シリアル制御の大型7セグ表示器
R4/4/9:更新
テスト点灯アノードコモンの大型7segLED4個を並べて4桁にして、シリアル制御の表示器を作ってみます。
<使用パーツについて:>
- 使用する7segLEDはA-2301SRD-Aで、高さが約7cmあります。横幅も47mmありますので4桁並べて、中央にコロンを配置したら、横21cm程になります。
- 1つのsegmentが通常の5mmθLEDを4個直列につなげたようなものなので、Maxの電流は20mAですが、電圧が7.2v必要でPICで直接駆動はできません。
- A-2301SRDはアノードコモンなのでTM1637を使って疑似I2c化したいと思いますが、TM1637と7segの間にTD62783(ソースドライバ)を挟んで約10v程度で駆動することにします。
- 単3電池×3=4.5vをDC/DCコンバーターで約10v程度に昇圧します。
回路図
昇圧コンバータ- 全体の回路図と昇圧コンバータを示します。
- 昇圧コンバータは、KKHMF MT3608を利用します。36×18mm、厚さ6mm でスペース的に楽に取り付けられます。入力と出力のホールにピンヘッダーを付けてソケットに差し込む形にしようと考えています。(2020年Amazonで購入)
- 中央にコロンにあたる3mmLEDを2個×2点配置します。
- 上部の左右にも3mmLEDを4個ずつ配置します。点数表示時のサーブ側を示すためです。
- ユニバーサル基板は、秋月で購入した210×155mm両面スルーホールの物を210×100mmにカットしました。
- ユニバーサル基板に丸ピンソケットをハンダ付けして4桁の7segLEDやコロン用・サーブ側表示LEDを差し込みます。
- 丸ピンソケットはICの時は堅牢すぎて脱着に苦労しますが、こんな場合はしっかり取り付けることができます。
- コロンの4個と左右の4個ずつのLEDのカソード側は、Grid-3のAとFGの位置に接続します。
<配線完了:>
基板表(7seg取付)
- 配線は被覆単線(0.6mm)です。基板に沿って這わせホールでハンダ付けです。
- 裏面の左側は昇圧コンバータ、右側の上はTM1637、下はTD62783です。
- 昇圧コンバータは端子ホールにピンヘッダー、基板にピンソケットをハンダ付けして差し込みました。
- 2つのICは基板にソケットをハンダ付けして接続しました。
- 昇圧コンバータの出力電圧は約9.5vに設定し、4.5v供給時の消費電流は20~24mAでした。
- 基板の外部への接続は、4本のピンヘッダー(Vcc,Dio,Clk,Gnd)を付けました。
基板裏