　　　　　　　　養母��綺門院藤原舍子（關白二條吉忠女）
　　延享三年（一七四六）　　六月九日　　　　　　　　入��蓮院
　　�ｪ延元年（一七四八）　　七月廿七日　　　　　　　親王宣下　名庶盛
　　　　　　　　　　　　　　八月十七日　　　　　　　入寺得度
　　寶暦二年（一七五二）　　七月廿日　　　　　　　　入寂　號廣修院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　葬粟田山
　壽子女王（母　同上）
　　東本願寺十九世乘如光遍室
　　�ｪ保二年（一七四二）　　八月六日　　　　　　　　誕生　千代宮
　　寶暦十三年（一七六三）　九月十九日　　　　　　　婚儀
　　寛政二年（一七九○）　　八月二日　　　　　　　　薨去　號頓乘院如鏡
　尊眞入道親王（母　同上）
　　�ｪ保四年（一七四四）　　正月十九日　　　　　　　誕生　喜久宮
　　延享元年（一七四四）　　十月廿七日　　　　　　　櫻町天皇養子（養母　開明門院藤原定子（參議姉小路實武女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　一乘院相續
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿六日　　　　　　入室
　　寶暦二年（一七五二）　　八月十二日　　　　　　　召返
　　　　　　　　　　　　　　九月十八日　　　　　　　��蓮院相續
　　　　　　　　　　　　　　十二月十三日　　　　　　親王宣下　名成輔
　　寶暦三年（一七五三）　　二月十九日　　　　　　　入寺得度
　　寶暦十二年（一七六二）　十一月六日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　十月六日　　　　　　　　一身阿闍梨
　　明和元年（一七六四）　　閏十二月十六日　　　　　天臺座主
　　明和九年（一七七二）　　四月廿二日　　　　　　　辭座主
　　　　　　　　　　　　　　八月十七日　　　　　　　還補座主
　　天明五年（一七八五）　　十二月廿七日　　　　　　一品
　　文化七年（一八一○）　　四月廿八日　　　　　　　辭座主
　　文化十三年（一八一六）　閏八月十三日　　　　　　准三后
　　文政七年（一八二四）　　三月十八日　　　　　　　入寂　號施無畏王院
　男子（母　未詳）
　　延享元年（一七四四）　　正月廿日　　　　　　　　誕生　雄香宮
　　　　　　　　　　　　　　二月十四日　　　　　　　薨去　號惠香院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　賢子（さとこ）女王（母　家女房）
　　内大臣廣幡前豐室
　　延享二年（一七四五）　　十二月廿四日　　　　　　誕生　安津宮
　　明和三年（一七六六）　　二月二十四日　　　　　　入車
　　�ｪ政元年（一七八九）　　十一月六日　　　　　　　薨去　號解脱香院
　男子（母　同上）
　　�ｪ延元年（一七四八）　　二月二日　　　　　　　　誕生　萬數宮
　　�ｪ延四年（一七五一）　　三月廿六日　　　　　　　薨去　號覺圓院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　貞子女王（母　同上）
　　權中納言�C水重好室
　　延享五年（一七四八）　　二月二日　　　　　　　　誕生　田鶴宮
　　寶暦十二年（一七六二）　十二月四日　　　　　　　婚儀
　　文政十年（一八二七）　　八月廿二日　　　　　　　薨去　號貞章院妙觀心院
　益子女王（母　同上）
　　寶暦三年（一七五三）　　正月廿五日　　　　　　　誕生　幸宮
　　　　　　　　　　　　　　四月十一日　　　　　　　薨去　號觀照院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　近子女王（養女）
　　實專修寺圓超女　專修寺圓遵室
　　寶暦三年（一七五三）　　　　　　　　　　　　　　養女　婚儀　賀傅宮
　　文政二年（一八一九）　　　　　　　　　　　　　　薙髪
　　文政十三年（一八三○）　十月十二日　　　　　　　薨去　號�C淨鏡院

　十六代
　邦忠（くにただ）親王
　　貞建親王第一王子（母　秋子内親王　實母家女房岡本氏（權大納言庭田重煕猶子））
　　享保十六年（一七三一）　十二月廿三日　　　　　　誕生　阿古宮
　　�ｪ保二年（一七四二）　　三月十九日　　　　　　　櫻町天皇猶子
　　�ｪ保三年（一七四三）　　十月廿五日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣醍醐經胤
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿七日　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　上野太守
　　延享二年（一七四五）　　二月七日　　　　　　　　三品
　　�ｪ延二年（一七四九）　　九月廿六日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　寶暦五年（一七五五）　　三月七日　　　　　　　　兵部卿に転任を出願
　　　　同　　　年　　　　　六月十日　　　　　　　　兵部卿
　　寶暦九年（一七五九）　　五月廿四日　　　　　　　一品　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　親王無息男　崇光天皇嫡流の由緒に依り血脈断絶なく繼承を請う
　　　　　　　　　　　　　　六月二日　　　　　　　　薨去　號圓定明院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　葬相國寺
　　　　　　　　　　　　　　七月廿五日　　　　　　　親王の子を養子とする先例が無いため新誕桃園天皇第二皇子が繼承と治定

　十七代
　貞行（さだもち）親王
　　桃園天皇第二皇子（母　恭禮門院藤原冨子（太閤一條兼香女））
　　寶暦十年（一七六○）　　二月廿四日　　　　　　　誕生　二宮
　　　　　　　　　　　　　　六月十八日　　　　　　　伏見宮繼承
　　寶暦十三年（一七六三）　十月四日　　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣三條李睛
　　明和九年（一七七二）　　六月十六日　　　　　　　發病
　　　　　　　　　　　　　　　　十七日　　　　　　　移徒伏見殿
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　十八日　　　　　　　危篤
　　　　　　　　　　　　　　　　廿日　　　　　　　　薨去　號眞淨明院
　　　　　　　　　　　　　　七月十一日　　　　　　　葬相國寺
　　　　　　　　　　　　　　九月十六日　　　　　　　新誕後桃園天皇第三皇子が繼承と治定

　十八代
　邦�ｮ（くにより）親王
　　貞建親王第二王子（母　秋子内親王　實母家女房岡本氏（權大納言庭田重煕猶子））
　　安永三年（一七七四）　　十一月廿五日　　　　　　勸修寺門跡�ｪ寶入道親王の還俗繼承を執奏
　　　　　　　　　　　　　　十二月十五日　　　　　　依御内意還俗　元�ｪ寶入道親王
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　賜勅書伏見宮繼承
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿六日　　　　　　移徒伏見殿　更親王宣下　名邦�ｮ　勅別當權大納言中山愛親
　　安永四年（一七七五）　　二月廿九日　　　　　　　元服　加冠攝政九條尚實
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　兵部卿
　　安永五年（一七七六）　　二月七日　　　　　　　　三品
　　安永七年（一七七八）　　十二月十六日　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　天明八年（一七八八）　　正月卅日　　　　　　　　洛大火亭宅燒亡
　　�ｪ政二年（一七九○）　　六月十三日　　　　　　　移徒本殿
　　�ｪ政五年（一七九三）　　十月十二日　　　　　　　移徒�C棲新殿
　　享和二年（一八○二）　　九月七日　　　　　　　　一品　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　八日　　　　　　　　薨去　號究竟覺院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺中心華院

　御息所
　藤原昌子（まさこ）（達君）
　　關白鷹司輔平次女（母　家女房）
　　寶暦十年（一七六○）　　七月四日　　　　　　　　誕生
　　天明七年（一七八七）　　十二月十日　　　　　　　婚儀
　　文政十二年（一八二九）　二月十六日　　　　　　　薨去　號蓮華心院

　王子女
　貞敬親王（母　御息所藤原昌子　實母藤原美子（權大納言松木宗美女））
　　伏見宮継承
　公澄入道親王（母　同上）
　　安永五年（一七七六）　　十月卅日　　　　　　　　誕生　佳宮
　　安永六年（一七七七）　　閏六月廿九日　　　　　　圓滿院相續
　　�ｪ政元年（一七八九）　　正月廿七日　　　　　　　更爲輪王寺門跡公延入道親王附弟
　　�ｪ政元年（一七八九）　　二月十七日　　　　　　　後桃園天皇養子
　　　　　　　　　　　　　　六月十一日　　　　　　　親王宣下　名弘道
　　　　　　　　　　　　　　閏六月廿七日　　　　　　入寺得度
　　　　　　　　　　　　　　八月廿六日　　　　　　　下關
　　�ｪ政七年（一七九五）　　二月廿五日　　　　　　　一品
　　�ｪ政十一年（一七九九）　四月八日　　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　五月十日　　　　　　　　天臺座主
　　　　　　　　　　　　　　六月五日　　　　　　　　一身阿闍梨
　　文化六年（一八○九）　　十二月十二日　　　　　　退隱
　　文化七年（一八一○）　　四月廿三日　　　　　　　歸京
　　文政十一年（一八二八）　七月廿日　　　　　　　　遷山科毘沙門堂
　　　　　　　　　　　　　　八月七日　　　　　　　　入寂　號歡喜心院
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　葬山科
　女子（母　御息所　實母家女房）
　　安永六年（一七七七）　　七月六日　　　　　　　　誕生　利宮（としのみや）
　　安永八年（一七七九）　　二月十八日　　　　　　　薨去　號妙觀院
　女子（母　家女房）
　　安永六年（一七七七）　　九月十一日　　　　　　　誕生　鉉宮（かたのみや）
　　安永七年（一七七八）　　閏七月十六日　　　　　　薨去　號心鏡院
　女子（母　同上）
　　安永七年（一七七八）　　七月廿一日　　　　　　　誕生　艷宮（つやのみや）
　　天明三年（一七八三）　　十二月廿一日　　　　　　薨去　號蓮華心院
　女子（母　同上）
　　天明三年（一七八三）　　九月二日　　　　　　　　誕生　章宮（あやのみや）
　　天明八年（一七八八）　　八月十六日　　　　　　　薨去　號無量知院
　�梹q（員子　かつこ）女王（母　御息所　實母家女房）
　　錦織寺住職（木辺）宅慈常昭室
　　天明四年（一七八四）　　三月九日　　　　　　　　誕生　多哉宮（たやのみや）
　　文化十一年（一八一四）　九月十九日　　　　　　　入輿
　　天保十一年（一八四一）　十二月　　　　　　　　　薨去　號無量光院
　男子（母　家女房）
　　天明六年（一七八六）　　四月廿四日　　　　　　　誕生　佐保宮（さほのみや）
　　天明七年（一七八七）　　十二月三日　　　　　　　薨去　號最昌明院
　女子（母　家女房於千尾）
　　�ｪ政三年（一七九一）　　六月八日　　　　　　　　誕生　好宮（はるのみや）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　六月廿日　　　　　　　　薨去　號眞�ﾍ院
　女子（母　御息所）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　五月廿五日　　　　　　　誕生　百宮（もものみや）
　　　　　　　　　　　　　　六月廿七日　　　　　　　薨去　號淨珠光院
　饒子女王（養女）
　　實関白鷹司政煕女　養母御息所
　　�ｪ政五年（一七九三）　　八月六日　　　　　　　　誕生　成宮、又蓁宮、又壽宮
　　文政十年（一八二七）　　八月十六日　　　　　　　薨去　號常瑞嚴院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺
　女子（母　家女房）
　　�ｪ政五年（一七九三）　　十一月六日　　　　　　　誕生　繁宮（しげのみや）
　　�ｪ政七年（一七九五）　　二月十八日　　　　　　　薨去　號最正覺院

　十九代
　貞敬（さだよし）親王
　　邦�ｮ親王第一王子（母　御息所藤原昌子　實母藤原美子（權大納言松木宗美女））
　　安永四年（一七七五）　　十二月十日　　　　　　　誕生　嘉禰宮（かねのみや）
　　�ｪ政九年（一七九七）　　閏七月五日　　　　　　　後桃園天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　八月五日　　　　　　　　親王宣下　勅別當權大納言庭田重嗣
　　　　　　　　　　　　　　八月廿四日　　　　　　　元服　加冠關白鷹司政煕
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　上野太守
　　�ｪ政十年（一七九八）　　六月十九日　　　　　　　三品
　　文化元年（一八○四）　　正月廿七日　　　　　　　兵部卿に転任を出願
　　文化二年（一八○五）　　九月廿六日　　　　　　　兵部卿
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　天保十二年（一八四一）　正月廿一日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　薨去　號勝光明院
　　　　　　　　　　　　　　閏一月二日　　　　　　　葬相國寺中心華院

　御息所
　藤原輝子（てるこ）（壽美君）
　　關白一條輝良十二女（母　）
　　�ｪ政七年（一七九五）　　十月十二日　　　　　　　誕生
　　文化八年（一八一一）　　八月十六日　　　　　　　婚儀
　　文政十一年（一八二八）　八月五日　　　　　　　　薨去

　王子女
　邦家親王（母　御息所藤原輝子　實母家女房入江誠子（權大納言庭田重能猶子））
　　伏見宮繼承
　尊寶入道親王（母　同上）
　　文化元年（一八○四）　　六月十九日　　　　　　　誕生　聰宮（さとのみや）
　　文化五年（一八○八）　　三月廿日　　　　　　　　��蓮院門跡尊眞入道親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　光格天皇養子（養母　民部卿典侍藤原�ｮ子（權大納言葉室�ｮ煕女））
　　文化八年（一八一一）　　九月廿一日　　　　　　　親王宣下　名有道
　　文化九年（一八一二）　　三月五日　　　　　　　　入寺得度
　　文化十二年（一八一五）　九月十九日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　十月廿一日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　十一月十五日　　　　　　護持僧
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿四日　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　十二月十六日　　　　　　天臺座主
　　天保三年（一八三二）　　九月十五日　　　　　　　辭座主
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　入寂　號後蓮華壽院
　師子（おさこ）女王（母　同上）
　　文化元年（一八○四）　　十二月廿五日　　　　　　誕生　美目宮、又幸宮、又充宮（たけのみや）
　　天保四年（一八三三）　　七月四日　　　　　　　　薨去　號覺心照院
　韶子（つぐこ）女王（母　家女房眞珠院）
　　侍從兼下總守松平（忍）忠堯室
　　文化三年（一八○七）　　八月六日　　　　　　　　誕生　順宮、又幸宮（もちのみや）
　　文政九年（一八二六）　　十二月五日　　　　　　　婚儀
　　天保十二年（一八四一）　六月廿七日　　　　　　　薨去　號寶雲院奇峯妙麗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬谷中天眼寺
　男子（母　家女房）
　　文化三年（一八○七）　　七月七日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　夭折　號普照院
　尊誠入道親王（母　家女房仲小路局）
　　文化三年（一八○七）　　八月十二日　　　　　　　誕生　潔宮（きよのみや）
　　文化四年（一八○八）　　八月十二日　　　　　　　勸修寺相續
　　文化五年（一八○九）　　七月廿六日　　　　　　　召返
　　　　　　　　　　　　　　八月十一日　　　　　　　一乘院相續
　　文化六年（一八一○）　　八月四日　　　　　　　　光格天皇養子（養母　東京極院藤原「女��」子（權大納言勸修寺經逸女））
　　文化十三年（一八一七）　十二月十七日　　　　　　入室
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　親王宣下　名忠道
　　文化十四年（一八一八）　五月十一日　　　　　　　得度
　　文政五年（一八二二）　　八月廿四日　　　　　　　入寂　號平等心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬南都喜光寺
　日尊尼（母　家女房�C瀧）
　　文化四年（一八○八）　　十月十二日　　　　　　　誕生　爲宮
　　文化九年（一八一三）　　六月廿六日　　　　　　　左大將九條輔嗣猶子
　　文化十三年（一八一七）　六月八日　　　　　　　　瑞龍寺相續
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　入寺得度　號瑞政院
　　明治元年（一八六八）　　十一月十二日　　　　　　入寂
　男子（母　同韶子）
　　文化五年（一八○九）　　四月四日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　四月五日　　　　　　　　夭折　號�C觀院
　英子（ひでこ）女王（母　同尊誠）
　　式部卿清水齊明室
　　文化五年（一八○九）　　六月十九日　　　　　　　誕生　�ﾍ宮（みちのみや）
　　文政六年（一八二三）　　二月十三日　　　　　　　婚儀
　　文政十年（一八二七）　　六月十日　　　　　　　　薙髪
　　安政四年（一八五七）　　四月廿六日　　　　　　　薨去　號恭眞院
　女子（母　家女房瀧川）
　　文化七年（一八一一）　　正月四日　　　　　　　　誕生　喜之宮（きしのみや）
　　文化八年（一八一二）　　十月卅日　　　　　　　　薨去　號普明院
　種子（たねこ）女王（母　家女房花浦）
　　錦織寺（木辺）歡慈常嚴室
　　文化七年（一八一一）　　五月廿四日　　　　　　　誕生　潤屋宮（にをのみや）
　　天保十一年（一八四○）　十一月十日　　　　　　　婚儀
　　弘化三年（一八四六）　　七月十五日　　　　　　　薙髪　號正覺院
　　文久三年（一八六三）　　九月十三日　　　　　　　薨去　號
　男子（母　御息所）
　　文化七年（一八一一）　　五月廿七日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　卅日　　　　　　　　夭折　號證妙樂院
　女子（母　同種子）
　　文化八年（一八一二）　　九月十九日　　　　　　　誕生　陳宮（ひさのみや）
　　文化十年（一八一四）　　二月廿八日　　　　　　　薨去　號妙解院
　男子（母　御息所）
　　文化十一年（一八一五）　二月廿四日　　　　　　　誕生　千嘉宮（ちかのみや）
　　文化十二年（一八一六）　八月十九日　　　　　　　薨去　號光明照院
　�搦q（ますこ）女王（母　同上）
　　東本願寺廿世達如光朗長男光淨室
　　文化十二年（一八一六）　九月十五日　　　　　　　誕生　壽賀宮、又捨宮、又幾代宮
　　天保四年（一八三七）　　十一月廿六日　　　　　　左大臣近衞基前養女
　　　　　　　　　　　　　　十二月十日　　　　　　　婚儀
　　天保十二年（一八四五）　四月六日　　　　　　　　薙髪
　　安政六年（一八五九）　　十月廿五日　　　　　　　薨去　號眞心院
　男子（母　家女房合田愛子　號梅操院）
　　文化十三年（一八一七）　三月十二日　　　　　　　誕生　苞宮（かねのみや）
　　　　　　　　　　　　　　四月七日　　　　　　　　薨去　號定香院
　濟範入道親王（母　家女房藤木壽子）
　　實邦家親王第一王子
　　後還俗　山階宮晃親王也
　法山宗諄（母　御息所）
　　文化十三年（一八一七）　十一月廿七日　　　　　　誕生　萬志宮
　　文政二年（一八一九）　　六月廿七日　　　　　　　靈鑑寺宮附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　光格天皇養子（養母　新大納言局藤原正子（大藏卿高野保香女））
　　文政六年（一八二三）　　十月十三日　　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　得度
　　明治六年（一八七三）　　八月十三日　　　　　　　伏見宮復籍
　　明治廿四年（一八九一）　一月廿四日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　三月卅一日　　　　　　　葬
　政子（まさこ）女王（母　同苞宮）
　　端泉寺宅惠室
　　文化十四年（一八一八）　四月十日　　　　　　　　誕生　�繼{（いさのみや）
　　天保六年（一八三五）　　十一月廿五日　　　　　　錦織寺（木辺）宅慈常昭實子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　婚儀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逝去
　�骼q（たかこ）女王（母　未詳）
　　文政元年（一八一八）　　四月五日　　　　　　　　誕生　幾佐宮（いさのみや）
　　天保十三年（一八四二）　七月廿二日　　　　　　　削系傅　剃髪被預瑞龍寺室
　　萬延元年（一八六○）　　六月廿五日　　　　　　　薨去　號
　尊常入道親王（母　御息所）
　　文政元年（一八一八）　　六月十四日　　　　　　　誕生　欽宮（のぶのみや）、後改能布宮
　　文政五年（一八一九）　　八月廿三日　　　　　　　光格天皇養子（養母　東京極院藤原「女��」子（權大納言勸修寺經逸女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　一乘院門跡尊誠入道親王附弟
　　天保三年（一八三二）　　四月廿五日　　　　　　　一乘院入室
　　　　　　　　　　　　　　五月二日　　　　　　　　親王宣下　名守貴
　　　　　　　　　　　　　　十二月二日　　　　　　　得度
　　天保七年（一八三六）　　六月廿六日（實五月九日）入寂　號成智心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬白毫寺

