農園紹介

オーナーあいさつ

オーナー近影

2020年1月に福井県坂井市三国町加戸にて就農しました。

スイカ農家が毎年減る中、この地で昔から続いているスイカと大根を作っていこうと頑張っています。

2021年4月現在、農地は70a。うち20aは梨畑になります。農地がまだまだ足りません。事業計画では2023年までにあと130a必要となってきます。三国町加戸周辺で農地を貸してくれる人を募集しています。電話(09078789822)ください。


やなぎー会

オーナー近影オーナー近影

ふくい園芸カレッジで一緒に過ごした仲間や先輩後輩そして先生、近所の農家仲間等、たまに我が家で集まって鍋会をしています。コロナ禍ということもあり、最近はまったく出来ていませんが、機会があれば再開したいと考えています。


勉強会

就農に向けての書類の書き方や確定申告の申告書の書き方など、我が家で勉強会をすることがあります。分からない事とかがあれば、我が家に来てもらえれば、知っていそうな友人たちを呼んで教えてもらったりします。

お気軽に来てください。


農園MAP

MAP

主な作物紹介

大玉スイカ
品種は「味きらら」。主にJAに出荷し、「夏の天使」というブランドで親しまれているスイカです。7月中旬から8月上旬まで収穫をします。
大根
品種は「夏の翼」「耐病総太り」。主にJAに出荷しています。10月下旬から11月末まで収穫をします。
品種は「幸水」「豊水」「アキヅキ」「新興」「筑水」の5種類。「筑水」以外は主にJAに出荷しています。
加工用大根
加工用に出す大根を作っています。品種は「夏の翼」と「本宮」。

