10月の大台ケ原ってどんな格好で行けばいいんだろう? 大げさに登山って程でもないし、ハイキングにちょっと毛が生えたような感じで行きゃぁ〜良いよな・・・。でも見栄えだけはハイカーっぽくしておきたいし・・・。 10数年ぶりに履いたパンツとハイカーが着ていそうなチェック柄のシャツに身を包んだのだが、大台ケ原ビジターセンターに着くなり早々に後悔した。だって気温が5度、吹きすさぶ風が体感温度を更に下げさせてくれる。 見た目はハイカー達と同じチェック柄のシャツなんだけど、彼らのはLOGOSやMont-Bell L.L.Beanと言った防寒対策バッチシのアウトドアブランド製。僕のはどこのんやろ〜?とタグを見てみれば、ジョニーって書かれてあった。ジョ・・ジョニー?どこのやねん? やっぱりジョニー製は寒さが堪えますな〜。雨対策に持ってきていたナイロンジャンパーを慌ててリュックから取り出さなければならず、大台ケ原に出鼻を挫かれた。 |
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歩き始めて40分、天気の良い早朝には富士山が見えるらしい日出の岳山頂に到着したのだが、 富士山はおろか、激しい霧でな〜んも見えやしない。 関西上空に高気圧が張り出す秋晴れの予報だったのに、流石は年間降水量が5000ミリを越す大台ケ原。 「お前になんか絶景をみせてやるか」 大台ケ原にもったいぶられてしまった・・・ |
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ビジターセンターの受付嬢から、風が強いので気をつけるようにと言われたのがココ。 霧が立ち込めた人の気配がしない枯れ木ロードを歩いていると もしかして地獄の1丁目に続いているのでは? ・・・そんな不安を覚えます。 |
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大台ケ原最高の見所にして、最大の難所。 大蛇ーと呼ばれる岩の先端から見える岩山(画像右)をカメラに収めるのが通ってもんらしい! 画像じゃ分かりにくいかもしれないけど、そこそこに傾斜があるんですよ。 そして足を滑らせようものなら、断崖絶壁からロープなしのバンジー。 足がすくむってこう言う事を言うんだね・・・ |
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大蛇ーからは来た道を折り返すルートと更に進む周遊コースとに分かれますが、後者を選択。 ちなみにコチラはアップダウン厳しい悪路。 下り坂で思いっきり滑ってしまった私は、前を歩くおばちゃんのかかとに一発退場のスライディングをお見舞いしちゃいました。 レッドカードが出される前に、平謝りでそそくさと退散したのですが結構怒ってはりましたね・・・。 んな山道ですので、小さなお子様連れの方には戻られるコースがお勧めかと思います。 さて、お昼ご飯も含み約4時間ものハイキングとなりましたが、シオカラ谷を経由するルート以外では 遊歩道が整備されていましたので足に負担を感じることはないと思います。 ただし1600メートルを越える高地ですので、十分な防寒対策は必要。 私の様にジョニー製はダメですね(^〜^;)ゞ |