　男子（母　御息所）
　　文政二年（一八一九）　　七月二十九日　　　　　　誕生　和宮（かずのみや）
　　　　同　　　年　　　　　十一月廿六日　　　　　　薨去　號和光心院
　覺諄入道親王（母　同苞宮）
　　後還俗　梨本宮守脩親王也
　男子（母　同上）
　　文政三年（一八二○）　　十二月七日　　　　　　　誕生　懷宮（なつのみや）、又萬壽宮（ますのみや）
　　文政十三年（一八三○）　十一月十六日　　　　　　聖護院門跡盈仁法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　光格天皇養子（養母　東京極院藤原「女��」子（權大納言勸修寺經逸女））
　　天保二年（一八三一）　　五月四日（實二月十七日）入寂　號�C淨嚴院
　　　　　　　　　　　　　　二月廿四日　　　　　　　葬白川山
　雄仁入道親王（母　家女房上野壽野）
　　實邦家親王第二王子
　　後還俗　聖護院宮嘉言親王也
　男子（母　御息所）
　　文政四年（一八二一）　　二月廿五日　　　　　　　誕生　煥宮（あきのみや）
　　　　　　　　　　　　　　七月十六日　　　　　　　薨去　號大智�ｺ院
　男子（母　同上）
　　文政五年（一八二二）　　六月廿二日　　　　　　　誕生　佐那宮（さなのみや）
　　文政六年（一八二三）　　正月十八日　　　　　　　薨去　號妙功�ｺ院
　男子（母　家女房）
　　文政五年（一八二二）　　九月五日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　夭折　號戒珠院
　女子（母　御息所）
　　文政六年（一八二三）　　五月五日　　　　　　　　誕生　正宮（ただのみや）
　　　　　　　　　　　　　　八月四日　　　　　　　　薨去　號無礙心院
　讓仁入道親王（母　同嘉言）
　　實邦家親王第三王子
　　閑院宮孝仁親王實子
　尊融入道親王（母　家女房鳥居小路信子）
　　實邦家親王第四王子
　　後還俗　久邇宮朝彦親王也
　男子（母　御息所）
　　文政七年（一八二四）　　五月廿七日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　六月二日　　　　　　　　夭折　號證妙樂院
　女子（母　同上）
　　文政七年（一八二四）　　閏八月廿七日　　　　　　誕生　泰宮（やすのみや）
　　文政九年（一八二六）　　十二月廿八日　　　　　　薨去　號智勝院
　女子（母　同苞宮）
　　文政八年（一八二五）　　五月廿八日　　　　　　　誕生　�ｋ{（よしのみや）、又好宮
　　文政九年（一八二六）　　十二月十二日　　　　　　薨去　號顯孝院
　恆子女王（母　同嘉言）
　　實邦家親王第一王女
　順子女王（母　家女房中村杣）
　　實邦家親王第二王女
　久我誓圓（母　同順子）
　　實邦家親王第三王女
　女子（母　同苞宮）
　　文政十一年（一八二八）　正月十七日　　　　　　　誕生　登久宮（とくのみや）
　　　　　　　　　　　　　　二月二日　　　　　　　　薨去　號瑞光院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬本能寺
　女子（母　御息所）
　　文政十一年（一八二八）　八月一日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　夭折　號盧遮那院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬本能寺
　男子（母　同苞宮）
　　文政十二年（一八二九）　十月三日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　夭折　號漸學院
　和子女王（母　家女房古山千惠）
　　實邦家親王第四王女
　直子（つねこ）女王（母　同上）
　　權中納言一橋慶壽室
　　天保元年（一八三一）　　九月十七日　　　　　　　誕生　東明宮（とめのみや）
　　天保十二年（一八四一）　十二月二日　　　　　　　入輿
　　弘化四年（一八四七）　　五月七日　　　　　　　　薙髪　號�ｺ信院
　　明治廿六年（一八九五）　一月三日　　　　　　　　薨去
　女子（母　家女房）
　　芳宮（よしのみや）
　　天保二年（一八三一）　　二月十八日　　　　　　　薨去　號格誠心院
　尊澄成淳（母　同苞宮）
　　孝明天皇養子
　　天保五年（一八三四）　　四月十一日　　　　　　　誕生　有慶宮
　　弘化二年（一八四五）　　五月十日　　　　　　　　爲有栖川宮韶仁親王養女
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中宮寺相續
　　慶應元年（一八六五）　　二月十九日　　　　　　　入寂　號慈明院
　男子（母　家女房近藤加壽尾）
　　實邦家親王第五王子

　二十代
　邦家（くにいえ）親王
　　貞敬親王第一王子（母　家女房權大納言庭田重能猶子入江誠子）
　　享和二年（一八○二）　　十月廿四日　　　　　　　誕生　睦宮（まさのみや）
　　文化十四年（一八一七）　正月十一日　　　　　　　光格天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　二月十四日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣廣幡經豐
　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　上野太守
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　三品
　　天保十三年（一八四二）　七月廿七日　　　　　　　落飾　稱號入道宮　法名禪樂
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　有故閉門
　　　　　　　　　　　　　　八月廿九日　　　　　　　免太守　開門

　御息所
　藤原景子（ひろこ）（織君）
　　關白鷹司政煕十九女（母　家女房）
　　文化十年（一八一三）　　閏十一月廿四日　　　　　誕生
　　天保六年（一八三五）　　十一月廿一日　　　　　　婚儀

　王子女
　晃親王（母　家女房藤木壽子）
　　祖父貞敬親王爲王子
　　山階宮創設
　嘉言親王（母　家女房上野壽野）
　　祖父貞敬親王爲王子
　　聖護院宮
　讓仁親王（母　同嘉言）
　　祖父貞敬親王爲王子
　　閑院宮孝仁親王實子
　朝彦親王（母　家女房鳥居小路信子）
　　祖父貞敬親王爲王子
　　久邇宮創設
　恆子（ひさこ）女王（母　同嘉言）
　　祖父貞敬親王爲王女　関白二條齊敬室　從一位
　　文政九年（一八二六）　　正月廿日　　　　　　　　誕生　岡宮
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　婚儀
　　明治元年（一八六八）　　十一月七日　　　　　　　邦家親王實系復活
　　大正五年（一九一六）　　九月廿日　　　　　　　　逝去
　順子（よりこ）女王（母　家女房中村杣）
　　祖父貞敬親王爲王女　左大臣一條忠香室
　　文政十年（一八二七）　　二月四日　　　　　　　　誕生　萬津宮
　　嘉永五年（一八五二）　　七月廿八日　　　　　　　婚儀
　　明治四十一年（一九○八）一月廿四日　　　　　　　逝去
　久我誓圓（母　同順子）
　　祖父貞敬親王爲王女
　　文政十一年（一八二八）　正月七日　　　　　　　　誕生　萬喜宮（まきのみや）
　　天保三年（一八三二）　　十月十八日　　　　　　　内大臣久我通明實子爲善光寺本願上人附弟
　　　　　　　　　　　　　　十二月十九日　　　　　　下關
　　天保四年（一八三三）　　三月七日　　　　　　　　得度
　　明治四十三年（一九一○）十二月十六日　　　　　　入寂
　和子（ともこ）女王（母　家女房古山千惠）
　　祖父貞敬親王爲王女　東本願寺廿一世大谷光勝室
　　文政十二年（一八二九）　十二月廿五日　　　　　　誕生　嘉枝宮（かえのみや）
　　嘉永元年（一八四八）　　九月十五日　　　　　　　養女
　　　　　　　　　　　　　　十二月十六日　　　　　　婚儀
　　明治十七年（一八八四）　六月四日　　　　　　　　逝去
　男子（母　家女房近藤加壽尾）
　　祖父貞敬親王爲王子
　　天保六年（一八三二）　　十二月三日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　夭折　號微妙院
　貞�ﾍ親王（母　御息所藤原景子）
　　伏見宮繼承
　碌子（ふみこ）女王（母　同貞�ﾍ）
　　天保十年（一八三六）　　正月十三日　　　　　　　誕生　光宮（てるのみや）
　　嘉永六年（一八五三）　　二月十一日　　　　　　　薨去　號微妙光院
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　葬相國寺
　男子（母　同貞教）
　　天保十三年（一八三九）　五月廿一日　　　　　　　誕生　壽天宮（すてのみや）、後改喜久宮
　　天保十四年（一八四○）　九月廿九日　　　　　　　��蓮院相續
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　仁孝天皇養子（養母　新待賢門院藤原雅子（權大納言正親町實光女））
　　嘉永元年（一八四八）　　三月廿八日　　　　　　　内々入粟田坊
　　　　　　　　　　　　　　八月三日　　　　　　　　召返更輪王寺門跡慈性入道親王附弟
　　嘉永四年（一八五一）　　五月十四日　　　　　　　遷山科毘沙門堂
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　入寂　號無量光院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　葬山科毘沙門堂境内
　女子（母　家女房堀内信子）
　　天保十四年（一八四○）　正月七日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　夭折　菩提院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬本能寺
　大知文秀（ぶんしゅう）（母　御息所　實母家女房木村世牟子）
　　孝明天皇養子　養母藤原尚子
　　弘化元年（一八四四）　　正月廿九日　　　　　　　誕生　�ｊ�宮（ふきのみや）
　　弘化四年（一八四七）　　六月廿二日　　　　　　　圓照寺相續
　　嘉永四年（一八五一）　　九月廿日　　　　　　　　得度
　　明治六年（一八七三）　　八月十三日　　　　　　　伏見宮復籍
　　大正十五年（一九二六）　二月十五日　　　　　　　入寂
　彰仁親王（母　家女房堀内信子）
　　小松宮創設
　能久親王（母　同彰仁）
　　智成親王跡北白川宮繼承
　男子（母　同彰仁）
　　嘉永元年（一八四八）　　二月四日　　　　　　　　誕生　威宮（のりのみや）、後改誠宮（あきのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十二月五日　　　　　　　梶井相續
　　嘉永五年（一八五二）　　正月十九日　　　　　　　召返
　　　　　　　　　　　　　　三月十二日　　　　　　　輪王寺門跡慈性入道親王附弟
　　嘉永六年（一八五三）　　三月一日　　　　　　　　入寂　號平等心院
　　　　　　　　　　　　　　同月廿九日　　　　　　　葬山科毘沙門堂境内
　男子（母　同彰仁）
　　嘉永二年（一八四九）　　六月廿三日　　　　　　　誕生　慶宮（のりのみや）、後改愛宮（なるのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十月廿五日　　　　　　　知恩院門跡尊超入道親王附弟
　　嘉永四年（一八五一）　　五月六日　　　　　　　　入寂　號紫雲光院
　則子（のりこ）女王（母　同貞�ﾍ）
　　侯爵�ｺ川茂承夫人
　　嘉永三年（一八五○）　　四月五日　　　　　　　　誕生
　　文久二年（一八六二）　　十二月廿一日　　　　　　婚儀
　　明治七年（一八七四）　　十一月十四日　　　　　　薨去
　博經親王（母　同彰仁）
　　華頂宮創設
　女子（母　同貞�ﾍ）
　　嘉永五年（一八五二）　　正月卅日　　　　　　　　誕生　嘉世宮（かよのみや）
　　嘉永六年（一八五三）　　二月廿三日　　　　　　　薨去　號無上心院
　村雲日榮（母　家女房伊丹吉子）
　　瑞龍寺住職
　　安政二年（一八五五）　　二月十七日　　　　　　　誕生　萬佐宮（まさのみや）
　　文久二年（一八六二）　　五月十六日　　　　　　　關白九條尚忠猶子
　　明治八年（一八七五）　　八月廿五日　　　　　　　九條家入籍　權大納言九條幸經養女
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逝去
　女子（母　同貞�ﾍ）
　　安政三年（一八五六）　　六月七日　　　　　　　　誕生號　利宮（としのみや）
　　安政五年（一八五八）　　二月一日　　　　　　　　薨去　無垢光院
　智成親王（母　同日榮）
　　北白川宮創設
　貴子（たかこ）女王（母　同日榮）
　　伯爵松平直應夫人（離婚）、後子爵松平忠敬夫人
　　安政四年（一八五七）　　十一月廿日　　　　　　　誕生　節宮（みさのみや）
　　明治十年（一八七七）　　十二月十九日　　　　　　婚儀
　　大正八年（一九一九）　　四月八日　　　　　　　　逝去
　貞愛親王（母　同貞�ﾍ）
　　貞�ﾍ親王跡伏見宮繼承
　女子（母　同日榮）
　　安政六年（一八五九）　　七月四日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　七月八日　　　　　　　　夭折　號歡樂院
　女子（母　同日榮）
　　萬延元年（一八六○）　　七月九日　　　　　　　　誕生　多明宮（ためのみや）
　　元治元年（一八六四）　　三月十三日　　　　　　　薨去　號心淨院
　�C棲家�ﾍ（きよす・いえのり）（母　同日榮）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　正二位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　文久二年（一八六二）　　五月廿二日　　　　　　　誕生　六十宮　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　慶應二年（一八六六）　　六月一日　　　　　　　　關白二條齊敬猶子　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　佛光寺法印權僧正�ﾍ應養子願　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　七月十日　　　　　　　　内々入寺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　慶應四年（一八六八）　　六月十四日　　　　　　　二條家止猶子　更邦家親王爲實子　佛光寺相續願　┃
　　明治五年（一八七二）　　三月八日　　　　　　　　列華族　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　十月廿四日　　　　　　　稱澁谷（しぶたに）　佛光寺住職　　　　　　　　┃
　　明治六年（一八七三）　　六月廿日　　　　　　　　得度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治七年（一八七四）　　十二月廿五日　　　　　　改名家�ﾍ（かきょう）　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治廿一年（一八八八）　六月廿八日　　　　　　　澁谷家離籍伏見宮復籍　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　賜家名�C棲列華族授伯爵　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　貴族院議員　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治卅年（一八九七）　　五月廿七日　　　　　　　山梨懸知事　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治卅一年（一八九八）　六月廿五日　　　　　　　茨城懸知事　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治卅六年（一九○三）　六月廿九日　　　　　　　和歌山懸知事　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治四十年（一九○七）　一月十一日　　　　　　　新潟懸知事　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮中顧問官　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正十二年（一九二三）　七月十三日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　滿子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　子爵倉橋素顯長女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　文久元年（一八六一）　　正月十四日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治廿一年（一八八八）　六月廿八日　　　　　　　從夫離籍　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正六年（一九一七）　　十二月廿五日　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┣澁谷�鴾ﾍ（しぶたに・りゅうきょう）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　┃　眞空　佛光寺住職　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　明治十八年（一八八五）　一月五日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　明治廿一年（一八八八）　七月九日　　　　　　　　佛光寺相續　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　明治卅九年（一八九六）　六月九日　　　　　　　　男爵　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和卅七年（一九六二）　二月廿一日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃篷子（とまこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　公爵九條道孝六女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　明治廿四年（一八九一）　三月廿一日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和四十年（一九六五）　一月十三日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┃┣女子
　┃┣女子
　┃┣方子
　┃┃　子爵松平親信三男松平�鴛v人
　┃┃　大正三年（一九一四）　　五月十四日　　　　　　　誕生
　┃┣公子
　┃┃　子爵小出英忠夫人
　┃┃　大正五年（一九一六）　　二月十四日　　　　　　　誕生
　┃┗有�ﾍ（ゆうきょう）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　┃　　眞照　佛光寺住職　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　　大正六年（一九一七）　　二月四日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　　平成五年（一九九三）　　三月十三日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　笑子（えみこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　　夷隅雄尊正長女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　　大正十四年（一九二五）　五月一日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┃┣彰（あきら）
　┃┃　眞承　佛光寺住職
　┃┃　昭和廿四年（一九四九）　七月十一日　　　　　　　誕生
　┃┃夫人
　┃┃眞喜子
　┃┃　古賀建藏長女
　┃┃　昭和卅一年（一九五六）　十月十八日　　　　　　　誕生
　┃┣曉（さとる）
　┃┃　曉眞
　┃┃　昭和廿五年（一九五○）　十二月六日　　　　　　　誕生
　┃┃夫人
　┃┃美世子
　┃┃　昭和卅四年（一九五九）　四月二日　　　　　　　　誕生
　┃┗修（おさむ）
　┃　　眞修
　┃　　昭和廿八年（一九五三）　三月二日　　　　　　　　誕生
　┃　夫人
　┃　信子
　┃　　比嘉�C秀次女
　┃　　昭和廿六年（一九五一）　十月五日　　　　　　　　誕生
　┃
　┗�C棲幸保（�C棲家�ﾍ養子）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　伯爵眞田幸民三男　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　理學博士　宇都宮大學�ﾍ授　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　明治卅四年（一九○一）　二月廿八日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　大正十二年（一九二三）　八月十日　　　　　　　　�C棲家相續　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　昭和五十年（一九七五）　十一月二日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　敦子女王　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　伏見宮博恭王第二王女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　明治卅九（一九○六）　　五月十八日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　大正十五年（一九二六）　十月廿七日　　　　　　　降嫁　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　昭和十一年（一九三六）　二月廿四日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　　┣貞子
　　┃　舊子爵小笠原光泰夫人
　　┃　昭和二年（一九二七）　　十二月一日　　　　　　　誕生
　　┣慶子（よしこ）
　　┃　成瀬照夫人
　　┃　昭和三年（一九二八）　　十一月六日　　　　　　　誕生
　　┗家�驗ｪ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　昭和四年（一九二九）　　十月十六日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　淑子（よしこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　飯田信次女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　昭和十五年（一九四○）　三月廿九日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　　┣家康
　　┃　昭和卅五年（一九六○）　一月卅日　　　　　　　　誕生
　　┣家壽
　　┃　昭和四十四年（一九六九）一月　　　　　　　　　　誕生
　　┣香代子
　　┃　昭和四十六年（一九七一）六月　　　　　　　　　　誕生
　　┗佐智子
　　　　昭和四十八年（一九七三）十一月　　　　　　　　　誕生
　載仁親王（母　同日榮）
　　閑院宮繼承
　依仁親王（母　同日榮）
　　東伏見宮創設
　女子（母　同日榮）
　　明治二年（一八六九）　　九月五日　　　　　　　　誕生　萬千宮（まさのみや）
　　明治五年（一八七二）　　二月五日　　　　　　　　薨去

　二十一代
　貞�ﾍ（さだのり）親王
　　邦家親王第六王子（母　御息所藤原景子）
　　天保七年（一八三六）　　九月十七日　　　　　　　誕生　睦宮（よりのみや）
　　天保十三年（一八四二）　八月廿七日　　　　　　　伏見宮繼承
　　弘化四年（一八四七）　　五月三日　　　　　　　　仁孝天皇猶子
　　嘉永元年（一八四八）　　三月廿三日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣廣幡基豐
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　兵部卿
　　　　　　　　　　　　　　五月二日　　　　　　　　三品
　　文久二年（一八六二）　　十月十九日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五（實十四）日　　薨去　號眞實相院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　葬相國寺

