季節が木々を彩る時
item3
When the season paints the

*三蔵法師

*悟 空

*八 戒

*悟 浄

「(おふざけ)予告編」

(ふざけて、予告編を作ってみました。映画予告を観てる感じで想像してみて下さい)

 

文字が流れる。『あいつらが帰ってきた。』

(赤い如意棒が回されている。次第に回している手・腕・肩と映り、最後に顔が映る)

悟空「よ〜く聞け!俺様の名前は斉天大聖孫悟空様だー!」

文字:なまか、第二の旅ー

三蔵「お釈迦さまの行方が!?」

(傷付いた老子が倒れ込む)

悟空「じじいっ!?」

老子「天上界に捕われていた妖怪が何者かに放たれた・・。」

凛凛「天上界、地上共に大混乱よ」

悟浄「すべての根源を見つけなければー」

八戒(決意の表情で頷く)

文字:なまかの行く手にはー

(砂漠を歩く一行)

文字:新たななまかー

若い青少年の黄季「お師匠さん!」

悟空「なんでこいつなんかを?」

三蔵「彼のたっての願いです」

黄季「(真剣な表情で毅然と)この命ある限り、お師匠さんに付いて行きます」

文字:新たな出会いー

(川辺に腰掛けて、わらべ歌を歌う盲目の少女)

盲目の少女「生まれ育った故郷(ふるさと)、好きですか?」

(涙する悟浄)

文字:懐かしき友

イノシシ族の女性、朱里が八戒の背中に抱きついている

朱里「お前だけがどんどん先に行ってしまう。・・・私を置いていくな。」

文字:そして、因縁の敵

幻翼大王「ようこそ、わが幻の世界へ。」

混世魔王「また会えたな、悟浄。」

文字:動き出した陰謀

悟浄「何かが裏で動いている」

三蔵「都で挙兵!?そんなこと、あり得ません!」

悟空「滅法国への報復だと!?」

凛凛「(毅然と)それが事実なら、私はこの国の女王として、都へ軍隊を出す」

八戒「この世界が戦場になってしまう!」

老子「こうなれば誰にも止められぬ」

文字:次々と訪れる危機

(後ろから首筋に小刀と突きつけられる八戒)

(石にされる悟空と八戒と悟浄)

(黄季に刺さる剣)

(横たわる三蔵)

文字:崩れるなまかの絆

八戒「悟浄さん、どうして!?」

悟浄「罪を悔いて何になる?罪は重ねるもの。」

(混世魔王が高笑いしながら、悟浄の肩に手を置く)

(真っ暗な狭い洞窟で、閉じ込められる悟空)

悟空「もう無理だ・・・」

文字:すべての望みが絶たれようとした時、信じられるものはー?

八戒「でも、僕は諦めの悪い男ですから」

悟浄「お前が俺を救ってくれたんだ」

三蔵「彼なら止めてくれる、絶対に。私は彼を信じています」

悟空「(振るい立たせながら)うきぃーーーーー!!」

(立ち向かって行くなまかたち)

様々なアクションシーンの映像に声が重なる

三蔵の声「どんなに傷付いても、それは間違っていると言わなければならない。誰かが立ち上がらなければならない。」

悟空「(少し照れながら)お師匠さん、俺、生まれ変わったら人間になりてぇ」

三蔵の声「彼は最後の最後にそれをやってのけたのです・・・」

一同「悟空ーーーーーっ!!」

悟空「(ボロボロの姿で)さあ、答えろ!天国に行きてえか、地獄に行きてえか!?」

文字:近日連載開始!

 


なんつって〜(^_^;>
西遊記の長編は、ドラマ終了後から漠然と考えていました。映画化ということで、二、三時間の映画枠の長編ものを想定して考えていたんですが、これが上手くまとまらない!連ドラだったから、どう考えてもイメージしにくいし、書きたいことがいろいろあって、収まらないんですよ(^_^;
 そこで、ふと思いついたのが、連ドラの第二シーズンもの。すんなりイメージできるものの、ワンシーズンを書くのかよ!?と自己ツッコミ。あまりに果てしない(無謀な)計画( ̄▽ ̄;)まあ、やってみるだけやってみよう・・・と、弱腰に挑戦中。全10回の一話完結もの。と言っても、全体のストーリーは繋がるようにする予定です。
 上のは全部プロットの断片で、本編に出てくるものです。ヒント・伏線となるものもあれば、本編とは全く違った意味で使ったりしてます。本編とは違った、思わせぶりに並べるのって意外と面白いもんですね(^_^;