旅行企画会社の資料と現地説明から

イスラーム教

       「イスラーム教」は世界の3大宗教のひとつ 信者の数はキリスト教に次ぐ
西暦610年 マホメットが神の啓示を受けてメッカで創始して以来 アラビア全土に広がった。 エジプト国民の90%はイスラーム教徒であり スニン派が主流である。
           イスラーム教の経典「コーラン」 5つの柱は
@信仰の告白 :「アラーのほかに神はなく、マホメットは神の信徒である」と唱える
A礼拝     :
1日5回メッカに向かって祈る
B喜捨     :
富める者は貧しい者に施しをする (バクシー)
C断食     :
イスラム暦9月に30日間断食(ラマダーン)を行う
D巡礼     :
一生一度はメッカに詣でる
                 エジプト イスラーム教徒の暮らしは?
イスラームの休日は金曜日で正午にはモスクへ行って集団礼拝をする 日常は1日5回の(夜明け、正午、午後、日没、夜半)礼拝が義務づけられている

豚肉はたべない、禁酒であり ラマダーンの一ヶ月は日の出から日没まで水やタバコを含めて一切飲食を絶つ

街で目立つのは夜明けのお祈りの合図 早朝5時 礼拝を誘う「コーラン」の響き スピーカーを通しかなりの音量で歌うように何処からでも聞こえる お陰で目覚まし時計は要らない。

このような厳しい戒律が全ての人に守られているのか? 働いている人は?病気のひとは? 質問をしました!答えは
気持ちを込めれば その場でお祈りすればいい、 病気で臥せってる人は「目」で合図をすればいい でした なんと信仰心の強い国民性だろう 

エジプト共和国の収入源は? 1位観光資源 2位石油 3位エジプト綿 だから観光客は大事に処遇されています 過去
10年前に観光客にたいするテロがあったので今は観光バス1台ごとに1人銃を持った軍人がガードをしてくれて頼もしい限りでした。

しかし反面貧富の差が大きく バクシーにかこつけ 日本人からみたら我々観光客に対して「たかり」とも取れる行為があるのは大変残念なことです

イスラム教徒の女性は絶対に肌を見せない ヘソ出しルックなんてもっての外、ミニスカート、半袖もだめ、外出の服装は黒か白の長いドレス調のもの足も見えず、頭からレースを被り目だけを出している人もいる 目が綺麗だから皆みんな美人に見える ちょっと異様な感じだが 暑い日ざしや、砂ぼこりから身を守る生活の知恵とも言える。
 
   世界遺産 ムハンマド・アリ・モスク
エジプト独立の功労者 ムハンマド・アリによって建てられた総大理石造りのモスク いくつかのドームが重なり合った外観は素晴しい 内部はドームから射し込む光にステンドグラス、シャンデリア、ランプが反射してドーム全体に華やかな雰囲気を醸し出している

お祈りを終えた信者 上層階級らしい服装もカラフルになっている
 
ホ−ムへ

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