　御息所
　藤原積子（つむこ）（五十君）
　　關白鷹司政通九女（母　）
　　天保九年（一八三八）　　四月十五日　　　　　　　誕生
　　安政二年（一八五五）　　十二月　　　　　　　　　婚儀
　　萬延元年（一八六○）　　十月十四日　　　　　　　薨去
　藤原明子（あけこ）
　　關白鷹司輔煕七女（母　）
　　弘化二年（一八四五）　　七月廿七日　　　　　　　誕生
　　文久二年（一八六二）　　四月十六日　　　　　　　婚儀
　　明治十一年（一八七八）　八月廿二日　　　　　　　薨去

　王子女
　女子（母　御息所藤原積子）
　　安政三年（一八五六）　　正月廿四日　　　　　　　誕生　見喜宮（みきのみや）
　　安政五年（一八五八）　　三月二日　　　　　　　　薨去　號淨明珠院
　男子（母　同上）
　　安政五年（一八五八）　　八月十五日　　　　　　　誕生　�ｺ宮（のりのみや）
　　　　　　　　　　　　　　九月二日　　　　　　　　薨去　號集功�ｺ院
　女子（母　同上）
　　萬延元年（一八六○）　　二月廿四日　　　　　　　誕生　理宮（あやのみや）
　　文久元年（一八六一）　　六月十八日　　　　　　　薨去　號法界性院

　二十二代
　敦宮（後の貞愛親王）
　　邦家親王第十四王子（母　御息所藤原景子）
　　安政五年（一八五八）　　四月廿八日　　　　　　　誕生
　　萬延元年（一八六○）　　六月九日　　　　　　　　妙法院相續
　　　　　　　　　　　　　　九月十五日　　　　　　　孝明天皇養子
　　文久二年（一八六二）　　十一月廿八日　　　　　　止養子貞�ﾍ親王實子　伏見宮繼承

　二十三代
　邦家親王（再承）
　　元治元年（一八六四）　　二月七日　　　　　　　　伏見宮再繼承
　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　　復飾　復名邦家
　　元治三年（一八六六）　　三月十七日　　　　　　　二品　式部卿
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　勅授帶劔　賜随身兵仗
　　慶應四年（一八六八）　　三月二日　　　　　　　　一品
　　明治五年（一八七二）　　四月十日　　　　　　　　隱居
　　　　　　　　　　　　　　八月五日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　葬相國寺

　妃
　藤原景子（ひろこ）（織君）
　　關白鷹司政煕十九女（母　家女房）
　　明治廿五年（一八九二）　八月八日　　　　　　　　薨去

　二十四代
　貞愛（さだなる）親王（再承）
　　明治四年（一八七一）　　三月二日　　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　七日　　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　八日　　　　　　　　二品
　　明治五年（一八七二）　　四月十日　　　　　　　　伏見宮再繼承
　　明治八年（一八七五）　　十二月卅一日　　　　　　勳一等
　　明治十年（一八七七）　　　　　　　　　　　　　　賞勳局議定官
　　明治十九年（一八八六）　十二月廿九日　　　　　　大勲位
　　明治卅七年（一九○四）　六月廿八日　　　　　　　陸軍大將
　　大正元年（一九一二）　　八月十三日　　　　　　　内大臣
　　大正四年（一九一五）　　一月十三日　　　　　　　辭職内大臣
　　　　　　　　　　　　　　九月十七日　　　　　　　元帥
　　大正十二年（一九二三）　二月四日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　國葬

　妃
　利子（としこ）女王
　　有栖川宮幟仁親王第四王女（母　家女房森則子）
　　安政五年（一八五八）　　五月廿一日　　　　　　　誕生　穗宮（のぶのみや）
　　明治九年（一八七六）　　十月六日　　　　　　　　婚儀
　　昭和二年（一九二七）　　十月廿四日　　　　　　　薨去

　王子女
　博恭王（母　家女房河野千代子）
　　初華頂宮繼承、後伏見宮繼承
　邦芳（くにか）王（母　利子妃）
　　明治十三年（一八八○）　三月十八日　　　　　　　誕生
　　昭和八年（一九三五）　　六月一日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐嶋岡墓地
　昭�ｺ（あきのり）王（母　同上）
　　明治十四年（一八八一）　十月六日　　　　　　　　誕生
　　明治十六年（一八八三）　二月六日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐嶋岡墓地
　禎子（さちこ）女王（母　家女房�搦R奈越子）
　　侯爵山内豐景夫人
　　明治十八年（一八八五）　六月廿七日　　　　　　　誕生
　　明治卅四年（一九○一）　四月六日　　　　　　　　降嫁
　　昭和四十一年（一九六六）二月九日　　　　　　　　逝去

　二十五代
　博恭（ひろやす）王
　　貞愛親王第一王子（母　家女房河野千代子）
　　明治八年（一八七五）　　十月十六日　　　　　　　誕生　名愛賢（なるかた）
　　明治十六年（一八八三）　四月廿三日　　　　　　　華頂宮繼承
　　　　　　　　　　　　　　六月十一日　　　　　　　改名博恭
　　明治卅七年（一九○四）　一月十五日　　　　　　　伏見宮復歸
　　明治卅八年（一九○五）　十一月三日　　　　　　　大勳位
　　大正十一年（一九二二）　十二月一日　　　　　　　海軍大將
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　軍事參議官
　　昭和七年（一九三二）　　二月二日　　　　　　　　海軍軍令部長
　　　　　　　　　　　　　　五月廿七日　　　　　　　元帥
　　昭和八年（一九三三）　　十月一日　　　　　　　　軍令部總長
　　昭和廿一年（一九四六）　八月十六日　　　　　　　薨去

　妃
　經子（つねこ）
　　征夷大將軍・公爵�ｺ川慶喜九女（母　新村信（小姓頭新村猛雄養女　實旗本松井勘十郎女））
　　勳一等
　　明治十五年（一八八二）　九月廿三日　　　　　　　誕生
　　明治卅年（一八九七）　　一月九日　　　　　　　　成婚
　　昭和十四年（一九三九）　八月十八日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐嶋岡墓地

　王子女
　博義王
　　伏見宮世子
　恭子（やすこ）女王
　　侯爵淺野長武夫人
　　明治卅一年（一八九八）　十一月十四日　　　　　　誕生
　　大正七年（一九一八）　　五月廿九日　　　　　　　降嫁
　　大正八年（一九一九）　　一月十六日　　　　　　　逝去
　博忠（ひろただ）王
　　華頂宮繼承
　華頂博信（かちょう・ひろのぶ）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　正三位　海軍大佐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治卅八年（一九○五）　五月廿二日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正十五年（一九二六）　十二月七日　　　　　　　賜家名華頂列華族授侯爵　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　華頂宮の祭祀を繼承　　　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和廿二年（一九四七）　五月三日　　　　　　　　華族制度廃止　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和四十五年（一九七○）十月廿五日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　華子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　閑院宮載仁親王第五王女（母　智惠子妃）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　後離婚、戸田豐太郎夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　明治四十二年（一九○九）六月卅日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正十五年（一九二五）　十二月十三日　　　　　　降嫁　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　離婚　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　平成十五年（二○○三）　五月三日　　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　壽美子（すみこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　早川又市長女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正八年（一九一九）　　十一月四日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┣博道━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　┃　昭和五年（一九三○）　　六月四日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃�骰]　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　村松明治長女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和六年（一九三一）　　三月三日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┃┣尚��
　┃┃　昭和卅二年（一九五七）　三月十日　　　　　　　　誕生
　┃┣博俊
　┃┃　昭和卅六年（一九六一）　九月八日　　　　　　　　誕生
　┃┗博行
　┃　　昭和卅七年（一九六二）　十二月十七日　　　　　　誕生
　┗博孝
　　　伏見博英養子、後離籍
　　　昭和七年（一九三二）　　七月卅一日　　　　　　　誕生
　　　昭和十八年（一九四三）　十月一日　　　　　　　　伏見家相續
　　　昭和廿六年（一九五一）　三月　　　　　　　　　　離籍
　　　平成三年（一九九一）　　二月十七日　　　　　　　逝去
　敦子（あつこ）女王
　　伯爵�C棲幸保夫人
　　明治卅九（一九○六）　　五月十八日　　　　　　　誕生
　　大正十五年（一九二六）　十月廿七日　　　　　　　降嫁
　　昭和十一年（一九三六）　二月廿四日　　　　　　　逝去
　知子（ともこ）女王
　　久邇宮朝融王妃
　　明治四十年（一九○七）　五月十八日　　　　　　　誕生
　　大正十四年（一九二四）　一月廿六日　　　　　　　成婚
　　昭和廿二年（一九四七）　六月廿八日　　　　　　　薨去
　伏見博英（ふしみ・ひろひで）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　正四位　海軍少佐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正元年（一九一二）　　十月四日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和十一年（一九三六）　四月一日　　　　　　　　賜家名伏見列華族授伯爵　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和十八年（一九四三）　八月廿一日　　　　　　　逝去（戰死）　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　豐子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　伯爵柳沢保承三女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正六年（一九一六）　　十月廿九日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和十四年（一九三九）　十一月十四日　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　定子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　男爵�K田長和長女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　大正六年（一九一七）　　六月一日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　昭和二十三年（一九四八）　　　　　　　　　　　　離籍　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┣博孝（養子）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　┃　華頂博信次男　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和七年（一九三二）　　七月卅一日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和十八年（一九四三）　十月一日　　　　　　　　伏見家相續　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和廿六年（一九五一）　三月　　　　　　　　　　離籍　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　平成三年（一九九一）　　二月十七日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┣元子（もとこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　堂本泰三夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和十二年（一九三七）　八月十一日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┣誓�ｪ（せいかん）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　俗名和子　京都得淨明院住職　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和十三年（一九三八）　十二月一日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┣順子（ゆきこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和十六年（一九四一）　十一月廿一日　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┃　昭和廿年（一九四五）　　四月廿九日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┗佳子（よしこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　和芙夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　昭和十八年（一九四三）　六月七日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　　┗和芙（養子）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　猪野昇長男　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　昭和十六年（一九四一）　一月一日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　夫人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　佳子（よしこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　博英三女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　昭和十八年（一九四三）　六月七日　　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　　┣仁志
　　┃　昭和四十二年（一九六七）十二月四日　　　　　　　誕生
　　┣文孝
　　┃　舊子爵毛利高棟養子
　　┃　昭和四十六年（一九七一）三月廿八日　　　　　　　誕生
　　┗裕子
　　　　昭和四十八年（一九七三）二月二日　　　　　　　　誕生

　世子
　博義（ひろよし）王
　　博恭王第一王子
　　大勳位　海軍大佐
　　明治卅年（一八九七）　　十二月八日　　　　　　　誕生
　　大正六年（一九一七）　　十二月八日　　　　　　　成年式
　　昭和十三年（一九三八）　十月十九日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐島岡墓地

　妃
　朝子（ときこ）
　　公爵一条實輝三女（母　）
　　勳一等
　　明治卅五年（一九○二）　六月廿日　　　　　　　　誕生
　　大正八年（一九一九）　　十二月廿三日　　　　　　成婚
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱
　　昭和四十六年（一九七一）四月三日　　　　　　　　逝去

　王子女
　光子（みつこ）女王
　　尾崎行良夫人
　　昭和四年（一九二九）　　七月廿八日　　　　　　　誕生
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱
　博明王
　　伏見宮繼承
　令子（よしこ）女王
　　昭和八年（一九三三）　　二月十四日　　　　　　　誕生
　　昭和十二年（一九三六）　十月廿五日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐島岡墓地
　章子（あやこ）女王
　　草刈廣夫人
　　昭和九年（一九三四）　　九月十一日　　　　　　　誕生
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱

　二十六代
　博明（ひろあき）王
　　博義王第一王子
　　日本文化振興會總裁
　　昭和七年（一九三二）　　一月廿六日　　　　　　　誕生
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱

　夫人
　和子（かずこ）
　　吉川武長女
　　昭和八年（一九三三）　　四月廿七日　　　　　　　誕生

　子女
　朗子（さえこ）
　　昭和卅四年（一九五九）　十一月廿八日　　　　　　誕生
　宣子（のぶこ）
　　昭和卅六年（一九六一）　六月十九日　　　　　　　誕生
　雅子（まさこ）
　　昭和卅九年（一九六四）　八月廿九日　　　　　　　誕生


○桂宮（八條宮・常磐井宮・京極宮）（かつらのみや）　　　▲ページ最上部へ

　一代
　智仁（としひと）親王
　　誠仁親王（陽光院）第六王子（母　新上東門院藤原睛子（權大納言勸修寺睛右女））
　　宮號八條
　　天正七年（一五七九）　　正月八日　　　　　　　　誕生　胡佐麿　號六宮
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　太閤豐臣秀吉猶子
　　天正十八年（一五九○）　二月十九日　　　　　　　賜八條宮（はちじょうのみや）稱號
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿三日　　　　　　移徒新殿
　　天正十九年（一五九一）　正月廿六日　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　式部卿
　　慶長六年（一六○一）　　三月十五日　　　　　　　一品
　　�ｪ永六年（一六二九）　　四月七日　　　　　　　　薨去　號桂光院丘夫
　　　　　　　　　　　　　　　　十九日　　　　　　　葬相國寺慈照院

　御息所
　關白九條兼孝女（母　）
　　天正十九年（一五九一）　十二月廿六日　　　　　　婚儀
　侍從京極（宮津）高知長女丹後侍從（母　毛利秀政女）
　　元和二年（一六一六）　　十一月　　　　　　　　　婚儀

　王子女
　智忠親王（母　御息所）
　　八条宮繼承
　良尚入道親王（母　同上）
　　元和八年（一六二三）　　十二月十六日　　　　　　誕生　二宮、又竹内宮
　　元和九年（一六二四）　　正月廿四日　　　　　　　後水尾天皇猶子
　　元和十一年（一六二六）　八月七日　　　　　　　　親王宣下　名勝行
　　　　　　　　　　　　　　九月十一日　　　　　　　入寺得度
　　元和十六年（一六三一）　閏十二月十三日　　　　　灌頂
　　正保三年（一六四六）　　三月廿二日　　　　　　　天臺座主
　　正保四年（一六四七）　　九月十二日　　　　　　　二品
　　明暦二年（一六五六）　　　　　　　　　　　　　　一乘寺中興開基
　　�ｪ文四年（一六六四）　　二月十日　　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　護持僧
　　貞享四年（一六八七）　　四月十九日　　　　　　　退隱
　　元祿六年（一六九三）　　七月五日　　　　　　　　入寂　號天松院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬一乘寺山
　廣幡忠幸（母　同上）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　�ｪ永元年（一六二四）　　　　　　　　　　　　　　誕生　三宮、又幸公　　　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ永十一年（一六三四）　　　　　　　　　　　　　權大納言�ｺ川（尾張）義直猶子　　　　　　　　　┃
　　慶安三年（一六五○）　　正月三日　　　　　　　　元服　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　二月十三日　　　　　　　下向尾張名古屋城　稱三丸殿　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ文四年（一六六四）　　五月廿四日　　　　　　　歸洛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　六月廿三日　　　　　　　賜家名廣幡（ひろはた）　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ文七年（一六六七）　　正月五日　　　　　　　　正三位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ文八年（一六六八）　　十二月廿四日　　　　　　權大納言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ文九年（一六六九）　　閏十月十六日　　　　　　薨去　號��光院梅岑源公　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺梅岑軒　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　正室　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　糸子（いとこ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　鶴姫、後京姫　權大納言�ｺ川（尾張）義直長女（母　側室津田氏　號貞松院）　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ永三年（一六二六）　　六月十六日　　　　　　　誕生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　慶安三年（一六五○）　　二月十三日　　　　　　　婚儀　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　延寶二年（一六七四）　　八月廿三日　　　　　　　逝去　號普峯院　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┣豐忠（養子）━━━（以下略・子孫は明治十七年列華族授侯爵）
　┃　實權中納言久我通名男
　┃　從一位　内大臣
　┃　�ｪ文六年（一六六六）　六月廿六日　　　　　　　　誕生
　┃　元文二年（一七三七）　八月一日　　　　　　　　　薨去　號自淨光院
　┣新君（にいきみ）（母　糸子）
　┃　權中納言�ｺ川（尾張）綱誠簾中
　┃　承應三年（一六五四）　四月五日　　　　　　　　　誕生
　┃　�ｪ文七年（一六六三）　九月廿九日　　　　　　　　婚儀
　┃　元祿五年（一六九二）　十月十九日　　　　　　　　逝去　號瑩珠院
　┗鏡山瑞円（母　同上）
　　　正眼院住侍
　女子（母　同上）
　　西本願寺十三世良如光圓室　東�ｖ蜑@猶子
　　元和六年（一六二一）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　�ｪ永十七年（一六四○）　十二月廿六日　　　　　　入輿
　　慶安元年（一六四八）　　八月十七日　　　　　　　逝去　號殊光院如室

　二代
　智忠（としただ）親王
　　智仁親王第一王子（母　御息所丹後侍從）
　　元和五年（一六二○）　　十一月一日　　　　　　　誕生　若宮　多古麿
　　�ｪ永元年（一六二四）　　七月廿七日　　　　　　　後水尾天皇猶子
　　�ｪ永三年（一六二六）　　十二月四日　　　　　　　親王宣下　名忠仁、後改名智忠
　　�ｪ永六年（一六二九）　　二月二日　　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　中務卿
　　明暦三年（一六五五）　　正月十四日　　　　　　　二品
　　�ｪ文二年（一六六二）　　七月七日　　　　　　　　薨去　號天香院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬相國寺

　御息所
　菅原富子
　　中納言前田（金澤）利常四女（母　征夷大將軍�ｺ川秀忠次女子々姫）
　　�ｪ永十九年（一六四ニ）　九月廿九日　　　　　　　婚儀

　三代
　穩仁（やすひと）親王
　　後水尾天皇第十三皇子（母　逢春門院藤原�骼q（左中將櫛笥�髓v女））
　　�ｪ永二十年（一六四三）　四月廿九日　　　　　　　誕生　幸宮
　　承應三年（一六五四）　　九月十九日　　　　　　　智忠親王繼嗣　稱若宮、又阿古麿
　　明暦元年（一六五五）　　八月十九日　　　　　　　移徒八條殿
　　　　　　　　　　　　　　十月十四日　　　　　　　親王宣下　勅別當權大納言三條西實�ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿四日　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　三品　式部卿
　　�ｪ文五年（一六六五）　　十月三日　　　　　　　　薨去　號金剛壽院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬慈照院

　四代
　長仁（おさひと）親王
　　後西天皇第一皇子（母　女御明子女王（高松宮好仁親王第一皇女））
　　明暦元年（一六五五）　　五月十四日　　　　　　　誕生　若宮、又倉宮、又阿茶麿
　　�ｪ文六年（一六六六）　　十二月四日　　　　　　　穩仁親王繼嗣
　　�ｪ文七年（一六六七）　　八月四日　　　　　　　　移徒八條殿
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿五日　　　　　　八條宮繼承
　　�ｪ文九年（一六六九）　　二月廿四日　　　　　　　親王宣下　勅別當左大臣大炊御門經光
　　　　　　　　　　　　　　十一月五日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　無品　中務卿
　　延寶三年（一六七五）　　六月廿五日　　　　　　　薨去　號靈照院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　葬慈照院

　五代
　尚仁（なおひと）親王
　　後西天皇第八皇子（母　贈正三位六條局藤原定子（光源寺僧智秀女））
　　�ｪ文十一年（一六七一）　十一月九日　　　　　　　誕生　員宮（かねのみや）
　　延寶三年（一六七五）　　八月九日　　　　　　　　長仁親王繼嗣　八條宮繼承
　　貞享元年（一六八四）　　九月廿一日　　　　　　　移徒八條殿
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿七日　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣久我通誠
　　貞享三年（一六八六）　　三月廿八日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　無品　彈正尹
　　元祿二年（一六八九）　　八月六日　　　　　　　　薨去　號無量光院
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　葬慈照院

