〜はじめに〜







 これは私がヨーロッパの競馬場めぐりをした時の旅行記です。1999年5月10日に出発して約2ヶ月間ヨーロッパに滞在しました。

 一番の憧れがフランスのパリ・ロンシャン競馬場を訪れることでした。ブローニュの森を抜けてうっすらとモヤのかかるロンシャン競馬場を目にしたときの感動はひとしおでした。またいろんな国のいろんな競馬場を訪ねたいと思ってたので4カ国、10の競馬場を訪ねました。異国での競馬なのでわからないことだらけで珍道中もありました。

 パリ郊外には競馬場がたくさんあって毎日どこかの競馬場で競馬が行われていました。競馬好きの私には絶好の都市といっていいでしょう。毎日、競馬場めぐりをしてました。おどろいたのは、日中のレースが終わって競馬場のゲートをでると、大きなバスが止まっており、聞いてみるとこれからナイター競馬の行われる競馬場までの送迎バスだというのです。それに乗り込んで行く人がぞろぞろいて、「どれだけ競馬好きやねん」と思いました。さすがに競馬場のはしごはしませんでしたが、そうゆうサービスがあるのだなあと感心しました。日本では見かけない光景ですね。

 パリ滞在中、競馬三昧の日々だったので有名なエッフェル塔やルーブル美術館などの観光名所は行けませんでした。よく人からフランスでどこに行かれましたか?と聞かれると、本当に競馬場しか行ってないので返答に困ります。パリの観光は次回、新婚旅行(?)で行くことにします。まあでも、競馬場というのは、それぞれいろんな特徴があって私にしたら飽きない観光名所でした。

 ちょうどこの年にエルコンドルパサの海外遠征があって、ロンシャン競馬場とサンクルー競馬場でエルコンドルパサのレースを観てきました。海外で日本馬の応援ができてすごくラッキーでした。

 1999年に始まった海外競馬旅行は、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスを周り、その後、年を経て香港、マカオ、ニュージランドと遠征地を広げていきました。香港では香港国際レースの日に観戦しましたし、びっくりのうん十万円馬券も的中させました。なかなかまとまった時間が取れなくて海外競馬観戦は行きたくても行けないのですが、今後時間を見つけて世界中の競馬場に行ってみたいです。

 







 

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