ジュラシックパークV

お馴染みのシリーズ第三弾を見に行ってきました。 ウッキーは恐竜博物館を見学した直後でもあったから、おもしろさが倍増したかも。

古代生物学者グラントは、かつてのジュラシックパーク・サイトBの上空を飛ぶ観光ツアーのガイド役を、カービーという会社経営者夫妻から依頼されます。 カービーは、本当は会社経営者などではないのですが、彼らの息子エリックが、サイトBの上空をパラグライダーで飛んでいて、行方不明になってしまったので、グラントを案内役にして、捜索に行きたかったのです。

そして、まんまと強引に島へ着陸したまではよかったものの、そこで生き延びている凶暴で巨大な恐竜たちに追い回されることになります。 連れて行ったプロのハンターは、すぐ肉食恐竜の餌食になり、カービー夫妻やグラント博士達も脱出しようと試みますが離陸に失敗し、島をさまようはめになってしまいます。 捜索どころか自らが生きるか死ぬか。 なにしろ、ここはただの島ではありません。 前作までの舞台になったように、かつてインジェン社が秘密裏に恐竜を作り出していた場所で、今や国連の管理下に置かれている特別な島。 肉食恐竜のティラノサウルス(T−REX)やスピノサウルス、声で会話する知能をもったヴェロキラプトルがうようよ生息していて、空にはプテラノドンが飛んでいるという恐ろしい場所なのです。

映画では、草食恐竜がゆったりと食事をしているのどかな場面も出てきますが、ほとんどは襲ってくる恐竜から危機一髪で逃げ出すというシーンの連続で、(この類の映画では普通そうだけれど・・・)一人また一人と人数が減っていきます。 スリリングで片時も画面から目が離せず、あっという間の90分でした。 シリーズ第三弾になりますが、監督はスピルバーグからジョー・ジョンストンに替わっています。 

一言で締めくくれば、話の展開はただ逃げるだけで、ハラハラだけの映画というと、ちょっと言い過ぎかな。

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