　歴代には數えず
　作宮（さくのみや）
　　靈元天皇第十皇子（母　菅原經子（權大納言五條爲庸女））
　　宮號常磐井
　　元祿二年（一六八九）　　六月廿七日　　　　　　　誕生　正宮
　　　　　　　　　　　　　　十月十三日　　　　　　　尚仁親王繼嗣　八條宮繼承
　　　　　　　　　　　　　　十二月九日　　　　　　　改稱號常磐井宮（ときわいのみや）
　　元祿四年（一六九一）　　閏八月十七日　　　　　　改稱作宮
　　元祿五年（一六九二）　　四月廿三日　　　　　　　夭折　號淨功�ｺ院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　葬慈照院

　六代
　文仁（あやひと）親王
　　靈元天皇第六皇子（母　敬法門院藤原宗子（内大臣松木宗條女））
　　宮號京極
　　延寶八年（一六八○）　　八月十六日　　　　　　　誕生　富貴宮
　　貞享五年（一六八八）　　八月八日　　　　　　　　有栖川宮幸仁親王養子
　　元祿八年（一六九五）　　九月廿八日　　　　　　　止養子
　　元祿九年（一六九六）　　七月四日　　　　　　　　常磐井宮繼承
　　　　　　　　　　　　　　　　六日　　　　　　　　改稱號京極宮（きょうごくのみや）
　　元祿十年（一六九七）　　五月十一日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣今出川伊李
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　元服　加冠關白九條輔實　名文仁
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　兵部卿
　　寶永六年（一七○九）　　四月七日　　　　　　　　一品
　　寶永八年（一七一一）　　三月五日　　　　　　　　薨去　號智惠觀院
　　　　　　　　　　　　　　　　十一日　　　　　　　葬慈照院

　王子女
　家仁親王（母　家女房權大納言滋野井公澄女東對局眞觀院直子）
　　京極宮継承
　守恕入道親王（母　同上）
　　寶永三年（一七○六）　　十二月廿七日　　　　　　誕生　稻宮
　　寶永五年（一七○八）　　七月三日　　　　　　　　�ｪ�髢@親王資
　　享保三年（一七一六）　　六月廿三日　　　　　　　靈元天皇養子（養母　敬法門院藤原宗子（内大臣松木宗條女））
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　親王宣下　名周典
　　　　　　　　　　　　　　七月四日　　　　　　　　仁和寺入寺得度
　　享保十一年（一七二六）　三月六日　　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　　　十三日　　　　　　　灌頂
　　享保十四年（一七二九）　四月八日　　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　九日　　　　　　　　入寂　號後光明壽院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　葬法金剛院
　女子（母　同上）
　　專修寺圓猷室
　　寶永七年（一七一○）　　十一月二日　　　　　　　誕生　美目宮
　　享保十四年（一七二九）　十二月十六日　　　　　　入輿　婚儀
　　�ｪ延　年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　落飾
　　安永八年（一七七九）　　五月廿二日　　　　　　　薨去　號紫雲光院觀月智圓
　大舟尊梁（母　家女房淺田連）
　　正�ｺ元年（一七一一）　　九月十八日　　　　　　　誕生　共宮
　　享保六年（一七二一）　　十一月十六日　　　　　　靈元天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　十二月七日　　　　　　　光照院入寺得度
　　享保十六年（一七三一）　七月廿四日　　　　　　　入寂　號光照中興第二世圓妙珠院大舟
　　　　　　　　　　　　　　八月二日　　　　　　　　葬華開院

　七代
　家仁（やかひと）親王
　　文仁親王第一王子（母　家女房東對局眞觀院直子（權大納言滋野井公澄女））
　　寶永元年（一七○四）　　四月一日　　　　　　　　誕生　若宮
　　寶永五年（一七○八）　　十二月三日　　　　　　　東山天皇猶子　號茶々麿
　　寶永六年（一七○九）　　四月七日　　　　　　　　親王宣下　勅別當左大臣西園寺致李
　　正�ｺ三年（一七一三）　　十二月廿一日　　　　　　元服　加冠關白二條綱平
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　式部卿
　　享保九年（一七二四）　　二月十三日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　拜賀（任延慶三年久明親王例）　賜随身兵仗
　　寶暦四年（一七五四）　　十二月廿一日　　　　　　移徒新殿
　　明和四年（一七六七）　　十二月三日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　六日　　　　　　　　薨去　號後桂光院
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　葬慈照院

　御息所
　藤原基子（尚君）
　　關白鷹司兼煕女（母　）
　　享保五年（一七二○）　　十二月一日　　　　　　　婚儀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薨去　號桂林院

　王子女
　豐子女王（母　御息所）
　　左近衞少將有馬（久留米）�ｮ「彳童」室
　　享保六年（一七二一）　　閏七月十七日　　　　　　誕生　登與宮（とよのみや）
　　�ｪ保二年（一七四二）　　九月廿六日　　　　　　　婚儀
　　安永三年（一七七四）　　正月十四日　　　　　　　薨去　號景�ｉ@花岳宗冨
　　　　　　　　　　　　　　　　十九日　　　　　　　葬��雲寺
　女子（母　同上）
　　享保十年（一七二五）　　四月六日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　薨去　號眞珠光院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬慈照院
　女子（母　家女房大学助北小路俊在女大江雅子）
　　享保十五年（一七三○）　十月十五日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　十一月十一日　　　　　　薨去　號�ｺ菩提院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬慈照院
　公仁親王（母　家女房）
　　京極宮繼承
　尊峯入道親王（母　家女房谷野氏　號月凉院）
　　元文六年（一七四一）　　正月八日　　　　　　　　誕生　二宮
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　改冨貴宮
　　延享五年（一七四八）　　正月廿一日　　　　　　　櫻町天皇養子（養母　��綺門院藤原舍子（關白二條吉忠女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　知恩院相續
　　寶暦三年（一七五三）　　五月六日　　　　　　　　征夷大將軍�ｺ川家重猶子
　　寶暦四年（一七五四）　　五月廿七日　　　　　　　親王宣下　名和義
　　　　　　　　　　　　　　八月廿四日　　　　　　　入寺得度
　　明和四年（一七六七）　　二月九日　　　　　　　　二品
　　天明八年（一七八八）　　七月廿一日　　　　　　　入寂　號無邊光院高蓮社俊譽乘阿斎聖
　　　　　　　　　　　　　　八月六日　　　　　　　　葬一心院
　尊映入道親王（母　同上）
　　�ｪ延元年（一七四八）　　十月廿九日　　　　　　　誕生　良宮
　　寶暦八年（一七五八）　　九月廿八日　　　　　　　一乘院相續
　　寶暦九年（一七五九）　　九月廿八日　　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　十二月十一日　　　　　　親王宣下　名惟基
　　寶暦十年（一七六○）　　十二月五日　　　　　　　入寺得度
　　�ｪ政五年（一七九三）　　十一月十七日　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　十二月九日　　　　　　　入寂　號常寂光院
　　　　　　　　　　　　　　　　十九日　　　　　　　葬菅原

　八代
　公仁（きみひと）親王
　　家仁親王第一王子（母　家女房）
　　享保十八年（一七三三）　正月五日　　　　　　　　誕生　若宮
　　�ｪ保元年（一七四一）　　三月十三日　　　　　　　改稱胡佐宮
　　�ｪ保二年（一七四二）　　三月十六日　　　　　　　桃園天皇猶子
　　延享二年（一七四五）　　二月一日　　　　　　　　親王宣下　勅別當權大納言廣幡長忠
　　　　　　　　　　　　　　二月八日　　　　　　　　元服　加冠閑院宮直仁親王
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　上總太守
　　　　　　　　　　　　　　十一月十八日　　　　　　三品
　　寶暦三年（一七五三）　　十二月十日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　帶劔賜随身兵仗
　　明和七年（一七七○）　　六月廿二日　　　　　　　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　薨去　號�C淨觀院
　　　　　　　　　　　　　　閏六月五日　　　　　　　葬慈照院
　　　　　　　　　　　　　　七月十三日　　　　　　　東宮受禪後に誕生の二宮を繼嗣と勅定
　　　　　　　　　　　　　　九月廿六日　　　　　　　御息所源壽子を爲當主

　御息所
　室子女王
　　閑院宮直仁親王第三王女（母　家女房左衞門佐伊藤氏）
　　元文元年（一七三六）　　六月廿五日　　　　　　　誕生　格宮（ただのみや）
　　寶暦四年（一七五三）　　十二月十日　　　　　　　入輿
　　寶暦六年（一七五六）　　六月二十日　　　　　　　薨去　號格心院淨室智�C
　　　　同　　　年　　　　　七月三日　　　　　　　　葬相國寺

　源壽子（ながこ　相公・載姫）
　　權中納言�ｺ川（紀伊）宗直五女（母　側室落合氏）
　　公仁親王薨去後は當主に遇せられる
　　�ｪ保三年（一七四三）　　三月十一日　　　　　　　誕生
　　寶暦九年（一七五九）　　十二月十二日　　　　　　婚儀
　　明和七年（一七七○）　　九月廿六日　　　　　　　爲當主
　　�ｪ政元年（一七八九）　　十月十八日　　　　　　　薨去　號靈光院

　王子女
　在子（ますこ）女王（母　御息所室子女王）
　　贈太政大臣一橋治濟室
　　寶暦六年（一七五五）　　六月十九日　　　　　　　誕生　萬種宮（ますのみや）
　　寶暦十一年（一七六○）　九月十二日　　　　　　　改壽賀宮
　　明和四年（一七六七）　　十二月四日　　　　　　　婚儀
　　明和七年（一七七○）　　七月十二日　　　　　　　薨去　號桂芳院覺月妙院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬凌雲院

　九代
　盛仁（たけひと）親王
　　光格天皇第四皇子（母　新内侍局菅原和子（勘解由長官東坊城益良女））
　　宮號桂
　　文化七年（一八一○）　　六月廿七日　　　　　　　誕生　磐宮（いわのみや）
　　　　　　　　　　　　　　九月十八日　　　　　　　京極宮繼承　改稱號桂宮
　　　　　　　　　　　　　　十二月十八日　　　　　　移徒桂宮
　　文化八年（一八一一）　　五月十六日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣久我通明
　　　　　　　　　　　　　　　　十七日　　　　　　　薨去　號正覺院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　　葬慈照院
　　文化十三年（一八一六）　三月十四日　　　　　　　光格天皇第六皇子猗宮の繼承を出願
　　　　　　　　　　　　　　十月十七日　　　　　　　重ねて猗宮の繼承を出願
　　文政二年（一八一九）　　正月十九日　　　　　　　猗宮薨去

　十代
　節仁（みさひと）親王
　　仁孝天皇第六皇子（母　新待賢門院藤原雅子（權大納言正親町實光女））
　　天保四年（一八三三）　　十一月一日　　　　　　　誕生　幹宮（もとのみや）
　　天保六年（一八三五）　　七月廿二日　　　　　　　桂宮繼承
　　天保七年（一八三六）　　十二月十八日　　　　　　移徒桂宮
　　天保七年（一八三六）　　三月五日　　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣廣幡基豐
　　　　　　　　　　　　　　三月五（實四）日　　　　薨去　號如意寶院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　葬慈照院
　　天保十五年（一八四四）　十一月九日　　　　　　　仁孝天皇第七皇子胤宮誕生により繼承を出願
　　　　　　　　　　　　　　十二月五日　　　　　　　繼承許されず

　十一代
　淑子（すみこ）内親王
　　仁孝天皇第三皇女（母　按察使典侍藤原妍子（權大納言甘露寺國長女））
　　文政十二年（一八二九）　正月十九日　　　　　　　誕生　敏宮
　　　　　　　　　　　　　　十二月八日　　　　　　　御髪置
　　文政十三年（一八三○）　十二月十一日　　　　　　御色直
　　天保五年（一八三四）　　十二月十六日　　　　　　御深曾木
　　天保十一年（一八四○）　正月廿八日　　　　　　　婚約閑院宮愛仁親王（二年後親王薨去）
　　天保十三年（一八四二）　八月廿五日　　　　　　　御銕漿初（かねはじめ）
　　　　　　　　　　　　　　九月十五日　　　　　　　内親王宣下　勅別當内大臣廣幡基豐
　　文久二年（一八六二）　　十二月廿三日　　　　　　桂宮繼承
　　慶應二年（一八六六）　　四月廿二日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　准三后
　　明治十四年（一八八一）　十月三日　　　　　　　　薨去（午前一時十七分）
　　明治十九年（一八八六）　二月十二日　　　　　　　桂宮の稱號を宮内省に預ける


○有栖川宮（高松宮・桃園宮・花町宮）（ありすがわのみや）　　　▲ページ最上部へ

　一代
　好仁（よしひと）親王
　　後陽成天皇第七皇子（母　中和門院藤原前子（関白近衞前久女））
　　宮號高松
　　還俗并元服の年月日は未詳
　　慶長八年（一六○三）　　三月十八日　　　　　　　誕生　七宮、後改三宮
　　慶長十年（一六○五）　　正月十九日　　　　　　　聖護院興意入道親王附弟（後解消）　入室
　　慶長十五年（一六一○）　八月廿六日　　　　　　　入洛
　　慶長十七年（一六一二）　十二月廿六日　　　　　　親王宣下　名濟祐
　　元和元年（一六一五）　　八月　　　　　　　　　　二品　彈正尹
　　�ｪ永二年（一六二五）　　十月廿七日　　　　　　　賜高松宮（たかまつのみや）稱號
　　�ｪ永三年（一六二六）　　二月二日　　　　　　　　新上東門院舊跡高松殿爲御所
　　�ｪ永十五年（一六三八）　六月三日　　　　　　　　薨去　號永照院招月不白
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬大�ｺ寺中龍光院

　御息所
　源寧子（龜姫）
　　征夷大將軍�ｺ川秀忠女　實左近衞權中將松平（越前）忠直女（母　征夷大將軍�ｺ川秀忠三女勝姫）
　　慶長十三年（一六○八）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　�ｪ永七年（一六三○）　　十二月廿二日　　　　　　婚儀
　　延寶二年（一六七四）　　七月七日　　　　　　　　薨去　號寶珠院殿光譽寥廓沖意

　王子女
　明子（あきこ）女王（母　御息所源寧子）
　　良仁親王御息所　親王踐祚後女御
　　�ｪ永十五年（一六三八）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　慶安四年（一六五一）　　　　　　　　　　　　　　婚儀
　　延寶八年（一六八○）　　七月八日　　　　　　　　薨去　號妙吉��院聖補義英大夫人
　　　　　　　　　　　　　　同月十一日　　　　　　　葬龍光院
　女子（母　同上）
　　父親王薨去後、御息所に伴われ、越後高田城に歸居
　　元祿十三年（一七○○）　九月五日　　　　　　　　薨去　號高琳院松譽瑩月圓�C

　二代
　良仁（ながひと）親王
　　後水尾天皇第八皇子（母　逢春門院藤原�骼q（左中將櫛笥�髓v女））
　　宮號花町
　　�ｪ永十四年（一六三七）　十一月十六日　　　　　　誕生　秀宮
　　正保四年（一六四七）　　九月十五日　　　　　　　高松宮繼承、改稱號初桃園宮（ももぞののみや）、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　更改稱花町宮（はなまちのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿七日　　　　　　移徒花町殿
　　慶安元年（一六四八）　　七月十九日　　　　　　　親王宣下
　　慶安四年（一六五一）　　十一月廿五日　　　　　　元服　加冠關白近衞尚嗣
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　三品
　　　　　　　　　　　　　　同月廿七日　　　　　　　式部卿
　　承應二年（一六五三）　　正月廿一日　　　　　　　一品
　　承應三年（一六五四）　　十一月廿八日　　　　　　踐祚（第百十一代後西天皇）
　　�ｪ文三年（一六六三）　　正月廿六日　　　　　　　讓位
　　　　　　　　　　　　　　二月三日　　　　　　　　尊號太上天皇
　　貞享二年（一六八五）　　二月廿二日　　　　　　　崩御
　　　　　　　　　　　　　　三月七日　　　　　　　　葬泉涌寺

　御息所
　明子（あきこ）女王
　　有栖川宮好仁親王第一王女（母　左近衞權中將松平（越前）忠直女）
　　�ｪ永十五年（一八三八）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　慶安四年（一六五一）　　　　　　　　　　　　　　婚儀
　　延寶八年（一六八○）　　七月八日　　　　　　　　薨去　號妙吉��院聖補義英大夫人
　　　　　　　　　　　　　　　　十一日　　　　　　　葬龍光院

　王子女
　誠子（ともこ）内親王（母　女御明子女王）
　　承應三年（一六五四）　　六月七日　　　　　　　　誕生　八百宮
　　貞享三年（一六八六）　　七月廿三日　　　　　　　内親王宣下
　　貞享四年（一六八七）　　十二月一日　　　　　　　薨去　號�C淨觀院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬大�ｺ寺龍光院
　長仁（おさひと）親王（母　同上）
　　八条宮繼承
　幸仁親王（母　東三條局藤原共子（權大納言�C閑寺共綱女））
　　花町宮（有栖川宮）繼承
　尚仁（なおひと）親王（母　六條局藤原定子（光源寺僧智秀女））
　　長仁親王跡八条宮繼承
　（※）踐祚後に誕生、并親王家を繼承しなかった皇子女は省略。

　三代
　幸仁（ゆきひと）親王
　　後西天皇第二皇子（母　東三條局從一位藤原共子（權大納言�C閑寺共綱女））
　　宮號有栖川
　　明暦二年（一六五六）　　三月十五日　　　　　　　誕生　二宮　多賀宮
　　�ｪ文七年（一六六七）　　四月八日　　　　　　　　花町宮繼承
　　�ｪ文九年（一六六九）　　八月廿九日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣今出川公規
　　�ｪ文十年（一六七○）　　八月廿九日　　　　　　　移徒高松殿（花町殿舊地）
　　�ｪ文十年（一六七○）　　十一月廿一日　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　兵部卿
　　�ｪ文十二年（一六七二）　六月八日　　　　　　　　改稱號有栖川宮
　　延寶六年（一六七八）　　四月十一日　　　　　　　二品
　　元祿十年（一六九七）　　五月十四日　　　　　　　式部卿
　　元祿十二年（一六九九）　七月十三日　　　　　　　一品　牛車宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　薨去　號本空院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院

　王子女
　幸子（ゆきこ）女王（母　家女房員）
　　第百十三代東山天皇中宮
　　延寶八年（一六八○）　　九月廿三日　　　　　　　誕生　英宮
　　元祿十年（一六九七）　　二月廿五日　　　　　　　入内　女御
　　寶永四年（一七○七）　　五月三日　　　　　　　　准三后
　　寶永五年（一七○八）　　二月廿七日　　　　　　　中宮
　　寶永七年（一七一○）　　三月廿一日　　　　　　　院號宣下　承秋門院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　落飾
　　　　　　　　　　　　　　十一月十日　　　　　　　國母
　　享保五年（一七二○）　　二月十日　　　　　　　　崩御
　　　　同　　　年　　　　　三月五日　　　　　　　　葬泉涌寺
　冨貴宮（養子）
　　實靈元天皇第六皇子　後京極宮文仁親王也
　　元祿元年（一六八八）　　八月八日　　　　　　　　爲養子
　　元祿八年（一六九五）　　九月廿八日　　　　　　　常磐井宮繼承
　易子女王（母　家女房小少將　號壽昌院）
　　東本願寺十七世眞如光性室
　　元祿四年（一六九一）　　九月廿四日　　　　　　　誕生　淑宮（よしのみや）
　　元祿十五年（一七○二）　十二月四日　　　　　　　入輿
　　延享元年（一七四四）　　十二月二日　　　　　　　落飾
　　�ｪ延二年（一七四九）　　七月十七日　　　　　　　薨去　　號實性院如幸
　正仁親王（母　同上）
　　有栖川宮繼承
　尊統入道親王（母　未詳）
　　元祿八年（一六九五）　　五月九日　　　　　　　　誕生　淳宮
　　元祿十一年（一六九八）　八月十四日　　　　　　　知恩院相續
　　寶永元年（一七○四）　　十月三日　　　　　　　　靈元天皇養子（養母　新大納言局權中納言藤谷爲條女）
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　改岡宮
　　寶永三年（一七○六）　　十月三日　　　　　　　　征夷大將軍�ｺ川綱吉猶子
　　寶永四年（一七○七）　　三月廿九日　　　　　　　親王宣下　名良邦
　　　　　　　　　　　　　　六月十三日　　　　　　　入寺得度
　　寶永六年（一七○九）　　六月十九日　　　　　　　二品
　　正�ｺ元年（一七一一）　　五月十八日　　　　　　　入寂　號壽経光院源蓮社高譽等阿愍生
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　葬一心院
　　文化八年（一八一一）　　五月十六日　　　　　　　贈一品

