表大雪・旭岳 (北海道最高峰)
旭岳山頂より北鎮岳

旭岳山頂より北鎮岳
◆【山行日時】 2001年8月13日  晴れ(山頂付近は、のち霧)
◆【コース・タイム】
旭岳ロープウェイ・姿見駅=25分=姿見ノ池=55分=八合目=30分=金庫岩=10分=旭岳山頂

=30分=八合目=40分=姿見ノ池=20分=旭岳ロープウェイ・姿見駅
◆【正味歩行時間】 3時間30分

◆【詳細】
旭岳ロープウェイ・姿見駅から姿見ノ池までの旭平付近は、どのコースをとってもお花がいっぱいで観光客の格好の散策コースにもなっている。
ワタスゲ チングルマ 綿毛のチングルマ エゾツガザクラ
メアカンキンバイ エゾオヤマノリンドウ イワギキョウ
姿見ノ池からは登山道となるがしばらくは傾斜は緩く歩きやすい。旭岳山頂は終始見えているがなかなか近づかない。

旭平からでも十勝連峰や富良野盆地は見えているが、登るにつれ左手の地獄谷が大きさを増し、右手にはトムラウシや高根ヶ原も見えてくるので、山頂を見ながら歩くより周りの大展望を楽しみながら登って行こう。
十勝連峰(左)や富良野盆地の大展望
十勝連峰(左)や富良野盆地の大展望


登るにつれ右手後、化雲岳の向こうにトムラウシが見えるようになる
登るにつれ右手後、化雲岳の向こうに
トムラウシが見えるようになる
やがて、右手には東大雪の山々も見え出し、足場の悪い登りも八合目を過ぎ金庫岩まで来ると、終わりが近い。
ニセ金庫岩と東大雪の山々 こちらが金庫岩
ニセ金庫岩と東大雪の山々 こちらが金庫岩
地獄谷と旭平を俯瞰
金庫岩からは、もうひとふん張りで山頂だ。
間もなく感激の一瞬を迎えることになるので頑張ろう。山頂まで来てようやく見える表大雪の山々は、ここまで全く見えなかったので、より一層の感激だ。

見えるのは表大雪の山々に留まらず、北海道全土が見えているような感覚で、事実、肉眼では札幌のさらに向こう、直線距離にして200キロメートル弱もある後志羊蹄山までも見えていた。
旭岳より望む表大雪の山々
比布岳、北鎮岳、凌雲岳(左から)
比布岳、北鎮岳、凌雲岳(左から)
北海岳、烏帽子岳、白雲岳(左から)と後旭岳(右手前)
北海岳、烏帽子岳、白雲岳(左から)と後旭岳(右手前)
山頂では大展望を楽しみながらゆっくり昼食を摂る。
まさしくここは”大雪山”だ。


◆【ワン・ポイント・アドバイス】
当コースは、火山レキ、砂レキの登山道で足場が悪く、上りは勿論下りでも注意を要する。

旭平付近はすでに森林限界なので登山道に遮るものは何もなく、直射日光を避ける手立てが必要。
姿見ノ池に注意板あり。

山頂までに水場はない。
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