三草山

 盆休みの暑い日、三草山(みくさやま 564m)に登った。山頂付近は見晴らしも、風通しも良く、蝶のつがいが群れ飛んでいたりして、時の経つのを忘れさせてくれる。
(森上バス停ーゼフィルスの森ー三草山山頂ー才ノ神峠−長谷棚田−森上バス停 3時間余 約1万6千歩)

ウオーキング画面へ戻る

三草山周辺地図


 能勢電山下駅から能勢の郷行きバスに乗り約30分、森上バス停で降りる。三叉路を左に折れ、岐尼神社の前をさらに左に折れ、川沿いに右折れ、農道を進む。長谷川沿い両側には車道と農道があるが、案内標識のある左手農道を進むこととする。田園地帯を暫く歩くと、左手前方に三草山が見えてくる。川沿いに20分ほど歩き、標識の案内に従って山手に左折、さらに20分ほどで三草山案内ボードの前に着く。
 ここから上り坂は急になる。汗が噴き出し、汗に寄せられブヨが群がって顔に攻撃してくる。雑木林で日光や風が遮られるためか、どこまでも付いてきて、その攻撃は執拗で鬱陶しい。
 一方、周辺に群れ飛ぶ蝶が目立ってきた。黒っぽいのやアゲハのような蝶、朱色の「アカシジミ」とおぼしき蝶、等、登るに従って増えてきた。10分ほどでゼフィルスの森のゲートに到着。ゼフィルスの森トラスト運動は、大阪みどりのトラスト協会が、雑木林の保全とゼフィルス(ミドリシジミ類蝶)の保護のため、立ち木を買取り土地を借り受けて展開している運動。
 ゼフィルスの森からの登山道はさらに急になる。無理せずゆっくりと登ると、20分ほどで三草山山頂。森上バス停からは1時間10分。

L1

L2

L3

L4

標識は整備されている

森上バス停で下車

岐尼神社の前を左折

長谷川沿いの道を進む

L5

L6

L7

川沿いの道を進むと左手に三草山が

川沿いを離れ、山へ向かう

三草山案内標識前を右に折れ、登る

tyou1

L8

L9

アカシジミ蝶?

ゼフィルスの森入り口

ゼフィルスの森トラストの説明板

  まばらな雑木林のなかの三草山山頂は平らで、明るく眺望が開け、さわやかな風が吹き、登山の疲れを忘れさせてくれる。眺望が開ける南方には、左手に日生ニュータウン、右手前にゴルフ場(猪名川グリーン)、その先には多田グリーンハイツから川西市内が見渡せる。さらに西北方向雑木林の間には大野山を望むことができる。山頂平坦部では、つがいの蝶々が群れ飛んでいた。丸太に座り、持参のおにぎりで昼食をとる。
 風が涼しく、昼食後も去りがたく、山頂で30分余り過ごしてしまった。

L10

mikusayama1

mikusayama2

三草山山頂への急坂

見晴らしの良い三草山山頂

三草山三角点

mikusayama3

mikusayama4

 

手前左は日生ニュータウン、右後方は川西市内

雑木林の間から大野山を臨む

 帰路は山頂西手から急坂を下る。20分ほどで才ノ神峠に到着。南側に4カ所、北側に3カ所、三草山からの下り道を含めると8分岐になっている。長谷の棚田に向けて、北側の真ん中の舗装路を下ることとする。
 やがて長谷の棚田の上段部分に出る。一気に眺望が開ける。見事な棚田だ。棚田を右手に見つつ左手の道を下る。こんな高い斜面によくも水田を耕したものだ。先人の労苦や如何ばかりか。機械化が進んだとはいえ、現代の農家も大変だろう。集落の外れには臥龍禅院等のお寺もある。
 再び長谷川に戻り、右手に三草山や棚田を見ながら、川沿いに森上バス停へ向かう。三草山山頂から1時間30分余りで森上バス停に到着。

L20

L21

L22

才ノ神峠

北側(右手)、真ん中の道を下る

長谷の棚田、上段部に出る

L23

L24

L25

棚田の上段部

集落の外れに、臥龍禅院

三草山を右手に、長谷川沿いを下る

L26

 

三草山と長谷の棚田


【行程メモ】
◆2006年8月14日(月) ◆天候:晴れ
◆行程:山下(10:28)〜阪急バス〜森上バス停(10:54)〜ゼフィルスの森(11:40)〜三草山山頂着(12:03)発(12:36)〜才ノ神峠(12:46)〜長谷棚田上段部(12:58)〜森上バス停(14:10頃)〜森上発(14:18)〜阪急バス

このページ先頭へ   ウオーキング画面へ戻る   HOMEへ

三草山で風に吹かれてきました
2011年8月15日 (月)