　四代
　正仁（ただひと）親王
　　幸仁親王第一王子（母　家女房小少將　號壽昌院）
　　元祿七年（一六九四）　　二月十一日　　　　　　　誕生　多嘉宮
　　寶永五年（一七○八）　　正月廿三日　　　　　　　東山天皇猶子
　　寶永五年（一七○八）　　九月廿九日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣久我惟通
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿五日　　　　　　元服　加冠左大臣九條輔實
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　太宰帥
　　寶永六年（一七○九）　　六月十八日　　　　　　　二品
　　享保元年（一七一六）　　九月廿四日　　　　　　　靈元上皇第十五皇子明宮の繼承を勅許
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　薨去　號妙光院
　　　　　　　　　　　　　　十月四日　　　　　　　　葬龍光院

　婚約
　藤原竹子（竹姫）
　　權大納言�C閑寺煕定次女（母　未詳）
　　征夷大將軍�ｺ川綱吉養女、後征夷大將軍�ｺ川吉宗養女
　　左中將島津（鹿兒島）繼豐繼室
　　寶永五年（一七○八）　　七月廿五日　　　　　　　婚約會津松平正容世子千代丸（正邦）（二年後正邦早世）
　　寶永七年（一七一○）　　八月十九日　　　　　　　婚約（後親王薨）
　　享保十四年（一七三一）　十二月二日　　　　　　　入輿
　　安永元年（一七七二）　　十二月五日　　　　　　　薨去　號淨岸院信譽�C仁祐光

　五代
　職仁（よりひと）親王
　　靈元天皇第十五皇子（母　右衞門佐局秦敦子（權大納言岩倉具乘猶子松室重敦女））
　　正�ｺ三年（一七一四）　　九月十日　　　　　　　　誕生　明宮（あけのみや）
　　享保元年（一七一六）　　十月十二日　　　　　　　有栖川宮繼承
　　享保六年（一七二一）　　十二月三日　　　　　　　移徒有栖川殿
　　享保十一年（一七二六）　十一月廿八日　　　　　　親王宣下　勅別當左大臣醍醐冬煕
　　享保十二年（一七二七）　三月二日　　　　　　　　元服　加冠關白二條綱平
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　中務卿
　　　　　　　　　　　　　　　　三日　　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　�ｪ延二年（一七四九）　　五月七日　　　　　　　　一品
　　寶暦十二年（一七六二）　閏四月九日　　　　　　　牛車宣下
　　明和六年（一七六九）　　十月廿二日　　　　　　　薨去　號本明圓心院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　葬龍光院

　御息所
　藤原淳子（辰君）
　　關白二條吉忠女（母　）
　　元祿四年（一六九一）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　享保十二月（一七二七）　十一月十五日　　　　　　婚儀
　　安永三年（一七七四）　　八月十四日　　　　　　　薨去　號光臺院

　王子女
　音仁（おとひと）親王（母　御息所）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　享保十四年（一七二九）　八月十一日　　　　　　　誕生　若宮　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ保二年（一七四二）　　三月十六日　　　　　　　櫻町天皇猶子　改稱遠久宮　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ保三年（一七四三）　　九月四日　　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣三條實顕　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　　元服　加冠伏見宮貞建親王　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　常陸太守　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　延享元年（一七四四）　　十一月廿六日　　　　　　三品　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　�ｪ延二年（一七四九）　　八月廿六日　　　　　　　二品　賜随身兵仗　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　寶暦四年（一七五四）　　十一月廿六日　　　　　　彈正尹　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　寶暦五年（一七五五）　　九月五日　　　　　　　　一品　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　六日　　　　　　　　薨去　號淨圓覺院　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　┣經子女王（母　家女房多�ｩ）
　┃　佛光寺順如堯祐室
　┃　延享三年（一七四六）　　三月二日　　　　　　　　誕生　兼宮
　┃　寶暦十年（一七六○）　　十一月廿四日　　　　　　改知宮
　┃　明和四年（一七六七）　　十二月一日　　　　　　　婚儀
　┃　天明八年（一七八八）　　三月十七日　　　　　　　落飾
　┃　文化十一年（一八一四）　十一月廿四日　　　　　　薨去　號知足院
　┣圓遵（母　同上）
　┃　職仁親王養子　
　┃　延享三年（一七四七）　　十一月廿三日　　　　　　誕生　李宮
　┃　寶暦二年（一七五二）　　十一月廿六日　　　　　　專修寺附弟
　┃　寶暦三年（一七五三）　　九月七日　　　　　　　　入寺
　┃　寶暦八年（一七五八）　　三月廿日　　　　　　　　得度　名圓智
　┃　寶暦十三年（一七六三）　八月廿一日　　　　　　　改名圓遵
　┃　安永七年（一七七八）　　八月廿八日　　　　　　　繼職
　┃　文化八年（一八一一）　　三月十日　　　　　　　　辭職
　┃　文政二年（一八一九）　　十月廿三日　　　　　　　入寂　號無上々院
　┃　　　　　　　　　　　　　十二月十二日　　　　　　荼毘
　┗日圓（母　家女房權中納言鷲尾�鰲�女加津）
　　　寶暦三年（一七五三）　　三月廿五日　　　　　　　誕生　茂美宮
　　　寶暦七年（一七五七）　　十月九日　　　　　　　　瑞龍寺相續
　　　寶暦十二年（一七六二）　三月廿五日　　　　　　　攝政九條尚實猶子
　　　　　　　　　　　　　　　四月十三日　　　　　　　入寺得度
　　　安永七年（一七七八）　　閏七月廿一日　　　　　　入寂　號常孝院日照
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬善正寺
　叡仁入道親王（母　同上）
　　享保十五年（一七三○）　十一月廿一日　　　　　　誕生　緋宮
　　享保十八年（一七三三）　八月廿五日　　　　　　　中御門天皇養子（養母　宰相新典待局（大納言園基勝女））
　　　　　　　　　　　　　　九月十五日　　　　　　　梶井相續
　　元文五年（一七四○）　　十二月十五日　　　　　　親王宣下　名有�ｮ
　　�ｪ保元年（一七四一）　　五月十五日　　　　　　　入寺得度
　　�ｪ延元年（一七四八）　　三月廿四日　　　　　　　灌頂
　　寶暦三年（一七五三）　　七月廿一日　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　七月廿二日　　　　　　　入寂　號後正法院
　覺仁入道親王（母　家女房松岩院）
　　享保十七年（一七三二）　七月十五日　　　　　　　誕生　菅宮
　　元文二年（一七三七）　　二月三日　　　　　　　　三寶院相續
　　延享四年（一七四七）　　十月廿五日　　　　　　　櫻町天皇養子（養母　��綺門院藤原舍子（關白二條忠良女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　仁和寺相續
　　　　　　　　　　　　　　十二月十五日　　　　　　親王宣下　名敬典
　　延享五年（一七四八）　　二月十六日　　　　　　　入寺得度
　　寶暦四年（一七五四）　　九月廿二日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　入寂　號金剛心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬法金剛院
　�搶ﾜ入道親王（母　同上）
　　享保十九年（一七三四）　四月十三日　　　　　　　誕生　聰宮、又節宮
　　元文六年（一七四一）　　二月廿三日　　　　　　　實相院相續
　　延享二年（一七四五）　　十一月卅日　　　　　　　櫻町天皇猶子
　　延享三年（一七四六）　　五月八日　　　　　　　　親王宣下　名種�ｺ
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　入寺得度
　　寶暦二年（一七五二）　　七月十九日　　　　　　　更三井寺長吏忠譽法親王附弟轉移聖護院
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿五日　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三山并新熊野檢校
　　寶暦三年（一七五三）　　十二月十五日　　　　　　三井寺長吏
　　寶暦五年（一七五五）　　十月廿六日　　　　　　　二品
　　寶暦七年（一七五七）　　七月廿五日　　　　　　　入峯
　　明和六年（一七六九）　　七月廿五日　　　　　　　護持僧
　　明和七年（一七七○）　　閏六月廿五日　　　　　　入寂　號誠心寺
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬白川山
　男子（母　同上）
　　元文二年（一七三七）　　九月十日　　　　　　　　誕生　律宮
　　延享元年（一七四四）　　九月四日　　　　　　　　薨去　號新凉月院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　圓遵（養子）
　　實音仁親王王子
　　延享三年（一七四七）　　十一月廿三日　　　　　　誕生　李宮
　　寶暦二年（一七五二）　　十一月廿六日　　　　　　專修寺附弟
　　寶暦三年（一七五三）　　九月七日　　　　　　　　入寺
　　寶暦八年（一七五八）　　三月廿日　　　　　　　　得度　名圓智
　　寶暦十三年（一七六三）　八月廿一日　　　　　　　改名圓遵
　　安永七年（一七七八）　　八月廿八日　　　　　　　繼職
　　文化八年（一八一一）　　三月十日　　　　　　　　辭職
　　文政二年（一八一九）　　十月廿三日　　　　　　　入寂　號無上々院
　　　　　　　　　　　　　　十二月十二日　　　　　　荼毘
　職子女王（母　家女房菖蒲小路後藤氏（權大納言鷲尾�鰲�猶子））
　　權中納言�ｺ川（紀伊）重倫婚約
　　延享二年（一七四五）　　九月廿四日　　　　　　　誕生　長宮、又於佐宮
　　寶暦二年（一七五二）　　四月十七日　　　　　　　婚約
　　明和六年（一七六九）　　八月卅日　　　　　　　　離縁
　　　　　　　　　　　　　　九月八日　　　　　　　　改愛宮
　　天明六年（一七八六）　　十二月十三日　　　　　　薨去　號靈照院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　大徹文亨（母　同上）
　　延享三年（一七四六）　　十一月廿五日　　　　　　誕生　嵩宮
　　�ｪ延三年（一七五○）　　四月八日　　　　　　　　櫻町天皇養子（養母　��綺門院藤原舍子（關白二條忠良女））
　　　　　　　　　　　　　　十月十八日　　　　　　　圓照寺附弟
　　寶暦六年（一七五六）　　九月廿六日　　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　　　卅日　　　　　　　　得度
　　明和七年（一七七○）　　七月四日　　　　　　　　入寂　號歡喜心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬山村
　尊珍榮恕（母　同上）
　　�ｪ延二年（一七四九）　　四月二日　　　　　　　　誕生　遊龜宮
　　寶暦四年（一七五四）　　二月廿六日　　　　　　　中宮寺相續
　　寶暦六年（一七五六）　　二月十四日　　　　　　　入寺
　　寶暦十年（一七六○）　　十一月十八日　　　　　　桃園天皇猶子
　　寶暦十一年（一七六一）　三月卅日　　　　　　　　得度
　　安永五年（一七七六）　　五月廿二日　　　　　　　入寂　號慈眼院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬御廟山
　常仁法親王（母　同上）
　　寶暦元年（一七五一）　　十二月廿二日　　　　　　誕生　百宮（もものみや）
　　寶暦二年（一七五二）　　八月十六日　　　　　　　梶井宮附弟
　　寶暦九年（一七五九）　　九月廿八日　　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　十二月十一日　　　　　　親王宣下　名成美
　　寶暦十年（一七六○）　　三月十六日　　　　　　　入寺得度
　　明和八年（一七七一）　　十二月廿九日　　　　　　一身阿闍利
　　明和九年（一七七二）　　二月廿九日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　四月廿二日　　　　　　　天臺座主
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　　入寂　號無上心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬大原
　織仁親王（母　同上）
　　有栖川宮繼承
　董子（のぶこ）女王（母　家女房加茂氏藻藍）
　　右大臣近衞經煕室　養母辰君
　　寶暦九年（一七五九）　　三月十一日　　　　　　　誕生　義宮（よしのみや）
　　明和六年（一七六九）　　九月八日　　　　　　　　改高宮（孝宮　たかのみや）
　　安永五年（一七七六）　　十月廿八日　　　　　　　改泰宮（恭宮　やすのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十一月八日　　　　　　　從三位
　　安永六年（一七七七）　　十一月廿四日　　　　　　入輿
　　�ｪ政十一年（一八○○）　六月廿五日　　　　　　　薙髪
　　天保十二年（一八四一）　十月十日　　　　　　　　薨去　號圓臺院�C淨眞勲董
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬大�ｺ寺

　六代
　織仁（おりひと）親王
　　職仁親王第六王子（母　家女房後藤氏菖蒲小路（權大納言鷲尾�鰲�猶子））
　　寶暦四年（一七五四）　　七月二日　　　　　　　　誕生　壽手宮　養母辰君
　　寶暦六年（一七五六）　　十二月十九日　　　　　　有栖川宮繼嗣治定
　　寶暦十二年（一七六二）　十二月七日　　　　　　　桃園天皇猶子
　　寶暦十三年（一七六三）　十月十六日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣西園寺賞李
　　寶暦十四年（一七六四）　三月十八日　　　　　　　元服　加冠京極宮家仁親王
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　三品　兵部卿
　　明和二年（一七六五）　　六月廿八日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　明和七年（一七七○）　　十一月一日　　　　　　　中務卿
　　天明八年（一七八八）　　正月卅日　　　　　　　　洛大火亭宅燒亡　後移徒舊地
　　文化八年（一八一一）　　十二月十九日　　　　　　一品
　　文化九年（一八一二）　　二月十五日　　　　　　　落飾　法名龍淵
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　辭中務卿随身兵仗
　　　　　　　　　　　　　　　　十七日　　　　　　　稱一品宮或いは入道一品宮　隱居
　　文政三年（一八二○）　　二月廿日　　　　　　　　薨去　文聚院
　　　　　　　　　　　　　　三月五日　　　　　　　　葬龍光院

　御息所
　藤原冨子（�ｎq・房君）
　　關白鷹司輔平三女（母　大膳大夫毛利（萩）重就次女大江文子）
　　寶暦十三年（一七六三）　四月廿二日　　　　　　　誕生
　　安永七年（一七七八）　　十一月四日　　　　　　　婚儀
　　文化元年（一八○四）　　九月廿四日　　　　　　　薨去　號明臺院

