岩間寺から13番石山寺へ
岩間寺から石山寺は下り坂中心で距離も短いため楽にクリアできると甘く考えていたが、上醍醐からの疲労が足に蓄積していた。稲穂実る田園地帯をペースダウンして石山寺へ向かう。石山寺は他の2寺よりさすがに人出が多かった。境内をゆっくり見て回り、快い疲労の中達成感と充実感を持って京阪石山寺まで歩ききった。これにて本日の行程は完了。 (岩間寺から石山寺まで60分、石山寺から京阪石山寺駅まで10分)
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岩間寺からは車道の急坂を下る。いつものペースで快調にとばしたら太腿に痛みが走った。上醍醐からの疲労が蓄積していて、足が悲鳴を上げてしまった。様子を窺っていたのかタクシーが寄ってきた。誘惑に駆られたが、ペースを落とし、歩幅を狭めてゆっくりと歩き始める。 40分ほどで中千町のバス停につく。バスの運行間隔は30分程度で少し待てばバスに乗れそうだったが、画竜点睛を欠くとばかり、再び歩き始める。通りがかりの人達に道を尋ねながら石山寺東大門へ到着。岩間寺からの所要時間は約60分。
中千町バス停
稲穂実る田園地帯を歩く
仁王がにらみをきかす東大門をくぐり、石畳の参道を進む。紅葉の季節はさぞかし綺麗だろうと想像される。拝観料を払い、本堂への石段を登ると正面に、多宝塔を背景にした豪快な珪灰石塊が現れる。石山寺の寺名の由来となっている象徴的な石塊である。
本堂へ向かう参道
石山寺東大門
本堂への石段
御影堂
蓮如堂
多宝塔と珪灰石
蓮如堂の右側を進むと本堂。ご本尊は勅封となっている二臂如意輪観世音菩薩。参拝後ご朱印を頂く。上醍醐から歩いての参拝に労いの言葉をかけられる。しばし本堂で休憩。 本堂から、三十八社、経蔵を通り抜け、多宝塔に至る。芭蕉庵と併設された月見亭付近からの眺めも良い。前を行く観光客の後について境内を大きく一周する。萩がピンクの花を咲かせ始めている。豊浄殿では紫式部展が催されているようだ。庭園「無憂園」では季節はずれで花を見られなかったが、花菖蒲や杜若が咲く季節はさぞかし綺麗だろう。
本堂入り口
石山寺本堂
石山寺ご朱印
芭蕉案と月見亭
多宝塔
無憂園
東大門から京阪電車石山寺駅までは瀬田川沿いを歩き、約10分で到着。瀬田川では瀬田川リバークルーズの船が運行されている。京阪石山でJR線に乗り換え、新快速で帰途につく。さすがに疲れた。
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京阪石山寺駅