剣尾山から横尾山へ
(行者口バス停〜行者山〜剣尾山〜横尾山〜能勢の郷〜汐の湯温泉バス停) 2万3千歩・約5時間
若葉が目にも鮮やかな5月初め、剣尾山から横尾山を歩いた。初夏を思わす、暑い一日だったが、風もさわやか気持ちの良い山歩きとなった。 (2006年5月1日)
戻る
経路地図
剣尾山山頂から、大阪府青少年野外活動センター周辺を見下ろす
【行者山から剣尾山へ】 能勢電鉄山下駅から「能勢の郷」行き阪急バスで30分余り、行者口バス停で下車、国道から右折れして舗装路を進む。玉泉寺ユースホステル横を通り、10分余りで行者山登山口に到着。トイレや案内図がよく整備されている。 丸太でできた階段の登山道を登ると、10分余りで大日岩が見えてくる。岩に刻まれた大日如来が見事だ。さらに登ると弥勒岩とその横に建立された本堂に着く。弥勒岩のすぐ上に理源大師座像、さらに洞の不動明王など、岩に刻まれた像が次々と現れる。
行者口バス停
行者山登山口
行者山登山道
右:行者山史跡案内図
修験道場 行者山本堂と弥勒岩
大日岩(上) と刻まれた大日如来(下)
理源大師座像
洞の不動明王
【行者山から剣尾山へ】 行者山を過ぎ、山ツツジの咲く登山道を快調に歩く。平坦な道と急坂がメリハリよく交互に現れる。案内標識も整備されていて、迷うこともない。行者山から40分ほどで六地蔵、岩陰地蔵。さらにすぐ、月峰寺鐘楼、本堂跡地が現れ、水が湧き出ている井戸跡も残っている。ガマガエルの鳴き声が聞こえたのにはびっくり。付近一帯は平坦で、昔、それなりの規模のお寺があったことが窺える。 短い急坂を登ると一気に景観が開け、剣尾山山頂に着く。付近一帯の大きな岩に登り、またゆったり座って360度パノラマを楽しむことが出来る。
山ツツジの咲く登山道
行者山
整備された案内標識
炭焼き釜跡
六地蔵
月峰寺本堂跡
月峰寺井戸跡
剣尾山(784m)山頂 大きな岩がいくつもあり、ゆったり座って360度パノラマを楽しむことが出来る
剣尾山山頂から横尾山を望む。後方に深山を見ることが出来る
【横尾山から能勢の郷へ】 剣尾山山頂を真っ直ぐ進み、国界の石標がある三叉路を左折、熊笹で覆われた狭い山道を尾根沿いに下る。標識の数はめっきり減る(無かった?)が、迷うことはない。途中、半透明のプラスチックカバーで覆われたたくさんの檜の若木の植林に遭遇する。動物から若葉を守るためだろうか。 上り坂になり、電波反射板付近を左折すると、眺望が開ける。るり渓と北摂最高峰深山(791m)がくっきりと見える。剣尾山山頂から約30分で横尾山山頂(785m)に到着。山頂付近は平坦だが、風が強い。さらに進むと、やがて急な下り坂に。(動物除け?の)防護ネット沿いに下る。岩場あり、鉄塔ありと所々剣尾山や下界を望むことができ、退屈しない。頂上広場、ひと休み峠、水辺の広場を通り、横尾山山頂から約70分で郷土資料館に到着。
標識を左折し横尾山へ向かう
熊笹の道を進む
るり渓、深山を望む
横尾山山頂(795m)
岩場の登山道
登山道から能勢町集落を望む
郷土資料館
かんぽの宿能勢
国道添いの農道を下る
かんぽの宿能勢にある能勢の郷バス停からはバスの便が少なく、次の発車は2時間後のため、バスの便の多い栗栖まで歩くことにした。国道沿いに歩くのが近道だが、排気ガスを避けて農道を歩く。栗栖では次のバスまで30分近くあったので、さらに汐の湯温泉まで歩くことにした。
【行程】 山下駅(8:30)〜行者口バス停(9:06)〜行者山(9:55)〜剣尾山山頂着(10:45)〜剣尾山山頂発(11:15)〜 横尾山山頂(11:45)〜郷土資料館(12:55)〜汐の湯温泉バス停着(14:10)
このページ先頭へ ウオーキング画面へ戻る HOMEへ