CD-playerの作製過程
<電源について>
- CD_ROMドライブを駆動する12vと5vが要ります。また、PICコントローラーとDACの5vは出来ればノイズやリップルが少ないものが望まれます。
- 電源はスイッチング方式のACアダプターです。リサイクル店で¥300で手に入れました。CD_ROMドライブに必要な容量は、12v 0.9A と 5v1.5A と記載されていましたが、実際に稼動させて計ると、通常はその1/3~1/2程度でイジェクト等のときだけ表示されている量が流れます。 ACアダプターの容量は12v,5vとも2Aなのでokですし、12vからレギュレータを経てコントローラー用の5vを取っても余裕は有りそうです。
- 下記のようにカバーを壊して使っていますが、予期せぬ失敗がありました。
ACアダプター基板のACラインの途中に電源スイッチを入れるために、基板の銅箔面に半田付けをしました。銅箔面には腐食防止および絶縁のためうす緑のコーティングがされていていました。半田付けの際にはそのコーティングは自然に溶けて、銅箔面が現れると思い込んでいましたが、そうはならず、カッターの刃で削り取る必要があったのです。意外なところの導通不良に悩まされてしまいました。
スイッチング方式のACアダプターです。
リサイクル店で¥300で手に入れました。(下図は電源の回路です。) ケース表面のラベルです。DC12v-2A,5v-2Aの表示があります。
CD_ROMドライブ本体とPICのコントローラーおよびDACの5Vを供給します。分解してはいけませんと書いてありますが
自己責任で分解します。
本当はプラケースのままの方が配置などは楽なのですが。
(両面テープで簡単にガッチリ固定できる。)案の定、頭が膨れた電解コンデンサがありましたので(手前の1000μF16v)
交換しました。このスペースに入る細いものは680μFしかなかったのですが、
コントローラーおよびDACの5Vは、12vからレギュレータで降圧して供給しますから、
問題は無いと思われます。ゲットしたスイッチング電源とCD_ROMドライブのコネクターです。
もし温度上昇があればファンで冷却する予定です。