1800メートル、これは日本で一番高いところにある温泉郷の標高。 途中悪路と呼ばれる細い山道を抜けなければならないのは「しゃ〜ないそれも秘境の象徴か」と諦めがつくものの、GWに視界がさえぎられるほどの吹雪ってのはナシでしょ。冬用タイヤはもちろん、チェーンすら積んでいなかったので、凍結し始めた山道を軽く横滑りした時、衣類の下は嫌な汗でビッショリになった。 秘境の地にしては立派な外観を持つ旅館御岳が今夜のお宿。 ジトォ〜ってした体を洗い流すべく、井の一番に混浴に向かう事にした。 そう混浴!御岳には混浴があるんです(#/。\#) ![]() ![]() ただしその混浴にたどり着くには数百段もの階段を下りなければなりません。 全くもって秘湯ってやつは、混浴ってやつは一筋縄では到着出来ないようです・・・ ![]() ![]() ここ旅館御岳では渓谷の露天風呂を1日に2組限定で貸しきる事が出来るそうで、混浴風呂を貸し切ってみた。 そして本当はいけないのかも知れませんが、露天風呂にビールを持ち込めばお湯との一期一会を堪能。 日々の疲労が濁河の湯とビールに溶かされ思わずフハァ〜♪ 表現力に乏しい僕の精一杯、とにかくフハァ〜な感じだったんですね。プハァ〜ではなくフハァ〜って唸ってしまう。 ![]() ![]() 翌朝朝風呂へと足を運べば、昨夜は分かりづらかったお湯の色が朝日に照らされよく分かる。 濁河の湯はモスグリーンが灰褐色した様な文字通り濁った湯なので、肌触りや嗅覚だけでなく視覚的にもこれぞ温泉って感じがする。 46度の源泉掛け流しは、外気で程よい温度に冷まされ長湯が楽しめるし、原生林が広がる渓谷を眺めながら入れる露天風呂は秘湯ムードがたっぷりでした。 ![]() ![]() 露天風呂にはまた温泉を飲める箇所があり一口含めば、ウゲェェσ◇(>回< ) ペッペッ渋っ!! カルシウムとマグネシウムが一杯含まれているからなのでしょう? 鉄分も含まれているため湯口も赤茶色に変色、きっとミネラル成分がたっぷりで相当にありがたい湯なんだろうけど、飲泉は苦手でした。 消化器系に効果があるのだそうですが、僕のようにお腹が弱い人ってのは本当は飲泉を試みちゃいけないそうです。 ゆったりと長湯を楽しみ、体内からではなく体外からゆっくり効能を期待したいと思います 2007年GW ![]() ![]() ![]() ![]() |
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