◆「山車」「金翅」の駒の動き方の説明
「山車」は赤、「金翅」は緑の位置へ動けます。黒の位置のみ跳び越し可能です。
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・「山車」は「さんしゃ」と読みますが、通俗的に「だし」と読んでもOKです。一字駒では「山」です。
・「山車」は敵陣3段目以内に入ると成金になります。「金翅」は金将と同様に成ることはありません。
・「山車」は不成りも選択できますが、行き場のない敵陣一段目では成りしか選択できません。
・「山車」は香車の能力に加えて1段飛び越しできます。飛び越した場合はその先へは走れません。
・「山車」が味方や敵の駒を1段飛び越すことを「だし抜く」と言います。
・「山車」は持ち駒を敵陣1段目には打ち込めません。
・「山車」の裏は「成山」、通常通りの金のくずし字、ひらがな1字の省略形で「さ」など駒やソフトの作り手の好みで選んで下さい。
・「金翅」は「きんし」と読みます。有名な金鵄勲章の鵄はとびのことで、金翅の翅とは別物です。
・「金翅」は金将の動きに加えて左下へも動けます。唯一右下へは動けません。これを翅角と言います(死角のだじゃれ)。
・「金翅」は大局将棋などの古将棋では強い駒ですが、金翅将棋では金将の置換駒のため大きくデグレードして金将に近づけており、ほとんど名前を借りる程度になっています。
・「金翅」は金将同様に成らないため、駒裏はのっぺらぼうです。一字駒では「翅」です。
・古将棋の駒を再定義(動きを変えるなど)して用いる事は過去の大型将棋生成時にもよく見られます。例えば銅将の駒動きや鳳凰の成駒など再定義の例があります。
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