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 葡萄酒日記

その35 「アルマン・ルソー」

ブルゴーニュの数ある作り手の一つで、ジュブレー・シャンベルタン村に本拠地を
置く「アルマン・ルソー」。この葡萄酒は、かのナポレオン1世がこよなく愛した葡萄酒です。
彼が体調不良の時薬として服用したのが、このシャンベルタン。

ジュブレー・シャンベルタン村には天と地程の違いがある葡萄酒があります。
トップは特級畑の一つの「シャンベルタン」です。
「シャンベルタン」以外に7つの特級畑があります。
その下に一級畑「ジュブレー・シャンベルタン・〜」と名前の葡萄酒。そして村名の
「ジュブレー・シャンベルタン」。

シャンベルタンの葡萄酒は石榴のように色濃く、香りは馥郁とした余韻の長いお寺の
鐘のようです。私の一番のお気に入りはこの「アルマン・ルソー」の「シャンベルタン」です。
初めてこの葡萄酒に僥倖をいただいたのは、友人と京都のとあるお鮨屋さんです。
ラベルがお洒落で「CHAMBERTIN」のロゴがなんともエレガントです。
上には小さなラベルがあって、王冠のデザインがほどこされています。
やはりナポレオン1世がこよなく愛でた葡萄酒を彷彿とさせます。

シャンベルタン
シャンベルタン


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