☆簡単に、温泉の泉質と効能について
源泉名 | 効能 |
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単純温泉 | 無色透明で、肌に優しく、名湯と呼ばれる温泉に多い 神経痛 筋肉痛 関節痛 冷え性 疲労回復 健康増進 |
二酸化炭素泉 | 入湯すると、全身に炭酸の泡が付着する事から、「泡の湯」や 心臓に負担をかけずに血圧をさげる事から、「心臓の湯」と呼ばれる 高血圧症 切り傷 やけど |
塩化物泉 | 旧泉質名は「食塩泉」海岸付近に多く、塩分が肌に付着するために保湿効果が高い 「熱の湯」とも呼ばれる 外傷 虚弱体質 慢性婦人病 神経痛 |
炭酸水素塩泉 | 「美人の湯」と呼ばれる温泉に多い。美肌効果があり、飲用すれば便秘にも効く 慢性皮膚炎 アレルギー体質 慢性胃腸病 |
硫酸塩泉 | 肝臓病などの効く硫酸ナトリウムを主成分とするナトリウム・硫酸塩泉と、 痔疾などに効く硫酸カルシウムを主成分とするカルシウム・硫酸塩泉がある |
含鉄泉 | 空気にふれると鉄が酸化して、茶褐色に濁る、鉄泉 神経痛 月経障害 |
硫黄泉 | 硫黄や硫酸水素が主成分のため独特の臭気がある。成分が濃いと白濁する。 慢性皮膚病 糖尿病 外傷 |
放射能泉 | ラドンやトロンを主成分とし、「ラジウム泉」と呼ばれる。新陳代謝を促すので、健康増進 にもよく、鎮静作用もあるので、ノイローゼの治療にも使われる。 |
酸性泉 | 水素イオンを1mg以上含み塩酸や硫酸のような遊離鉱酸を構成する温泉 |
温泉とは・・・
温泉法により、「地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他(炭酸水素を
主成分とする天然ガスを除く)ガスで、湧出口の温度が25度以上のもの、
もしくは19成分中のどれか一つを限界値以上に含んだもの」と定義されています
一定に成分を含んでいれば冷たくても温泉と言う。
かけ流しとは・・・
源泉の湯を直接浴槽へ、しかも流しっぱなし
自然湧出している温泉を引き、入れたのと同量の湯が常に流れ出ている温泉
循環とは・・・
一度使ったお湯に塩素などをくわえて、再利用する温泉
温泉は無条件で体に良いとは言い切れません。体調や持病などで、泉質によっては、体に
悪影響を与えるものもあります。
泉質によっては、長い時間入浴していると、湯あたりを起こす場合もあります。
入浴する前には、禁忌症などが書かれた効能書きを読む事をお勧めします。、