エピソード1 香港の闇の組織に所属するスナイパーが日本に潜入したとの情報が入り、警視庁の刑事・円道寺きなこは捜査に追われていた。そんなきなこの家に、中国人留学生チャン・ホイがホームステイにやってきた。見るからに気弱そうなホイの世話をやくうちに、きなこは次第に彼にひかれていく。だが、ホイこそがきなこの追うスナイパー、王凱歌だった。彼は生き別れの母を探すことを条件として組織の仕事を引き受けていた。きなこはホイの正体に気付き、暗殺を続ける彼を止めようとするが・・・。
エピソード2 凱歌は組織と決別し、身を潜めながら母・市江の行方を探していた。一方、きなこは中国の偽札グループの検挙に成功。しかし、潜入捜査をしていた香港の刑事・劉の捜査をふいにしてしまう。劉は密輸された銃を辿って凱歌を逮捕しようとしていた。後日、凱歌の犯行と思われる狙撃事件が発生。きなこと劉は合同で捜査する。そんな中、凱歌はきなこの前に現れ、自分は犯人ではないと訴える。きなこが指名手配中の凱歌に自首を勧めるさなか、二人をライフルで狙う者がいた・・・。
劇場版(エピソード3) 日本各地で無差別に人を狙う狙撃事件が多発。きなこはその捜査に追われていた。そこへ総理大臣宛に1本の電話が入る。「我々1211は、日本国民1億3千万人を誘拐した。身代金は5千億円。」日本政府は連続無差別事件解決のため、香港刑務所で懲役250年の元1211のスナイパー、王凱歌を呼び寄せることに。きなこは複雑な思いで、彼と共に捜査をすることにー。
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