R7/05/20:新規
FMトランスミッター・キットを作ってみました
◎秋月のキットで NS73M を使用したものです。
◎最近テレビの音が聞こえにくくなったと感じています。音量を上げ気味になり、家内に指摘されます。なんとか手元で鳴る音質もそれなりのスピーカーが欲しいと思いました。
- TVの音をFM電波で飛ばして、手元のFMラジオでステレオで再生すれば・・と思いつきました。
- 少し古いですが選局がデジタル形式のカーステレオが有ります。カセットデッキもCDプレーヤーも付いていますので、電源(DC12v)とスピーカーさえ準備すれば、音楽番組も快適に聞けるかも知れません。
- ネットで下調べをして評判は悪くなさそうなので、このキットを入手しました。
- 比較的高価なキット(\4,800)なので、組み立ても慎重でしたが、あまり悩むところは無くて短時間で組み上がりました。最初はタクトスイッチの向きに気を遣うかな-と思いましたが、問題なく完成しました。
- 電源は DC8v~15v とあるのにブリッジ整流してあることに驚きましたが、キットは「安全第一」なのだと納得しました。
- 2次巻き線が9v程度の電源トランスならジャンクで転がっていますから、それを繋ぐことも考えましたが、とりあえずは「TV音声のFM化」を優先です。
◎電源を入れても何も表示されず
- 最初は電源を入れても何も表示されずに焦りましたが、半固定VRを回して表示が出てホッとしました。
とりあえずTVのイヤフォン端子から信号を取り出して、FMラジオでテストをしてみましたが、音量が低くて不満です。
説明書に、『JP3,4,5,6をカットして、JP1,2,7,8をショートすれば音量が増す』旨の記述がありましたので、JP3,4,5,6をカットして、すべての箇所にピンヘッダーを付けました。入力アッテネーターをバイパスする接続です。ピンヘッダーを付けたので、ジャンパーピンを付け替えるだけで容易に元の設定に戻せます。
アッテネーターをパスする効果は大で、何とか聞ける音量になりました。
アンテナはビニール被覆線を繋いだだけです。
このキットはケースに入っているわけではありません。プリント基板を裸のままで使用するのはNGなので、シールドも兼ねてアルミ板でケースを作りました。 LCDの表示も見えて、タクトスイッチも操作できて・・となると、通常のケースでは難しいので、木の板に本体を固定してアルミ板で囲うことにしました。
電源は8~15v(約50mA)と範囲が広くキットの回路中に安定化回路が入っていますから、ACアダプターで供給します。
とりあえずトランスミッターの設定はデフォルトのまま(87.5MHz)稼働させました。
カーステレオ(FM87.5MHz)からはTVの音声が流れています。ニュースやCMや音楽がどんな風に聞こえるか?しばらく試してみます。
音量を増やす |
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JP1~8にピンヘッダーを付けて |
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JP1,2,7,8をジャンパーでショート |
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カーステレオ |
保護ケースに入れました |
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ベースは12mm厚の木の板(95×56mm)です |
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電源とLine入力のコネクター(背面) |
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タクトスイッチの操作も(前面開放) |
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