　王子女
　男子（母　家女房山村氏八重嶋）
　　安永五年（一七七六）　　三月廿三日　　　　　　　誕生　高貴宮（あてのみや）
　　安永六年（一七七七）　　正月廿六日　　　　　　　薨去　號尊勝院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　織子（おりこ）女王（母　御息所）
　　左少將淺野（廣島）齊賢室
　　安永九年（一七八○）　　七月十四日　　　　　　　誕生　孚希宮（ふきのみや）
　　�ｪ政五年（一七九三）　　二月十五日　　　　　　　入輿
　　�ｪ政八年（一七九六）　　六月二日　　　　　　　　薨去　號考「皐羽」翔院
　幸子（ゆきこ）女王（母　同上）
　　大膳大夫毛利（萩）齊房室
　　天明二年（一七八二）　　七月十四日　　　　　　　誕生　同宮（あつのみや）
　　�ｪ政八年（一七九六）　　十二月十九日　　　　　　改榮宮（はるのみや）
　　�ｪ政九年（一七九七）　　十一月三日　　　　　　　婚儀
　　文化六年（一八○九）　　二月　　　　　　　　　　薙髪
　　文政十一年（一八二八）　八月十八日　　　　　　　剃髪
　　嘉永五年（一八五二）　　九月八日　　　　　　　　薨去　號貞操院松林如榮
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬萩東光寺
　韶仁親王（母　家女房高木氏（權大納言平松時章猶子）　號常信院）
　　有栖川宮繼承
　大機文成（母　同上）
　　天明七年（一七八七）　　正月十六日　　　　　　　誕生　淑宮（よしのみや）
　　天明八年（一七八八）　　十一月三日　　　　　　　中宮寺相續
　　�ｪ政九年（一七九七）　　九月廿一日　　　　　　　大聖寺宮附弟更圓照寺相續
　　�ｪ政十年（一七九八）　　正月廿六日　　　　　　　下向山村
　　享和元年（一八○一）　　三月廿四日　　　　　　　得度
　　文化十三年（一八一六）　五月七日　　　　　　　　光格天皇養子
　　弘化三年（一八四六）　　六月廿二日　　　　　　　入寂　號常應心院
　　　　　　　　　　　　　　七月五日　　　　　　　　葬山村
　承眞法親王（母　家女房家臣中川出羽守女常磐木　號�C香院）
　　天明七年（一七八七）　　十二月廿九日　　　　　　誕生　邦宮（くにのみや）、改永宮
　　天明八年（一七八八）　　四月廿七日　　　　　　　梶井室相續
　　享和三年（一八○三）　　九月十六日　　　　　　　入寺　名惇�ｺ
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　得度　法印僧正號宮僧正
　　文化五年（一八○八）　　三月十四日　　　　　　　光格天皇養子（養母　民部卿典侍藤原�ｮ子（權大納言葉室�ｮ煕女））
　　　　　　　　　　　　　　四月廿八日　　　　　　　親王宣下
　　文化六年（一八○九）　　九月廿七日　　　　　　　灌頂
　　文化七年（一八一○）　　四月廿八日　　　　　　　天臺座主
　　文化十年（一八一三）　　五月七日　　　　　　　　辭座主
　　　　　　　　　　　　　　八月廿七日　　　　　　　還補座主
　　文政十一年（一八二八）　十月十九日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　十一月卅日　　　　　　　辭座主
　　文政十二年（一八二九）　正月十六日　　　　　　　還補座主
　　　　　　　　　　　　　　十二月十六日　　　　　　辭座主
　　天保三年（一八三二）　　十月廿一日　　　　　　　還補座主
　　天保十二年（一八四一）　正月十三日　　　　　　　辭座主并護持僧
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　入寂　號如實知王院
　　　　　　　　　　　　　　閏正月四日　　　　　　　葬大原
　舜仁入道親王（母　同韶仁）
　　�ｪ政元年（一七八九）　　二月一日　　　　　　　　誕生　龜代宮（きよのみや）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　六月三日　　　　　　　　知恩院相續
　　�ｪ政五年（一七九三）　　十二月八日　　　　　　　更一乘院附弟
　　�ｪ政八年（一七九六）　　三月十六日　　　　　　　入寺
　　文化四年（一八○七）　　十二月一日　　　　　　　光格天皇養子（養母　民部卿典侍藤原�ｮ子（權大納言葉室�ｮ煕女））
　　文化五年（一八○八）　　七月廿六日　　　　　　　更輪王寺門跡公澄入道親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　八月廿六日　　　　　　　親王宣下　名正道
　　　　　　　　　　　　　　九月十八日　　　　　　　得度　法名公猷
　　　　　　　　　　　　　　　十月十五日　　　　　　　下關
　　文化十年（一八一三）　　三月廿三日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　四月一日　　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　三日　　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　五月七日　　　　　　　　天臺座主
　　　　　　　　　　　　　　八月五日　　　　　　　　辭座主
　　文政十年（一八二七）　　十月廿八日　　　　　　　准后
　　　　　　　　　　　　　　十一月卅日　　　　　　　還補座主
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿五日　　　　　　改名舜仁
　　文政十一年（一八二八）　正月十六日　　　　　　　辭座主
　　文政十三年（一八三○）　九月廿九日　　　　　　　還補座主
　　　　　　　　　　　　　　十二月三日　　　　　　　辭座主
　　天保十四年（一八四三）　九月廿六日　　　　　　　入寂　號自在心院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬東叡山
　男子（養子）
　　實專修寺圓遵（音仁親王王子）男
　　天明八年（一七八八）　　九月六日　　　　　　　　誕生　�C丸
　　天明九年（一七八九）　　正月廿一日　　　　　　　織仁親王養子　改�C宮
　　　　　　　　　　　　　　八月廿二日　　　　　　　薨去　號廣�C院
　圓��（養子）
　　實關白鷹司輔平末男
　　天明八年（一七八八）　　七月十日　　　　　　　　誕生　章宮（たかのみや）
　　�ｪ政二年（一七九○）　　十二月廿二日　　　　　　織仁親王養子、專修寺圓遵附弟
　　�ｪ政五年（一七九三）　　二月廿三日　　　　　　　入一身田
　　享和三年（一八○三）　　十月廿五日　　　　　　　得度
　　文政六年（一八二三）　　正月廿日　　　　　　　　大僧都　法印
　　文政七年（一八二四）　　八月十六日　　　　　　　大僧正
　　天保八年（一八三七）　　十一月三日　　　　　　　入寂　號眞無量院
　女子（母　同承眞）
　　�ｪ政元年（一七八九）　　十月十六日　　　　　　　誕生　萬壽宮（ますのみや）
　　�ｪ政二年（一七九○）　　八月十日　　　　　　　　後改繁宮（しげのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿四日　　　　　　薨去　號香海院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　女子（母　同韶仁）
　　�ｪ政二年（一七九○）　　二月廿五日　　　　　　　誕生　幾宮（いくのみや）
　　�ｪ政三年（一七九一）　　四月五日　　　　　　　　薨去　號華光院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　尊照榮暉（母　同承眞）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　十二月十六日　　　　　　誕生　千鶴宮（ちづのみや）
　　享和元年（一八○一）　　十月廿四日　　　　　　　中宮寺相續
　　享和二年（一八○二）　　四月十六日　　　　　　　入寺
　　文化三年（一八○六）　　四月廿八日　　　　　　　得度
　　弘化二年（一八四五）　　五月十二日　　　　　　　入寂　號慈信院
　煕子（ひろこ）女王（母　同韶仁）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　十二日廿一日　　　　　　誕生　美保宮
　　文化七年（一八一○）　　十二月廿五日　　　　　　改秀宮（まさのみや）
　　文化十四年（一八一七）　八月十九日　　　　　　　薨去　號瑶章院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　喬子（たかこ）女王（母　同承眞）
　　征夷大將軍�ｺ川家慶御臺所
　　�ｪ政七年（一七九五）　　六月十四日　　　　　　　誕生　樂宮（さざのみや）
　　享和三年（一八○三）　　十一月十一日　　　　　　婚約
　　文化元年（一八○四）　　九月廿一日　　　　　　　下關
　　文化六年（一八○九）　　五月十九日　　　　　　　納采
　　　　　　　　　　　　　　十二月一日　　　　　　　婚儀
　　文政五年（一八二二）　　三月一日　　　　　　　　從三位
　　天保八年（一八三七）　　四月二日　　　　　　　　移本城稱御臺所
　　天保十一年（一八四○）　正月廿四日　　　　　　　薨去　號淨觀院慈門妙信
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬上野�ｪ永寺
　　　　　　　　　　　　　　二月廿七日　　　　　　　贈從二位
　　弘化二年（一八四五）　　十月十六日　　　　　　　贈從一位
　女子（母　同承眞）
　　�ｪ政七年（一七九五）　　九月五日　　　　　　　　誕生　彌宮（ややのみや）
　　�ｪ政八年（一七九六）　　正月七日　　　　　　　　薨去　號華陽院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　女子（母　家女房�C心院）
　　�ｪ政八年（一七九六）　　十一月二日　　　　　　　誕生　壽宮（としのみや）
　　文化四年（一八○七）　　八月十五日　　　　　　　薨去　號蘭光院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　濟仁入道親王（母　同承眞）
　　�ｪ政九年（一七九七）　　三月七日　　　　　　　　誕生　誠宮（みちのみや）
　　享和元年（一八○一）　　五月七日　　　　　　　　勸修寺相續
　　文化三年（一八○六）　　三月十六日　　　　　　　入寺
　　文化四年（一八○七）　　八月十一日　　　　　　　因深仁入道親王願爲仁和寺附弟
　　文化五年（一八○八）　　三月廿二日　　　　　　　光格天皇養子（養母　民部卿典侍藤原�ｮ子（權大納言葉室�ｮ煕女））
　　文化六年（一八○九）　　六月廿日　　　　　　　　親王宣下　名脩道
　　　　　　　　　　　　　　九月廿五日　　　　　　　入寺得度
　　文化七年（一八一○）　　十二月二日　　　　　　　一品
　　文化十年（一八一三）　　三月十一日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　　灌頂
　　弘化四年（一八四七）　　十二月廿四日　　　　　　入寂　號不壞身院
　苞子（すがこ）女王（母　同上）
　　�ｪ政十年（一七九九）　　七月廿日　　　　　　　　誕生　嘉寧宮（かねのみや）
　　文政二年（一八一九）　　十月六日　　　　　　　　薨去　號眞龍光院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　男子（母　同壽宮）
　　�ｪ政十年（一七九九）　　七月廿三日　　　　　　　誕生　綽宮（ひろのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十月五日　　　　　　　　薨去　號玉相院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　男子（母　同上）
　　�ｪ政十二年（一八○一）　十二月十五日　　　　　　誕生　萬信宮（ましのみや）
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　薨去　號光雲院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　尊超入道親王（母　同上）
　　享和二年（一八○二）　　七月十日　　　　　　　　誕生　種宮
　　文化二年（一八○五）　　八月七日　　　　　　　　知恩院相續
　　文化五年（一八○八）　　八月十九日　　　　　　　光格天皇養子（養母　東京極院藤原「女��」子（權大納言勸修寺經逸女））
　　文化六年（一八○九）　　六月廿六日　　　　　　　征夷大將軍�ｺ川家齊猶子
　　文化七年（一八一○）　　四月廿七日　　　　　　　親王宣下　名�ｓｹ
　　　　　　　　　　　　　　九月廿七日　　　　　　　入寺得度
　　嘉永五年（一八五二）　　八月十二日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　入寂　號大光明院照蓮社耀譽眞阿芬陀梨
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　葬一心院
　吉子（よしこ）女王（母　同上）
　　權中納言�ｺ川（水戸）齊昭室　慶篤・慶喜母
　　文化元年（一八○四）　　九月廿五日　　　　　　　誕生　登美宮（とみのみや）
　　天保二年（一八三一）　　四月九日　　　　　　　　婚儀
　　明治廿六年（一八九三）　一月廿七日　　　　　　　逝去　號貞芳院　諡文明夫人

　七代
　韶仁（つなひと）親王
　　織仁親王第二王子（母　家女房高木氏（權大納言平松時章猶子）　號常信院）
　　天明四年（一七八四）　　十二月十九日　　　　　　誕生　若宮、改阿計宮（あけのみや）
　　文化四年（一八○七）　　十二月十五日　　　　　　光格天皇猶子
　　文化五年（一八○八）　　三月四日　　　　　　　　親王宣下　勅別當權大納言廣幡前秀
　　　　　　　　　　　　　　五月七日　　　　　　　　元服　加冠内大臣近衞基前
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　上總太守
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　三品
　　文化九年（一八一二）　　十一月七日　　　　　　　中務卿
　　文政五年（一八二二）　　三月廿七日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　弘化二年（一八四五）　　二月廿七日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　薨去　號大功�ｺ院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院

　御息所
　宣子（のぶこ）女王
　　閑院宮美仁親王第五王女（母　家女房少將信樂院）
　　�ｪ政十二年（一八○○）　十二月十日　　　　　　　誕生　��宮（よしのみや）
　　文化十一年（一八一四）　六月四日　　　　　　　　改稱嘉宮（よしのみや）
　　文政元年（一八一八）　　六月七日　　　　　　　　光格天皇猶子
　　文政三年（一八二○）　　正月廿三日　　　　　　　改稱實枝宮
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　内々入輿
　　文政四年（一八二一）　　四月廿三日　　　　　　　仙洞入輿　婚儀
　　弘化二年（一八四五）　　四月十四日　　　　　　　薙髪　號定妙勝定院
　　弘化四年（一八四七）　　八月十六日　　　　　　　剃髪
　　慶應二年（一八六六）　　九月廿八日　　　　　　　薨去　號

　王子女
　女子（母　家女房豐島勝文女平千里（權中納言石井行弘養女）　號圓明院）
　　文化六年（一八○九）　　七月十四日　　　　　　　誕生　萬宮（かずのみや）
　　文化七年（一八一○）　　七月八日　　　　　　　　薨去　號香蓮院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　幟仁親王（母　御息所　實母家女房豐島勝文女平千里（權中納言石井行弘養女）　號圓明院）
　　有栖川宮繼承
　慈性入道親王（母　同上　實母同上）
　　文化十年（一八一三）　　九月十二日　　　　　　　誕生　�焔{（ただのみや）
　　文政元年（一八一八）　　四月十二日　　　　　　　大覺寺亮深大僧正附弟
　　文政五年（一八二二）　　七月廿八日　　　　　　　光格天皇養子（養母　新大納言局藤原正子（大藏卿高野保香女））
　　　　　　　　　　　　　　八月廿二日　　　　　　　親王宣下　名明道
　　　　　　　　　　　　　　十二月五日　　　　　　　入寺得度
　　文政九年（一八二六）　　八月十六日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　九月廿三日　　　　　　　灌頂
　　文政十三年（一八三○）　八月廿八日　　　　　　　東大寺別當
　　弘化三年（一八四六）　　四月廿五日　　　　　　　更輪王寺門跡公紹入道親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　辭別當
　　　　　　　　　　　　　　七月十一日　　　　　　　移輪王寺里坊
　　　　　　　　　　　　　　九月廿八日　　　　　　　入寺
　　弘化四年（一八四七）　　十月一日　　　　　　　　一品
　　慶應三年（一八六七）　　十二月七日　　　　　　　入寂　號大樂王院
　公紹入道親王（母　同上　實母同上）
　　文化十二年（一八一五）　九月十二日　　　　　　　誕生　菊宮
　　文政七年（一八二四）　　四月廿六日　　　　　　　輪王寺門跡舜仁入道親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　光格天皇養子（養母　新大納言局藤原正子（大藏卿高野保香女））
　　文政十年（一八二七）　　三月廿五日　　　　　　　親王宣下　名彰信
　　　　　　　　　　　　　　四月廿五日　　　　　　　入室里坊得度
　　天保六年（一八三五）　　正月廿二日　　　　　　　一品
　　弘化三年（一八四六）　　十月十九日　　　　　　　入寂　號普賢行院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　葬
　西園寺公潔（さいおんじ・きんずみ）（母　御息所　實母同上）
　　文化十五年（一八一八）　二月一日　　　　　　　　誕生　他宮（よそのみや）
　　文政七年（一八二四）　　八月廿五日　　　　　　　聖護院附弟内約
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　御息所御養
　　文政九年（一八二六）　　　　　　　　　　　　　　離寺
　　天保三年（一八三三）　　正月六日　　　　　　　　權中納言西園寺�ｪ李實子
　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　　名公潔
　　　　　　　　　　　　　　四月十日　　　　　　　　元服禁色昇殿
　　天保五年（一八三四）　　七月八日　　　　　　　　右中將
　　天保七年（一八三六）　　正月四日　　　　　　　　從三位
　　　　　　　　　　　　　　五月二日　　　　　　　　薨去　號寂照光院普「彳扁」靈覺
　女子（母　御息所）
　　文政四年（一八二一）　　十月廿一日　　　　　　　誕生　遊龜宮（ゆきのみや）
　　文政六年（一八二三）　　二月廿九日　　　　　　　改訓遊龜宮（ゆけのみや）
　　　　　　　　　　　　　　七月六日　　　　　　　　薨去　號靜性院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　女子（母　同上）
　　文政五年（一八二二）　　十一月十七日　　　　　　誕生　實種宮（みすのみや）
　　文政六年（一八二三）　　六月八日　　　　　　　　薨去　號眞種院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬龍光院
　韶子（つなこ）女王（母　同上）
　　左中將有馬（久留米）�ｮ咸室
　　文政八年（一八二五）　　五月十九日　　　　　　　誕生　�焔{（あきのみや）
　　天保十二年（一八四一）　十二月廿七日　　　　　　征夷大將軍�ｺ川家慶養女
　　弘化四年（一八四七）　　八月廿七日　　　　　　　御成濱御殿（現濱離宮恩賜庭園）
　　嘉永二年（一八四九）　　閏二月十八日　　　　　　入輿
　　大正二年（一九一三）　　六月六日　　　　　　　　逝去
　圓「ネ喜」（養子）
　　實專修寺圓��男　專修寺住職　大僧正　法印
　　文化十四年（一八一七）　　　　　　　　　　　　　誕生
　　文久元年（一八六一）　　五月十六日　　　　　　　入寂　號�C淨樂院
　尊澄成淳（養女）
　　實伏見宮邦家親王王女　孝明天皇猶子
　　天保五年（一八三四）　　四月十一日　　　　　　　誕生　有慶宮（有氣宮　うけのみや）
　　弘化二年（一八四六）　　五月十日　　　　　　　　有栖川宮韶仁親王養女
　　　　　　　　　　　　　　六月　　　　　　　　　　中宮寺附弟
　　　　　　　　　　　　　　十月七日　　　　　　　　入寺
　　弘化四年（一八四七）　　三月廿四日　　　　　　　得度
　　嘉永五年（一八五二）　　閏二月十八日　　　　　　灌頂
　　慶應元年（一八六五）　　二月十九日　　　　　　　入寂　號慈明院
　男子（養子）
　　實幟仁親王第二王子
　　天保九年（一八三八）　　九月十五日　　　　　　　誕生　「シ吉」宮（きつのみや）
　　天保十年（一八三九）　　七月廿八日　　　　　　　仁孝天皇養子（養母　新待賢門院藤原雅子（權大納言正親町實光女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　��蓮院相續
　　天保十四年（一八四三）　五月廿八日　　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　六月十七日　　　　　　　入寂　號後智冥院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　葬眞如堂
　男子（養子）
　　實幟仁親王第三王子
　　天保十一年（一八四○）　四月二日　　　　　　　　誕生　長宮（たけのみや）
　　天保十四年（一八四三）　六月十日　　　　　　　　知恩院門跡尊超法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　七月十九日　　　　　　　入寂　號如意珠院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬一心院

　八代
　幟仁（たかひと）親王
　　韶仁親王第一王子（母　御息所、實家女房豐島勝文女平千里（權中納言石井行弘養女）　號圓明院）
　　�~祇事務總督　議定　�ﾍ導職總裁　�~道總裁
　　文化九年（一八一二）　　正月五日　　　　　　　　誕生　八穗宮
　　文政四年（一八二一）　　七月廿日　　　　　　　　御息所御養
　　文政五年（一八二二）　　十一月十五日　　　　　　光格天皇猶子
　　文政六年（一八二三）　　九月廿三日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣花山院家厚
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿一日　　　　　　元服　加冠關白九條尚忠
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　上總太守
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　三品
　　弘化四年（一八四八）　　八月四日　　　　　　　　二品　中務卿　賜随身兵仗
　　元治元年（一八六四）　　五月九日　　　　　　　　國事御用掛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幽閉
　　慶應三年（一八六七）　　正月十五日　　　　　　　免幽閉
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿日　　　　　　　一品
　　慶應四年（一八六八）　　正月十七日　　　　　　　�~祇事務總督
　　　　　　　　　　　　　　二月　　　　　　　　　　議定　�~祇事務局督
　　明治四年（一八七一）　　七月廿五日　　　　　　　隱居
　　明治五年（一八七二）　　四月　　　　　　　　　　東京移住
　　明治八年（一八七五）　　十二月卅一日　　　　　　勳一等
　　明治十五年（一八八二）　　　　　　　　　　　　　皇典講究處初代總裁
　　明治十九年（一八八六）　一月　　　　　　　　　　大勳位
　　　　　　　　　　　　　　　　廿四日　　　　　　　薨去

　御息所
　藤原廣子（ひろこ）（岸君）
　　左大臣二條齊信五女（母　權中將�ｺ川（水戸）治紀女源從子（順姫）　號順恭院）
　　文政二年（一八一九）　　十一月十日　　　　　　　誕生
　　嘉永元年（一八四八）　　五月二日　　　　　　　　婚儀
　　明治八年（一八七五）　　七月九日　　　　　　　　薨去

　王子女
　熾仁親王（母　御息所藤原廣子　實母家女房佐々祐子　號心鏡院）
　　有栖川宮繼承
　幟子（たかこ）女王（母　家女房山西千世　號定林院）
　　權中納言�ｺ川（水戸）慶篤室
　　天保六年（一八三五）　　十一月一日　　　　　　　誕生　線宮（いとのみや）
　　弘化三年（一八四六）　　十二月廿五日　　　　　　征夷大將軍�ｺ川家慶養女
　　嘉永五年（一八五二）　　十二月十五日　　　　　　入輿
　　安政三年（一八五六）　　十一月七日　　　　　　　薨去　號線教院嚴譽妙華貞貫　謚順貞夫人
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　葬瑞龍山
　女子（母　同熾仁）
　　天保七年（一八三六）　　六月廿六日　　　　　　　誕生　染宮（そめのみや）
　　天保十四年（一八四三）　七月九日　　　　　　　　薨去　號眞如院
　　　　　　　　　　　　　　　　十二日　　　　　　　葬龍光院
　男子（母　同上）
　　韶仁親王爲子
　　天保九年（一八三八）　　九月十五日　　　　　　　誕生　「シ吉」宮（きつのみや）
　　天保十年（一八三九）　　七月廿八日　　　　　　　仁孝天皇養子（養母　新待賢門院藤原雅子（權大納言正親町實光女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　��蓮院相續
　　天保十四年（一八四三）　五月廿八日　　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　六月十七日　　　　　　　入寂　號後智冥院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿八日　　　　　　　葬眞如堂
　男子（母　同幟子）
　　韶仁親王爲子
　　天保十一年（一八四○）　四月二日　　　　　　　　誕生　長宮（たけのみや）
　　天保十四年（一八四三）　六月十日　　　　　　　　知恩院門跡尊超法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　七月十九日　　　　　　　入寂　號如意珠院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬一心院
　常磐井堯煕（實子）
　　實左大臣近衞忠煕四男
　　弘化元年（一八四四）　　十二月廿六日　　　　　　誕生　規宮（のりのみや）
　　嘉永六年（一八五三）　　六月十五日　　　　　　　幟仁親王實子
　　文久元年（一八六一）　　九月　　　　　　　　　　專修寺住職相續
　　明治廿九年（一八九四）　六月　　　　　　　　　　男爵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高田派管長
　　大正八年（一九一九）　　五月廿三日　　　　　　　入寂　號金剛心院
　宜子（よしこ）女王（母　家女房森則子）
　　伯爵井伊直憲夫人
　　嘉永四年（一八五一）　　二月廿六日　　　　　　　誕生　「米喜」宮（もりのみや）
　　明治二年（一八六九）　　二月廿三日　　　　　　　婚儀
　　明治廿八年（一八九五）　十月四日　　　　　　　　逝去
　利子（としこ）女王（母　同上）
　　伏見宮貞愛親王妃
　威仁親王（母　同上）
　　熾仁親王跡有栖川宮繼承

