《山尾文男の世界》写真集　2013年5月

ひたすら歩み続けた写真人生の集大成にと、昨秋（2012年11月）に《日本の夜明け》と題し、写真展を地元の水景園の画廊で開催しました。
ほんの短い四日間ではありましたが、思いもよらぬ1500人の方々に会場にお運びいただき、身に余るお褒めの言葉も頂き、誠に有り難い想い出を残す事が出来ました。

振り返れば、教科書出版社・啓林館のカメラマンとして40年間を写真と共に明け暮れ、更に定年退職後の9年間も、性懲りもなく、写真一筋に過ごして参りました。
美しい日本の自然の姿を残そうと、主に夜明け前をテーマに、僅かな光も捉える事が可能なデジタルカメラの特性を活かし、多くはまだ夜の明けきらぬ払暁の時間帯から日の出までの間、何度も足を運んで撮影を繰り返した日々でした。
日々進歩して行くデジタル機器の扱いに苦戦する事もありましたが、私なりに納得のいく作品を揃えることが出来ました。
皆様にご覧頂ければ幸いです。