主な出来事

2021年4月
スイカ定植。早植えのスイカは低温障害が出る。遅植えのスイカも一部低温障害。液肥で生育を促すしかない。梨はアラレによる被害が発生。
2021年3月
スイカの圃場準備。設備トラブルがない分、昨年よりもスムーズに準備出来ていると思う。問題点は、堆肥。3月20日ごろに堆肥を注文しようとしても、すでに無くなったとの事。昨年から大規模農家が増えた為、一気に堆肥の消費が増えたみたい。農地の確保だけでなく堆肥の確保も難しくなってきている。
2021年2月
剪定が2月上旬で終わり、誘引に取り掛かる。切った枝を圃場から持ち出す必要があったが、運搬に時間がかかるため、家庭用炭化器を購入して、圃場で燃やすこととした。誘引は3月上旬に終えることが出来た。
2021年1月
梨の剪定をしながら誘引もしていたが、2月入るまでに剪定を終わらせた方が良いと農林事務所の三輪さんからアドバイスを頂く。その為、誘引は後回しにして、先に剪定を済ませることとした。
2020年12月
梨畑を借りることになった。本格的な剪定をするのははじめて。
2020年11月
大根の収穫。11月に入ると値段がほとんどつかなくなり、しまいには箱代も出なくなってきた為、半分以上大根を捨てることになってしまった。
2020年9月
大根の播種。本当は加工用大根として作りたかったのだけど、受入れが出来ないということで、青果用として作る。カレッジにいた時よりも、虫が大量に発生していたので、防除が大変。
2020年7月
スイカの出荷が始まる。冷夏ということもあり、普段よりも値段が低かったらしい。が、はじめての出荷だったのでよく分かっていなかった。炭疽が発生せず、収穫を終えられたのはびっくりした。たぶん圃場が普段スイカを作っていないところだったのが大きな要因と思う。
2020年4月
スイカの定植。自分で露地スイカを作るのはこれがはじめてになる。一人で定植からトンネル作成までできると思ってやってみようとしたら、強風で一人ではトンネルが作れないことが分かる。また定植も200株でだいたい丸一日かかることから、それ以上植える場合で作業を一日で完結するには、人を雇う必要があることが分かった。
土地を買ってほしいという方が現れ、いい感じに話が進んでいたが、地元の農業委員が「柳澤に農地を渡すな、(地元の大農家さん)○○に渡せ」といったらしく、話は無くなってしまった。このことから移住者が、地元の有力者無しに農地を広げていくのはかなり難しいと考えるようになる。
2020年3月
設備が納入されるが、トラブルが多発。特にトラクターのロータリーに取り付けたサンソワーが耕うんのたびに壊れる為、スイカの圃場準備がうまく進まない。
2020年1月
就農。開業届を出すが、屋号は空白。あとで屋号を変えることもできるらしい。
2019年
平島幸憲さんのところで、里親研修。ネギ、梨、スイカを教わる。
2018年12月
高知にて、背骨のボルトを外す手術を受ける。
2018年11月
平島幸憲さんのところでインターンシップ。梨の誘引紐切りを行う。入院前に大根を採れるだけ採るため、カレッジの仲間が手伝ってくれた。
2018年10月
三国町加戸に引っ越し。
2018年9月
小玉すいかが出来る。まわりから今の時期はスイカは売れないとさんざんに言われたけど、露店で売ったら飛ぶように売れた。この時の売れた喜びは今でも忘れられない。
2018年8月
大根を播種する。本当は1反やりたかったのだけど、圃場が空いていないということで6a分作ることになる。
2018年7月
スイカを作ってみたいということで、ハウスで小玉すいかを作る。作り方がよく分からなかったので、平島さんや西さんといった、加戸の農家さんところに行くようになる。
2018年6月
高知へ退院後半年の検診を受ける。無茶をしすぎていたのか、あまり背骨の修復が進んでいないと告げられる。修復具合は良くないが、12月に背骨を固定するボルトを取り外す手術をすることが決まる。
2018年5月
ネットワークの会主催のBBQに参加。農林事務所の竹内さんと出会う。やってみたい作物としてスイカやキャベツ、大根等を伝える。竹内さんからスイカ農家さんをいろいろと紹介してもらい、その中の一人に今の里親である平島幸憲さんと出会う。
2018年4月
福井県あわら市へ移住。カレッジの先輩である森さんが勧めていたトマトを作ってみたいというが、「今からトマトは無理。」と言われ、ハウスで小松菜を作ることになる。
2018年1~3月
高知の病院から退院し、滋賀の病院に移る。奇跡的に何とか歩けるので、福井へ移住するためにリハビリをして筋力アップに努める。このころ、福井では大豪雪。
2017年12月
保留となっていた退職願を再度提出したのち、農業というものを少しでも早く触れたいと思い、高知の農場を見に行く。その時、山の中を車で走行中、車が大破する大事故にあう。背骨を圧迫骨折し、一時は今後歩けなくなるかもしれないと宣告される。
2017年9~10月頃
移住候補地を直接見に行くようになる。そんな時に福井の移住説明会があると聞かされ、聞きに行く。そこでふくい園芸カレッジの先輩である森さんと出会う。森さんから農業やカレッジでの生活の話を聞くうちに、この人のようになりたいと思い、福井へ移住することを決める。
2017年前半
41歳になるかならないかの時に、何気に上司に「役職に就くことは出来ますかね?」と聞くと「無理」という返事。4月になって年内に退職するつもりで退職願を出すが、保留となる。このころから仕事をやめて、自分で経営が出来るような仕事を探しに、あっちこっちのイベントに参加する。そのうちに全国の移住フェアや新農業人フェアに行き、移住して農業もアリかもしれないと考え出す。
2016年頃
QC検定の試験に合格したり、本社のQC大会発表を聞きに行ったりするなど、QC活動が面白いと感じるようになる。しかし、QC検定に合格しない人(上司も含めて)よりもQCに関わる知識や技術が低いと評価され、不満が高まる。ALCのデータベースを少しずつ勉強しながら、Excelで独自の仕掛品追跡システムを作る。
2015年頃
出向先から戻ったとたん、常昼オール定時となり、手取り給与が12万円前後となる。月々のローンの支払い(約8万円)を払うと、生活費がほとんどなくなる超極貧生活となるため、車を売ったり貯金を切り崩しながら生活をすることとなる。この頃から自分で何か事業をおこして経営をしてみたいと考え出す。