作詞作曲 小渕 健太郎
薄手のシャツじゃまだ 少し寒い春の
朝の匂いが切ないのは あなたを思い出すから
足早な人並立ち止まり見上げれば
春のぬくもりが恋しくて 強い風待ちわびる
舞い上がる花びらに吹かれて あなたと見た春を想う
うつむくまで気づきもしなかった どうしてだろう?泣いてた・・
こみ上げる想いは誰に届くのだろう
指先をつないで歩いた あなたにはもう届かない
胸の奥に覚えた痛みが冬を越えて溶け出す頃
迷いの中わずかな光が照らす場所も見えなくて
人はだれも恋をして初めて知る本当の自分の
弱さと強さと向き合っていくんだ 雲が遠ざかる
あなたを忘れてしまう程の 恋が胸を焦がす日まで
この道は誰とも歩けない あの日のように
舞い上がる花びらに吹かれて あなたとみた春を探す
小さなつむじ風鳴いている
この風はあなたですか? 次の春も吹きますか?
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