つみきの会に入会し、いよいよ行動療法のスタート!

   つみきの会に入会

 会員専用のページから50ページにもおよぶつみきの会の教科書『つみきBook』のプリントアウトをしました。
中身は行動療法に関する事ややり方などが判りやすく丁寧に書かれていました。
実技を行う為にホームセンターで机と椅子を購入し、『つみきBook』を片手に行いますが、お菓子をあまり食べない『ぴょんぴょん丸』には有効な強化子が無く、取り合えず少し好きな「瓦せんべい」を使いました。しかし『つみきBook』では一週間で40時間の療育という非現実的な指示をしています。
最初は一生懸命やっていたのですが、段々と子供の調子が悪くなり今まで無かった自傷行為(軽く頭を床にぶつける)をするようになり夫婦喧嘩勃発!!結局たどり着いたのは『子供に無理をさせない』が基本での療育体制になりました。

『ぴょんぴょん丸』の療育の成果が十日目位から徐々に見え始め、椅子に座れる様になり療育を楽しみ出しました。子供から見て療育は新しい遊びに見えたのかどんどんとのめり込んで行きました。またA君ママが色々と教材を作ってくれて『ぴょんぴょん丸』も大喜びでした。

ただ療育に行き詰った時は大変でした、会員専用のメーリングで質問を送れば良いのでしょうが敷居が高い様な気がして活用できず(実際にメーリングの質問に対して代表はほとんど答えず、会員のやさしいママさん達が答えてくれるのですが、中には過去ログに載ってると付け加える古参の会員もいます)、メーリングの過去ログを調べるのですが、日々のメーリングを順番に集めているだけなので繋がりも判りづらく、そのうえ日々の会員同士の雑談などももちろん含まれているので非常に見にくく、なかなか目的の質問と答えにたどり着かず、深夜まで調べる日が多々ありました(最近よくある質問Q&Aが出来たので便利になり、余程変わった質問では無い限り過去ログを調べる必要も無くなり、また過去ログも簡単なツリー形式にされ便利になりました)。

 
 クリスマス前に『ぴょんぴょん丸』が発熱、丁度親子教室では吐き下しの風邪が流行っていたので、どうも貰ってきたみたいだ。早朝に小児科医の在籍している救急病院(119番で教えてくれます)に駆け込み一通りの処置と薬を貰う。食べる事も出来ず、飲み物も飲めず、食べても直ぐ吐いてしまう。いつも元気な『ぴょんぴょん丸』が動かない。脱水症状の恐怖が頭を過り、毎日掛かり付けの医者に通うが「まだまだ大丈夫」の一言、数日後医者の言う通り難なく治りました。実はこの風邪で大きな収穫がありました。それまでの『ぴょんぴょん丸』は口をつむって「うーうー」言ってるだけでしたが、風邪により鼻が詰まって口を開けて声を出す様になり色々な音が出るようになり、年末には「ぱぱぱ」「ままま(ばぁ?)」の音が出だしました。そしてその音が楽しいのかずっと「ぱぱぱぱ」「まままま」言ってました。その都度面倒臭がらずに「なーに」「どうしたの」と答え、パパとママの一人づつの写真を見せながら「パパはどっち」「ママはどっち」一月位でパパ・ママの認識がほぼ出来る様になりました風邪もたまには良いかも?
 
一月後半に『つみきの会』のメーリングで「戦争勃発」!! 新会員の旦那さんがセラピストさんの会員制の制度に対して意見し、そこから「過去ログ」「メーリング」「掲示板の設置」の問題に発展し、最後には「代表の方針」に対しての事にまで発展して行きました。その時に感じた個人的な感想は「きっと設立当時は自閉症に苦しむ人達を助けよう」「でも現在は古参会員の中で、会を大きくするのだけが目的の人と、急に大きくなり戸惑っている人がいる」と思いました。それに代表自身も学業(この春卒業)との両立の中で会が急に大きくなった戸惑いや自惚れがあったのではと思います。
結局は代表の知人であるセラピストさんからのメーリングで制度は白紙撤回されました。
 そしてその後ぐらいからメーリングの内容が徐々に変わってきました。他団体や他の療法等、禁句に近かったのですが、今(2005,3月現在)では当たり前の様に飛び交っています。
その他、大分改善され会としては良い方向に向かっています。また聞いた話ですが、代表自身も以前は半強制的だった療育に対しても、非常に柔軟でとても良い方向に向かわれているとの事です。
   つづき


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