　九代
　熾仁（たるひと）親王
　　幟仁親王第一王子（母　御息所藤原廣子　實母家女房佐々祐子　號心鏡院）
　　天保六年（一八三五）　　二月廿五日　　　　　　　誕生　歡宮（よしのみや）
　　嘉永元年（一八四八）　　十月十八日　　　　　　　仁孝天皇猶子
　　嘉永二年（一八四九）　　二月十六日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣久我建通
　　　　　　　　　　　　　　三月十五日　　　　　　　元服　加冠關白近衞忠煕
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　太宰帥
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　三品
　　萬延元年（一八六○）　　八月廿三日　　　　　　　和宮との婚約を辭退
　　元治元年（一八六四）　　五月九日　　　　　　　　國事御用掛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幽閉
　　慶應三年（一八六七）　　正月廿九日　　　　　　　免幽閉
　　　　　　　　　　　　　　二月九日　　　　　　　　二品
　　　　　　　　　　　　　　十二月九日　　　　　　　太政官總裁
　　慶應四年（一八六八）　　正月九日　　　　　　　　東征大總督（戊辰戰争）
　　　　　　　　　　　　　　二月三日　　　　　　　　總裁局總裁
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　御親征軍事大總督
　　　　　　　　　　　　　　五月十九日　　　　　　　江戸鎭臺
　　明治三年（一八七○）　　四月三日　　　　　　　　兵部卿
　　明治四年（一八七一）　　六月廿五日　　　　　　　免兵部卿
　　　　　　　　　　　　　　七月廿五日　　　　　　　有栖川宮繼承
　　明治八年（一八七五）　　　　　　　　　　　　　　元老院議官
　　　　　　　　　　　　　　十二月卅一日　　　　　　勳一等
　　明治九年（一八七六）　　五月十八日　　　　　　　元老院議長
　　明治十年（一八七七）　　二月十九日　　　　　　　征討總督（西南戰争）
　　　　　　　　　　　　　　十月十日　　　　　　　　陸軍大將
　　　　　　　　　　　　　　十一月二日　　　　　　　大勳位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　賞勳局議定官
　　明治十三年（一八八○）　二月廿八日　　　　　　　辭元老院議長
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　左大臣
　　明治十五年（一八八二）　六月　　　　　　　　　　參列露國皇帝戴冠式
　　明治十八年（一八八五）　十二月廿二日　　　　　　辭左大臣
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　參謀本部長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近衞都督
　　明治廿二年（一八八九）　三月九日　　　　　　　　參謀總長
　　明治廿四年（一八九一）　二月十三日　　　　　　　兼任�~宮祭主
　　明治廿八年（一八九五）　一月廿四日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　國葬

　婚約
　親子（ちかこ）内親王
　　仁孝天皇第八皇女（母　新典侍局藤原經子（權大納言橋本實久女））
　　征夷大將軍�ｺ川家茂御臺所
　　弘化三年（一八四六）　　五月十日　　　　　　　　誕生　和宮（かずのみや）
　　嘉永元年（一八四八）　　　　　　　　　　　　　　被改弘化二年（一八四五）十二月十一日生
　　嘉永四年（一八五一）　　七月七日　　　　　　　　熾仁親王婚約
　　萬延元年（一八六○）　　八月廿三日　　　　　　　熾仁親王婚約辭退
　　　　　　　　　　　　　　十月十八日　　　　　　　幕府へ降嫁勅許
　　文久元年（一八六一）　　四月十九日　　　　　　　内親王宣下　勅別當准大臣（後侯爵）中山忠能
　　　　　　　　　　　　　　十月廿日　　　　　　　　桂御所御出發
　　　　　　　　　　　　　　十二月十一日　　　　　　江戸城入輿
　　文久二年（一八六二）　　二月十一日　　　　　　　婚儀
　　慶應二年（一八六六）　　十二月九日　　　　　　　出家　稱號靜�ｪ院宮
　　明治十年（一八七七）　　九月二日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬東叡山�ｪ永寺
　妃
　貞子（さだこ）（茂姫　繁君）
　　權中納言�ｺ川（水戸）齊昭十一女（母　權大納言萬里小路建房女藤原睦子（ちかこ））
　　嘉永三年（一八五○）　　十月廿七日　　　　　　　誕生
　　明治三年（一八七○）　　二月十六日　　　　　　　婚儀
　　明治五年（一八七二）　　正月九日　　　　　　　　薨去
　董子（ただこ）
　　主膳正溝口（新發田）直溥七女（母　）
　　安政二年（一八五五）　　五月十二日　　　　　　　誕生
　　明治六年（一八七三）　　七月　　　　　　　　　　婚儀
　　大正十二年（一九二三）　二月七日　　　　　　　　薨去

　十代
　威仁（たけひと）親王
　　幟仁親王第四王子（母　家女房森則子）
　　文久二年（一八六二）　　正月十三日　　　　　　　誕生　稠宮（さはのみや）
　　明治十一年（一八七八）　八月廿六日　　　　　　　明治天皇養子　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　被定熾仁親王繼嗣
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　三品
　　明治十二年（一八七九）　八月二日　　　　　　　　勳一等
　　明治十四年（一八八一）　一月　　　　　　　　　　英國留學
　　明治十六年（一八八三）　六月　　　　　　　　　　歸朝
　　明治十九年（一八八六）　十二月廿九日　　　　　　大勳位
　　明治卅四年（一九○一）　十一月卅日　　　　　　　任東宮輔導
　　明治卅六年（一九○三）　六月廿二日　　　　　　　免東宮輔導
　　明治卅七年（一九○四）　六月廿八日　　　　　　　海軍大將
　　大正七年（一九一八）　　七月七日　　　　　　　　元帥
　　　　　　　　　　　　　　　　十日　　　　　　　　薨去（午後八時廿分）

　妃
　慰子（やすこ）
　　侯爵前田慶寧四女（母　側室挺秀）
　　元治元年（一八六四）　　二月八日　　　　　　　　誕生
　　明治十三年（一八八○）　十二月十二日　　　　　　婚儀
　　大正十二年（一九二三）　六月卅日　　　　　　　　薨去

　皇子女
　績子（いさこ）女王
　　明治十八年（一八八五）　十月十七日　　　　　　　誕生
　　明治十九年（一八八六）　九月卅日　　　　　　　　薨去
　栽仁（たねひと）王
　　明治廿年（一八八七）　　九月廿二日　　　　　　　誕生
　　明治四十一年（一九○八）四月六日　　　　　　　　海軍少尉
　　　　　　　　　　　　　　　　七日　　　　　　　　薨去
　實枝子（みえこ）女王　
　　公爵�ｺ川慶久夫人　高松宮喜久子妃母
　　明治廿四年（一八九一）　二月十四日　　　　　　　誕生
　　明治四十一年（一九○八）十一月八日　　　　　　　降嫁
　　昭和八年（一九三三）　　四月廿五日　　　　　　　逝去


○閑院宮（かんいんのみや）　　　▲ページ最上部へ

　一代
　直仁（なおひと）親王
　　東山天皇第六皇子（母　新崇賢門院藤原賀子（權大納言櫛笥�驩齒浴j）
　　寶永元年（一七○四）　　九月九日　　　　　　　　誕生　秀宮
　　寶永七年（一七一○）　　八月十二日　　　　　　　親王家御取立　被進千石
　　正�ｺ五年（一七一五）　　二月廿五日　　　　　　　定亭地
　　享保二年（一七一七）　　十一月十五日　　　　　　移徒新殿
　　享保三年（一七一八）　　正月十二日　　　　　　　賜閑院宮稱號
　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣久我惟通
　　　　　　　　　　　　　　二月十一日　　　　　　　元服　加冠關白近衞家煕
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　彈正尹
　　享保四年（一七一九）　　二月三日　　　　　　　　二品
　　享保十四年（一七二九）　十一月十八日　　　　　　一品　賜随身兵仗
　　延享二年（一七四五）　　閏十二月廿四日　　　　　牛車宣下
　　寶暦二年（一七五二）　　六月二日　　　　　　　　准后
　　寶暦三年（一七五三）　　六月三日　　　　　　　　薨去　號摩尼淨院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　葬廬山寺

　御息所
　藤原脩子（八百君）
　　關白近衞基煕女（母　）
　　寶永三年（一七○六）　　　　　　　　　　　　　　誕生
　　享保四年（一七一九）　　二月十五日　　　　　　　婚儀

　王子女
　治子女王（母　御息所藤原脩子）
　　西本願寺十六世湛如光啓室
　　享保五年（一七二○）　　七月十三日　　　　　　　誕生　始宮（もとのみや）
　　元文五年（一七四○）　　九月廿日　　　　　　　　入輿
　　�ｪ保元年（一七四一）　　十一月十九日　　　　　　薙髪
　　延享四年（一七四七）　　二月廿五日　　　　　　　薨去　號光曉院
　男子（母　家女房）
　　享保八年（一七二三）　　正月卅日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　夭折　號梅芳院
　女子（母　同始子）
　　享保十二年（一七二七）　六月廿二日　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　　　同　日　　　　　　　夭折　號蓮香院
　公啓入道親王（母　家女房左衞門佐伊藤氏）
　　享保十七年（一七三二）　三月十八日　　　　　　　誕生　俊宮
　　享保廿年（一七三五）　　正月十六日　　　　　　　中御門天皇養子（養母　町左衞門佐（左京大夫錦小路�ｮ庸女
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　實宮内權大輔小森�ｮ李女）　號見性院）
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　曼殊院相續
　　�ｪ保三年（一七四三）　　十二月二日　　　　　　　親王宣下　名�ｪ義
　　延享元年（一七四四）　　十二月七日　　　　　　　曼殊院入寺得度
　　�ｪ延三年（一七五○）　　十月廿六日　　　　　　　更爲輪王寺門跡公遵法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　十一月十九日　　　　　　遷毘沙門堂
　　�ｪ延四年（一七五一）　　二月十三日　　　　　　　改名公啓、本名良啓
　　　　　　　　　　　　　　三月廿六日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　五月十六日　　　　　　　下關
　　　　　　　　　　　　　　　　廿九日　　　　　　　�ｪ永寺入寺
　　寶暦五年（一七五五）　　二月廿一日　　　　　　　一品
　　寶暦十二年（一七六二）　五月十八日　　　　　　　天臺座主
　　明和九年（一七七二）　　七月十六日　　　　　　　入寂　號最上乘院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　葬
　典仁親王（母　同上）
　　閑院宮繼承
　尼尊信（母　同上）
　　享保十九年（一七三四）　十月九日　　　　　　　　誕生　榮宮（よしのみや）
　　元文二年（一七三七）　　十二月十九日　　　　　　関白近衞家久猶子
　　元文三年（一七三八）　　二月十二日　　　　　　　三時知恩寺相續
　　延享元年（一七四四）　　三月廿四日　　　　　　　入室喝食
　　延享二年（一七四五）　　十二月廿七日　　　　　　得度
　　享和元年（一八○一）　　九月廿六日　　　　　　　入寂　號瓊林院宝譽尊信盛香
　室子女王（母　同上）
　　京極宮公仁親王御息所
　眞如高覺（母　同上）
　　元文二年（一七三七）　　八月廿一日　　　　　　　誕生　幾宮
　　元文五年（一七四○）　　十一月廿六日　　　　　　法華寺相續
　　�ｪ延元年（一七四八）　　十二月六日　　　　　　　入寺得度
　　明和元年（一七六四）　　十一月廿三日　　　　　　入寂　號遍照律院
　倫子（ともこ）女王（母　同上）
　　征夷大將軍�ｺ川家治御臺所
　　元文三年（一七三八）　　正月廿日　　　　　　　　誕生　五十宮（いそのみや）
　　�ｪ延元年（一七四八）　　十月廿一日　　　　　　　婚約
　　�ｪ延二年（一七四九）　　三月五日　　　　　　　　発輿
　　　　　　　　　　　　　　三月十九日　　　　　　　入江戸城本丸
　　寶暦四年（一七五四）　　六月廿三日　　　　　　　結采
　　　　　　　　　　　　　　十二月一日　　　　　　　入車江戸城西丸
　　寶暦十一年（一七六一）　八月四日　　　　　　　　從三位
　　明和八年（一七七一）　　八月廿日　　　　　　　　薨去　號心觀院淨地蓮生
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　贈從二位
　　天明三年（一七八三）　　八月三日　　　　　　　　贈從一位
　鷹司輔平（母　家女房さち　號長��院）
　　元文四年（一七三九）　　二月八日　　　　　　　　誕生　淳宮
　　�ｪ保二年（一七四二）　　十月四日　　　　　　　　櫻町天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　十月廿七日　　　　　　　鷹司家相續、爲関白一條兼香養子
　　延享二年（一七四五）　　十二月七日　　　　　　　元服
　　寶暦六年（一七五六）　　五月十日　　　　　　　　内大臣
　　寶暦九年（一七五九）　　十一月廿六日　　　　　　右大臣
　　寶暦十三年（一七六三）　八月一日　　　　　　　　從一位
　　安永七年（一七七八）　　十二月十日　　　　　　　左大臣
　　天明七年（一七八七）　　三月一日　　　　　　　　關白　氏長者
　　�ｪ政九年（一七九七）　　七月廿一日　　　　　　　落飾　法名理延
　　文化十年（一八一三）　　正月八日　　　　　　　　薨去　號後心空華院
　博山元敞（母　同上）
　　�ｪ延三年（一七五○）　　七月十二日　　　　　　　誕生　八千宮
　　寶暦二年（一七五二）　　九月十八日　　　　　　　林丘寺相續
　　寶暦十一年（一七六一）　六月廿一日　　　　　　　櫻町天皇猶子
　　寶暦十二年（一七六二）　三月十八日　　　　　　　入室得度
　　�ｪ政九年（一七九七）　　十二月十五日　　　　　　入寂　號普門院
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿六日　　　　　　葬葉山

　二代
　典仁（すけひと）親王
　　直仁親王第四王子（母　家女房左衞門佐伊藤氏女）
　　享保十八年（一七三三）　二月十七日　　　　　　　誕生　壽宮（ひさのみや）
　　�ｪ保二年（一七四二）　　三月十二日　　　　　　　櫻町天皇猶子
　　�ｪ保三年（一七四三）　　九月四日　　　　　　　　親王宣下　勅別當權中納言久我通兄
　　延享元年（一七四四）　　九月廿六日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　三品　太宰帥
　　�ｪ延元年（一七四八）　　九月廿七日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　安永九年（一七八○）　　十二月七日　　　　　　　一品
　　天明四年（一七八四）　　四月二日　　　　　　　　加廚料千俵
　　天明八年（一七八八）　　正月卅日　　　　　　　　洛大火亭宅燒亡　後移徒新亭
　　�ｪ政五年（一七九三）　　三月十九日　　　　　　　加二千俵
　　�ｪ政六年（一七九四）　　七月六日　　　　　　　　薨去　號自在王院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　葬廬山寺
　　明治十七年（一八八四）　三月十九日　　　　　　　追尊太上天皇　慶光天皇

　御息所
　成子（ふさこ）内親王
　　中御門天皇第三皇女（母　源内侍局源夏子（權中納言久世通夏女））
　　享保十四年（一七二九）　八月四日　　　　　　　　誕生　籌宮
　　享保十九年（一七三四）　八月廿六日　　　　　　　養母（宰相典侍局（權大納言園基勝女））被定
　　元文五年（一七四○）　　六月廿八日　　　　　　　内親王宣下　名恆子　勅別當右大臣久我通兄
　　�ｪ延二年（一七四九）　　正月十三日　　　　　　　改名成子
　　　　　　　　　　　　　　二月七日　　　　　　　　簾入
　　　　　　　　　　　　　　　　九日　　　　　　　　移徒閑院殿
　　明和二年（一七六五）　　三月廿四日　　　　　　　二品
　　明和八年（一七七一）　　五月十二日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬廬山寺　號成菩提院
　家女房
　大江磐代（おおえのいわしろ）
　　聖護院宮家家臣岩室宗賢女（母　林子）
　　延享元年（一七四四）　　　　　　　　　　　　　　誕生、於伯耆倉吉　幼名お鶴
　　寶暦二年（一七五二）　　　　　　　　　　　　　　從父上京　改名留子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　禁中使番生駒守意室壽仙にお預け
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　守意養女として成子内親王に仕える
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　典仁親王側室になったのを期に改名磐代
　　明和八年（一七七一）　　八月十五日　　　　　　　光格天皇を出産
　　�ｪ政六年（一七九四）　　七月　　　　　　　　　　剃髪　號蓮上院
　　文化九年（一八一二）　　十二月九日　　　　　　　逝去　法號運上院樂邦定正
　　明治十一年（一八七八）　三月十日　　　　　　　　正四位
　　明治卅五年（一九○二）　　　　　　　　　　　　　追贈從一位

