<その2> スライド系ギター

ブルースマンは"スライド系ギター"がお好き!

 

 

ドブロギター

エレキギターが生まれる前、弦の振動を共鳴板に反響させて大きな音量を得ようと考え作られたギターです。

普通のギターと同じように持って、

左手小指(薬指)にボトルネック(瓶の首)をつけて弦をスライドさせます。

"Dobro" M15

"Dobro"

"Kawase"

ドブロギターと言えば"ドブロ"社!これは1930年代前半に作られたものです。ギター本体が金属で作られていて、まるで"缶詰"みたいヤツです。めっちゃ、重たい…

これも"ドブロ"社のギター。1930年代の後半に作られたものの様です(多分…)。詳細は不明。

東京のカワセ楽器が作ったオリジナルのドブロギター。

ラップスティールギター

膝(Lap)の上に水平において、金属(スティール)のバーで弦をスライドさせます。

"CANOPUS"

"NATIONAL" Chicagoan

"TEISCO" EZ-Z

1920年代の後半に数年間だけ作られた"ワイゼンボーン"というアコースティック・ラップスチールギターの日本製レプリカ。

大きな音量をかせぐためボディーとネックは一体化して厚みがあり、箱状態になっています。大好きな"David Lindley"が使用しているので、有名ですね。

現在友人にもう1本"CANOPUS"のギターを借りています。そちらの方はネックが丸くなったやつです。(また近々写真を載せますねぇ〜)

1947年頃の"ナショナル"社のハワイアン・ラップスティールギター。(ナショナルといっても日本の"明る〜いナショナル"ではなく、アメリカの有名なギターメーカーです)。

ブルースというよりは、ハワイアンなどで良く使われるタイプのギターです。さすがにもうこの頃には、電気で音を増幅させる"エレキギター"になってますな〜。

1962年製のテスコのハワイアン・スティールギター。1954年までにはこのモデルが開発されていたようです。

テイルピースやピックアップなどに、まだ昭和20年代の雰囲気が残っています。ボリュームのツマミも、昔のラジオみたい。当時の価格は5000円くらいだったようです。

 

 

 

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