旅の準備(〜2002.12.22 Sun.)
2002年12月22日、私は結婚した。今回の旅行は、新婚旅行である。
さて、どこへ行こうかと考えたところ、新婚旅行といえば、”ハワイやグアムでのんびり”or”冬なので暖かいオーストラリアで”というのがオススメらしい。結婚するのが真冬なんだから、当然北半球は冬なのである。しかし、前回の「さすらいの一人旅編」でも述べたように、ドイツはとてもいい国であり、是非結婚したらノイシュバンシュタイン城に嫁さんを連れて行きたい!という希望があった。ということで、北海道育ちの根性で寒さは何とかするとして、とりあえずドイツロマンチック街道へ行くことに決めたのである。
しかし、ドイツ1カ国では物足りないので、どうせなら2人とも行ったことのない国へ行こうということでオーストリアへも足を延ばすことにした。オーストリアもドイツ語圏なので、ドイツの後ならなんとかなるだろうということである。ザルツブルクはモーツァルトで有名だが、それ以上に映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台でも有名なのである。何度か映画は見たことはあるが、もう一度ビデオを見て復習しておいた。
当初、新婚旅行はハネムーンプラン等のちょっと贅沢なツアーで行こうかとも考えていたのだが、せっかく大学まで英語を勉強してきて、得意ではないにしろちょっとはしゃべることができるので、飛行機とホテルとウィーンでの夜の観光だけ予約を入れ、、添乗員も現地係員も何もない、自分たちオリジナルの本当にシンプルな計画(というのだろうか?)で行くことにした。
とりあえず、大阪の「地球の歩き方旅プラザ」へ行き、交渉開始。
「ヨーロッパ個人旅行」のパンフレットの”ロマンチック街道+寝台列車で行くウィーン”を原型をとどめないまでにアレンジし(というか、別もんになってしまった。)、11日間の日程に組み直した。11日間は新婚旅行にはちょっと長めだが、別にこだわったわけではない。単に、帰りの飛行機が1/1しか取れなかっただけの話しで必然的に11日間のプランを考えなくてはいけなかっただけの話しである。現地では、全ての移動手段は鉄道なので、ジャーマンレイルパスを購入し、ノイシュバンシュタイン城の予約も入れておいた。
せっかく正月をウィーンで過ごす新婚旅行なのであるから、大晦日に音楽の都ウィーンでコンサートやオペラなんぞを鑑賞したいとも思い、12/31の「ウィーン交響楽団 ベートーベン交響曲第九番」のチケットを手に入れ、結婚式用に作ったドレスとタキシードを持って行くことにした。一生に一度の体験に期待に胸が膨らむ。
以下が今回の旅行のおおまかな流れである。
ドイツ | 1日目 (12/23) |
(午前)関空発LH740便 → フランクフルト空港 (午後)フランクフルト → ハイデルベルク |
ハイデルベルク泊 |
2日目 (12/24) |
(午前)ハイデルベルク観光 (午後)ハイデルベルク → ローテンブルク |
ローテンブルク泊 | |
3日目 (12/25) |
(午前)ローテンブルク観光 (午後)ローテンブルク → フュッセン |
フュッセン泊 | |
4日目 (12/26) |
(午前)ノイシュバンシュタイン城見学 (午後)フュッセン → ミュンヘン |
ミュンヘン泊 | |
5日目 (12/27) |
(夕方まで)ミュンヘン観光 (夕方)ミュンヘン → ザルツブルク |
ザルツブルク泊 | |
オーストリア | 6日目 (12/28) |
(終日)ザルツブルク観光 | ザルツブルク泊 |
7日目 (12/29) |
(終日)ザルツカンマーグート観光 (ハルシュタット・バートイシュル) |
ザルツブルク泊 | |
8日目 (12/30) |
(朝)ザルツブルク → ウィーン (午後)ウィーン観光 (夜)ウィーンナイトツアー |
ウィーン泊 | |
9日目 (12/31) |
(夕方まで)ウィーン観光 (夜)ウィーン交響楽団コンサート 「ベートーベン交響曲第九」 |
ウィーン泊 | |
10日目 (1/1) |
(午前)ウィーン国際空港 → フランクフルト空港 (午後)フランクフルト空港 → |
機内泊 | |
11日目 (1/2) |
(朝)関空着 | わが家泊 |
今回の行き先マップ
ではでは、再び”ヨーロッパ大陸放浪の旅”へ!