　王子女
　美仁親王（母　成子内親王、實母家女房春日社司大中臣祐智女）
　　閑院宮繼承
　深仁入道親王（母　家女房りて）
　　寶暦九年（一七五九）　　正月十四日　　　　　　　誕生　俊宮（としのみや）
　　寶暦十年（一七六○）　　八月廿八日　　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　九月廿六日　　　　　　　仁和寺相續
　　寶暦十三年（一七六三）　十月四日　　　　　　　　親王宣下　名守典
　　明和五年（一七六八）　　三月九日　　　　　　　　入寺得度
　　安永元年（一七七二）　　十二月十八日　　　　　　一品
　　安永四年（一七七五）　　三月十日　　　　　　　　灌頂
　　文化四年（一八○七）　　七月廿一日　　　　　　　入寂　號後喜多院
　　　　　　　　　　　　　　八月三日　　　　　　　　葬法金剛院
　公璋入道親王（母　同上）
　　寶暦十年（一七六○）　　二月十四日　　　　　　　誕生　方宮（みてのみや）
　　寶暦十二年（一七六二）　十二月廿五日　　　　　　曼殊院相續
　　明和九年（一七七二）　　七月廿三日　　　　　　　輪王寺宮附弟
　　安永元年（一七七二）　　十一月廿七日　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　親王宣下　名保和
　　安永二年（一七七三）　　八月廿六日　　　　　　　更爲輪王寺門跡公遵法親王附弟
　　安永二年（一七七三）　　十一月廿五日　　　　　　毘沙門堂得度
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　名公顯、後改名公璋
　　安永四年（一七七五）　　三月卅日　　　　　　　　灌頂
　　安永五年（一七七六）　　六月一日　　　　　　　　下關
　　　　同　　　年　　　　　七月十日　　　　　　　　入寂　號�C淨心院
　　安永六年（一七七七）　　六月廿七日　　　　　　　贈一品
　公延入道親王（母　家女房小左近　紫雲院）
　　寶暦十二年（一七六二）　十一月四日　　　　　　　誕生　良宮（よしのみや）
　　明和四年（一七六七）　　七月十一日　　　　　　　大覺寺附弟
　　安永六年（一七七七）　　二月十六日　　　　　　　更爲輪王寺門跡公遵法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　　　十九日　　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　八月廿二日　　　　　　　親王宣下　名保業
　　　　　　　　　　　　　　九月廿二日　　　　　　　移毘沙門堂
　　　　　　　　　　　　　　十月十三日　　　　　　　下關
　　安永七年（一七七八）　　三月十八日　　　　　　　�ｪ永寺得度
　　天明三年（一七八三）　　二月卅日　　　　　　　　一品
　　天明六年（一七八六）　　四月一日　　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　五月八日　　　　　　　　天臺座主
　　　　　　　　　　　　　　七月六日　　　　　　　　一身阿闍梨
　　享和三年（一八○三）　　五月廿七日　　　　　　　入寂　號安樂心院
　女子（母　同上）
　　明和二年（一七六五）　　十二月廿二日　　　　　　誕生　彌數宮（みすのみや）
　　明和五年（一七六八）　　三月三日　　　　　　　　薨去　號香雲院
　眞仁法親王（母　家女房遠佐女おさ）
　　明和五年（一七六八）　　六月七日　　　　　　　　誕生　時宮
　　明和六年（一七六九）　　四月十六日　　　　　　　妙法院相續
　　安永七年（一七七八）　　七月廿二日　　　　　　　桃園天皇養子（養母　恭禮門院藤原冨子（關白一條兼香女））
　　　　　　　　　　　　　　八月十六日　　　　　　　親王宣下　名周翰
　　　　　　　　　　　　　　十月廿六日　　　　　　　入寺得度
　　天明二年（一七八二）　　六月廿七日　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　九月廿四日　　　　　　　灌頂
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿三日　　　　　　護持僧
　　天明六年（一七八六）　　八月廿日　　　　　　　　天臺座主
　　�ｪ政七年（一七九五）　　二月廿五日　　　　　　　一品
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿七日　　　　　　辭座主
　　文化二年（一八○五）　　八月九日　　　　　　　　入寂　號那羅延院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿四日　　　　　　　葬法住寺
　觀山宗恭（母　家女房紫雲院）
　　明和六年（一七六九）　　十二月十八日　　　　　　誕生　孝宮（たかのみや）
　　�ｪ政元年（一七八九）　　四月廿八日　　　　　　　後桃園天皇養子
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　靈鑑寺相續
　　　　　　　　　　　　　　五月十六日　　　　　　　入寺
　　　　　　　　　　　　　　八月廿二日　　　　　　　得度
　　文政四年（一八二一）　　十一月十九日　　　　　　入寂　號成等覺院
　光格天皇（母　家女房大江岩代（岩室宗賢女）　號蓮上院）
　　御名　師仁（もろひと）、後改兼仁（ともひと）
　　明和八年（一七七一）　　八月十五日　　　　　　　誕生　祐宮（さちのみや）
　　明和九年（一七七二）　　九月十六日　　　　　　　聖護院門跡忠譽法親王附弟
　　安永八年（一一七九）　　十一月八日　　　　　　　依先帝（後桃園天皇）崩御爲儲君
　　安永八年（一七七九）　　十一月廿五日　　　　　　踐祚
　　安永九年（一七八○）　　十二月四日　　　　　　　即位禮
　　安永十年（一七八一）　　正月一日　　　　　　　　元服
　　天明七年（一七八七）　　十一月廿七日　　　　　　大嘗祭
　　天明八年（一七八八）　　正月卅日　　　　　　　　洛大火内裏燒亡以聖護院爲假皇居
　　�ｪ政二年（一七九○）　　十一月二十二日　　　　　遷幸新造内裏
　　享和十四年（一八一四）　三月廿二日　　　　　　　讓位
　　　　　　　　　　　　　　　　廿四日　　　　　　　尊號太上天皇
　　天保十一年（一八四○）　十一月十九日　　　　　　崩御
　盈仁法親王（母　同上）
　　　一品　梶井門跡　　
　　明和九年（一七七二）　　十月八日　　　　　　　　誕生　�ｪ宮
　　安永二年（一七七三）　　十月廿八日　　　　　　　梶井相續
　　安永九年（一七八○）　　三月十九日　　　　　　　召返
　　　　　　　　　　　　　　　　廿四日　　　　　　　後桃園天皇養子（養母　盛化門院藤原維子（關白近衞内前女））
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　聖護院門跡忠譽法親王附弟
　　天明元年（一七八一）　　九月廿八日　　　　　　　親王宣下　名嘉種
　　天明二年（一七八二）　　二月卅日　　　　　　　　入寺得度
　　天明八年（一七八八）　　三月廿五日　　　　　　　三井寺長吏
　　�ｪ政十二年（一八○○）　十二月八日　　　　　　　灌頂
　　文化七年（一八一○）　　十月十七日　　　　　　　一品
　　文政十三年（一八三○）　十月廿七日　　　　　　　准后
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿二日　　　　　　辭長吏
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　入寂　號光明照寺
　　　　　　　　　　　　　　十二月六日　　　　　　　葬白川山
　男子（母　家女房加久）
　　安永三年（一七七四）　　三月十五日　　　　　　　誕生　�焔{（きよのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十二月廿七日　　　　　　曼殊院相續
　　安永八年（一七七九）　　六月九日　　　　　　　　入寂　號速證心院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿三日　　　　　　　葬
　男子（母　家女房交野）
　　安永五年（一七七六）　　七月五日　　　　　　　　誕生　「金堅」宮（かたのみや）
　　安永六年（一七七七）　　二月廿七日　　　　　　　仁和寺門跡深仁法親王附弟
　　　　　　　　　　　　　　四月二日　　　　　　　　入寂　號薩婆若院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬法金剛院
　男子（母　同光格天皇）
　　安永七年（一七七八）　　七月六日　　　　　　　　誕生　建宮（たちのみや）
　　　　　　　　　　　　　　八月十九日　　　　　　　實相院相續
　　安永九年（一七八○）　　三月廿七日　　　　　　　入寂　號普門示現院
　　　　　　　　　　　　　　四月十日　　　　　　　　葬大雲寺智辧谷

　三代
　美仁（はるひと）親王
　　典仁親王第一王子（母　成子内親王、實母家女房春日社司大中臣祐智女）
　　寶暦七年（一七五七）　　十一月廿五日　　　　　　誕生　致宮（をきのみや）
　　寶暦十二年（一七六二）　十二月七日　　　　　　　桃園天皇猶子
　　寶暦十三年（一七六三）　十月十六日　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣廣幡前豐
　　明和五年（一七六八）　　九月廿六日　　　　　　　元服　加冠關白攝政近衞内前
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　彈正尹
　　　　　　　　　　　　　　　　廿七日　　　　　　　三品
　　安永二年（一七七三）　　二月十六日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　文化十二年（一八一五）　十二月廿五日　　　　　　一品
　　文政元年（一八一八）　　十月六日　　　　　　　　薨去　號華光王院
　　　　　　　　　　　　　　　　十五日　　　　　　　葬廬山寺

　御息所
　藤原因子（よりこ）（文君）
　　關白近衞内前長女（母　）
　　寶暦四年（一七五四）　　正月　　　　　　　　　　誕生
　　安永二年（一七七三）　　九月廿六日　　　　　　　婚儀
　　天明二年（一七八二）　　三月廿六日　　　　　　　薨去

　王子女
　貞子女王（母　御息所、實母家女房）
　　權大納言田安齊匡室
　　天明二年（一七八二）　　三月廿六日　　　　　　　誕生　裕宮（ひろのみや）
　　�ｪ政七年（一七九五）　　十一月廿七日　　　　　　婚儀
　　文政八年（一八二五）　　九月廿九日　　　　　　　薨去　號無量院眞壽妙阿
　　　　　　　　　　　　　　十月八日　　　　　　　　葬凌雲院
　女子（母　家女房小左近随願院）
　　�ｪ政三年（一七九一）　　七月七日　　　　　　　　誕生　鎭宮（しづのみや）
　　�ｪ政六年（一七九四）　　正月十七日　　　　　　　薨去　號衆寶院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿四日　　　　　　　葬
　女子（母　家女房さた）
　　�ｪ政三年（一七九一）　　十月二日　　　　　　　　誕生　苞宮（しげのみや）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　六月卅日　　　　　　　　薨去　號法城院
　　　　　　　　　　　　　　七月五日　　　　　　　　葬
　孝仁親王（母　御息所、實母家女房倉光氏　號隋願院）
　　閑院宮繼承
　女子（母　家女房むめ）
　　�ｪ政五年（一七九三）　　八月九日　　　　　　　　誕生　敬宮（ゆきのみや）
　　　　　　　　　　　　　　九月十二日　　　　　　　薨去　號開善院
　　　　　　　　　　　　　　　　十四日　　　　　　　葬
　男子（母　同上）
　　�ｪ政九年（一七九七）　　五月十二日　　　　　　　誕生　厚宮（あつのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十一月十七日　　　　　　仁和寺門跡深仁法親王附弟
　　�ｪ政十一年（一七九九）　六月一日　　　　　　　　改稱喜久宮（きくのみや）
　　享和元年（一八○一）　　十月十八日　　　　　　　入寂　號歡喜光院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　　葬
　男子（母　家女房少將信樂院）
　　�ｪ政十年（一七九八）　　十一月廿九日　　　　　　誕生　冨宮（とみのみや）
　　�ｪ政十一年（一七九九）　三月十六日　　　　　　　曼殊院門跡相續
　　享和二年（一八○二）　　八月八日　　　　　　　　入寂　號眞無漏院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　葬山内茅谷
　宣子（のぶこ）女王（母　同上）
　　有栖川宮韶仁親王御息所

　四代
　孝仁（たつひと）親王
　　美仁親王第一王子（母　御息所、實母家女房倉光氏　號隋願院）
　　�ｪ政四年（一七九二）　　四月廿八日　　　　　　　誕生　壽宮（ひさのみや）
　　文化四年（一八○七）　　十二月十五日　　　　　　光格天皇猶子
　　文化五年（一八○八）　　三月四日　　　　　　　　親王宣下　勅別當内大臣三條公修
　　　　　　　　　　　　　　五月十五日　　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　常陸太守
　　　　　　　　　　　　　　　　十六日　　　　　　　三品
　　文政三年（一八二○）　　六月八日　　　　　　　　式部卿
　　文政五年（一八二二）　　三月廿七日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　文政七年（一八二四）　　二月八日　　　　　　　　一品
　　文政七年（一八二四）　　二月九日　　　　　　　　薨去　號如是相院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿二日　　　　　　　葬廬山寺

　御息所
　藤原吉子（ちかこ）（松君）
　　關白鷹司政煕三女（母　贈從三位源儀子（阿波守蜂須賀（�ｺ島）重喜女））
　　愛仁親王薨去後は當主格に遇せられる
　　天明七年（一七八七）　　十二月廿八日　　　　　　誕生
　　文化六年（一八○九）　　八月廿四日　　　　　　　婚儀
　　天保十三年（一八四二）　十一月廿五日　　　　　　爲當主格
　　明治六年（一八七三）　　三月廿日　　　　　　　　薨去　號微妙覺院

　王子女
　女子（母　御息所藤原吉子）
　　文化八年（一八一一）　　正月一日　　　　　　　　誕生　茂宮（いそのみや）
　　　　　　　　　　　　　　六月九日　　　　　　　　薨去　號無量光院
　　　　　　　　　　　　　　　　廿一日　　　　　　　葬
　男子（母　同上）
　　文化九年（一八一二）　　六月廿日　　　　　　　　誕生　致宮（おきのみや）
　　文化十年（一八一三）　　八月六日　　　　　　　　薨去　號大光明院
　　　　　　　　　　　　　　　　十二日　　　　　　　葬
　女子（母　同上）
　　文化十二年（一八一五）　二月廿一日　　　　　　　誕生　永宮（のぶのみや）
　　文化十三年（一八一六）　四月七日　　　　　　　　薨去　號永照光院
　　　　　　　　　　　　　　　　十五日　　　　　　　葬
　愛仁親王（母　同上）
　　閑院宮繼承
　�ﾍ仁法親王（母　同上）
　　文政二年（一八一九）　　閏四月廿七日　　　　　　誕生　建宮（かたのみや）
　　　　　　　　　　　　　　十二月十五日　　　　　　妙法院相續
　　　　　　　　　　　　　　　　　廿五日　　　　　　光格天皇養子
　　文政十三年（一八三○）　八月廿四日　　　　　　　親王宣下　名弘保
　　　　　　　　　　　　　　十月廿七日　　　　　　　入寺得度
　　天保九年（一八三八）　　三月七日　　　　　　　　一身阿闍梨
　　　　　　　　　　　　　　九月廿六日　　　　　　　灌頂
　　天保十二年（一八四一）　四月十四日　　　　　　　天臺座主
　　天保十三年（一八四二）　九月廿九日　　　　　　　辭座主
　　　　　　　　　　　　　　十二月三日　　　　　　　還補座主
　　嘉永四年（一八五一）　　八月廿日　　　　　　　　一品
　　嘉永五年（一八五二）　　十一月廿三日　　　　　　辭座主
　　　　　　　　　　　　　　十二月九日　　　　　　　入寂　號寶莊嚴院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬法住寺
　光子（あきこ）女王（母　同上）
　　權大納言田安慶�ｮ室
　　文政二年（一八一九）　　閏四月廿七日　　　　　　誕生　昌宮（もりのみや）
　　天保九年（一八三八）　　九月十八日　　　　　　　改瑩宮（きよのみや）
　　天保十二年（一八四一）　六月十一日　　　　　　　改睦宮（むつのみや）
　　弘化三年（一八四六）　　十一月廿三日　　　　　　婚儀
　　明治卅九年（一九○六）　十月廿六日　　　　　　　逝去
　讓仁法親王（實子）
　　實伏見宮邦家親王第三王子
　　文政七年（一八二四）　　　正月九日　　　　　　　誕生　彦宮、又慥宮（さだのみや）
　　天保二年（一八三一）　　　三月廿四日　　　　　　孝仁親王實子
　　天保三年（一八三二）　　　四月廿八日　　　　　　遷閑院宮
　　　　　　　　　　　　　　　五月十七日　　　　　　光格天皇養子（養母　菖蒲子路局藤原聰子（權大納言姉小路公聰女））
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　曼殊院相續
　　天保五年（一八三四）　　　八月廿六日　　　　　　親王宣下　名持勝　勅別當權中納言姉小路公遂
　　　　　　　　　　　　　　　十一月廿八日　　　　　入寺得度
　　天保十二年（一八四一）　　六月廿八日　　　　　　二品
　　天保十三年（一八四二）　　六月廿九日　　　　　　入寂
　　　　　　　　　　　　　　　七月六日　　　　　　　入棺
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　葬山内茅谷　號遠壽成院

　五代
　愛仁（なるひと）親王
　　孝仁親王第二王子（母　御息所藤原吉子）
　　文化十五年（一八一八）　正月十三日　　　　　　　誕生　基宮（もとのみや）
　　文政七年（一八二四）　　二月十日　　　　　　　　閑院宮繼承
　　文政十一年（一八二八）　四月廿八日　　　　　　　光格天皇猶子
　　　　　　　　　　　　　　八月廿三日　　　　　　　親王宣下　勅別當右大臣花山院家厚
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿八日　　　　　　元服
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　彈正尹
　　　　　　　　　　　　　　十二月一日　　　　　　　三品
　　天保十三年（一八四二）　九月十四日　　　　　　　二品　賜随身兵仗
　　　　　　　　　　　　　　　　十七日　　　　　　　薨去　號�C凉壽院
　　　　　　　　　　　　　　十月八日　　　　　　　　葬廬山寺
　　　　　　　　　　　　　　十一月廿五日　　　　　　皇子誕生を待ち繼承
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　孝仁親王御息所藤原吉子爲當主格

　婚約
　淑子（すみこ）内親王
　　仁孝天皇第三皇女（母　按察使典侍藤原妍子（權大納言甘露寺国長女））
　　文政十二年（一八二九）　正月十九日　　　　　　　誕生　敏宮
　　　　　　　　　　　　　　十二月八日　　　　　　　御髪置
　　文政十三年（一八三○）　十二月十一日　　　　　　御色直
　　天保五年（一八三四）　　十二月十六日　　　　　　御深曾木
　　天保十一年（一八四○）　正月廿八日　　　　　　　婚約
　　天保十三年（一八四二）　八月廿五日　　　　　　　御銕漿初（かねはじめ）
　　　　　　　　　　　　　　九月十五日　　　　　　　内親王宣下　勅別當内大臣廣幡基豐
　　文久二年（一八六二）　　十二月廿三日　　　　　　節仁親王跡桂宮繼承

　六代
　載仁（ことひと）親王
　　伏見宮邦家親王第十六王子（母　家女房伊丹吉子）
　　慶應元年（一八六五）　　九月廿二日　　　　　　　誕生　易宮
　　慶應三年（一八六七）　　十月九日　　　　　　　　三寶院門室相續
　　　　　　　　　　　　　　十一月九日　　　　　　　孝明天皇養子
　　明治四年（一八七一）　　六月十二日　　　　　　　復飾　伏見宮復歸
　　明治五年（一八七二）　　正月十日　　　　　　　　閑院宮繼承
　　明治十一年（一八七八）　八月廿六日　　　　　　　親王宣下
　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　　三品
　　明治十五年（一八八二）　　　　　　　　　　　　　佛國留學
　　明治廿年（一八八七）　　八月　　　　　　　　　　大勳位
　　明治廿四年（一八九一）　　　　　　　　　　　　　歸朝
　　大正元年（一九一二）　　十一月廿七日　　　　　　陸軍大將
　　　　　　　　　　　　　　　　　同日　　　　　　　軍事參議官
　　大正八年（一九一九）　　十二月十二日　　　　　　元帥
　　昭和六年（一九三一）　　十二月廿三日　　　　　　參謀總長
　　昭和八年（一九三三）　　十一月廿九日　　　　　　香淳皇后御著帶の儀に際し御帶を御進獻
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　議定官
　　昭和十五年（一九四○）　十月　　　　　　　　　　辭參謀總長
　　昭和廿年（一九四五）　　五月廿日　　　　　　　　薨去

　妃
　智惠子（ちえこ）
　　公爵三條實美次女（母　）
　　勳一等
　　明治五年（一八七二）　　五月廿五日　　　　　　　誕生
　　明治廿四年（一八九一）　十二月十九日　　　　　　成婚
　　昭和廿二年（一九四七）　三月十九日　　　　　　　薨去

　王子女
　篤仁（あつひと）王
　　明治廿七年（一八九四）　七月九日　　　　　　　　誕生
　　　　　　　　　　　　　　七月十日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐島岡墓地
　恭子（ゆきこ）女王
　　子爵安藤信昭夫人
　　明治廿九年（一八九六）　五月十三日　　　　　　　誕生
　　大正四年（一九一五）　　九月三日　　　　　　　　降嫁
　　平成四年（一九九二）　　十二月廿八日　　　　　　逝去
　茂子（しげこ）女王
　　侯爵黒田長禮夫人
　　明治卅年（一八九七）　　五月廿九日　　　　　　　誕生
　　大正三年（一九一四）　　一月廿一日　　　　　　　降嫁
　　平成三年（一九九一）　　六月廿五日　　　　　　　逝去
　李子（すえこ）女王
　　明治卅一年（一八九八　）十一月二日　　　　　　　誕生
　　大正三年（一九一四）　　七月十七日　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐島岡墓地
　春仁王
　　閑院宮繼承
　�ｪ子（ひろこ）女王
　　明治卅九年（一九○六）　二月廿一日　　　　　　　誕生
　　大正十二年（一九二三）　九月一日　　　　　　　　薨去
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葬豐島岡墓地
　華子（はなこ）女王
　　侯爵華頂博信夫人（離婚）、後戸田豐太郎夫人
　　明治四十二年（一九○九）六月卅日　　　　　　　　誕生
　　大正十五年（一九二五）　十二月十三日　　　　　　降嫁
　　平成十五年（二○○三）　五月三日　　　　　　　　逝去

　七代
　春仁（はるひと）王
　　載仁親王第二王子（母　智惠子妃）
　　大勳位　陸軍少將
　　明治卅五年（一九○二）　八月三日　　　　　　　　誕生
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱
　　昭和卅三年（一九五八）　七月卅一日　　　　　　　改名純仁（すみひと）
　　昭和六十三年（一九八八）六月十八日　　　　　　　逝去

　妃
　直子（なおこ）
　　公爵一條實輝四女（母　）
　　勳一等
　　明治四十一年（一九○八）十一月七日　　　　　　　誕生
　　大正十五年（一九二五）　七月十四日　　　　　　　成婚
　　昭和廿二年（一九四七）　十月十四日　　　　　　　皇籍離脱
　　昭和四十一年（一九六六）一月　　　　　　　　　　離婚
　　平成三年（一九九一）　　六月十七日　　　　　　　逝去　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲


【平成十五年六月九日　　開設】
【平成十九年五月廿七日　更新】

戻る