万葉の里に思いを馳せて       古代史サイクリング     


飛鳥路サイクリング



聖徳太子をはじめ・蘇我馬子・蝦夷・入鹿など

飛鳥史のロマンに触れることが出来る奈良県明日香地方。

また、石のモニュメントは、いつ、誰が、何のために造ったのか?

この様に、飛鳥には今なお解明されていない謎の石造物がゴロゴロ。

そんな古の里を、自転車で回ってみました。








猿石


吉備姫王墓の鉄柵の中に4体の猿石がありました。 そのうちの1体です。
安産の神として祭られていますが、いったい何のために作られたのか?何を表しているのか?いまだに不祥だそうです。

猿に見えないのに猿石って名づけられている事にも疑問を感じますが、 吉備姫王ってダレなんでしょうか?

案内板によると、吉備姫王とは天智天皇・天武天皇のおばあちゃんにあたるそうな・・・
知ってる名前が出てきてちょっぴり嬉しかったです。



10分

鬼の俎板(まないた)

古墳の石室の一部(底石)なんだけど、古来よりこの地方ではここを通る通行人を鬼が捕らえ、この上で食べていたと語り継がれているようです。

鬼・・・鬼、鬼。

夕方にかくれんぼをすると「鬼隠しにあって出て来れなくなるよ」ってよく叱られたものです。
子供心に鬼というものが怖い存在でしたが、鬼の威厳も今の時代何処に行ってしまったのでしょうか・・・そんな気がしてなりません。



10分



亀石


関西の方なら、一度は遠足で訪れたのではないでしょうか?

作られた意図はわかってませ〜ん!
ただ伝説によると、この地がまだ湖だった頃、 飛鳥地方と当麻地方とで湖の所有権をめぐり争いが起こったそうです。
結果、当麻が湖を手に入れる事になったのだが、 その際に大量の亀が死んでしまい、 哀れに思った人達がこの亀石を作って供養をしたらしいとのこと。
現在、亀石は南西を向いているのだが、当麻地方がある西を睨み付けた時、大和盆地は泥沼と化すらしい。
怖ろしや〜〜!! 

5分

橘寺

聖徳太子生誕の地に建てられた橘寺
聖徳太子って馬小屋で生まれたんだっけ?
ここの?


二面石
人間の善と悪とを現しているらしい・・・
そ〜言えば、猿石も二面石になってたよなぁ〜
表と裏 善と悪 生と死
意味があるのか無いのか分かりませんが、
当時の倫理観が感じとれる様な気がします。