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DUST HARD ATTACK Kama Sutra/Buddah KSBS-2059 1972
Produced & Arranged by Kenny Kerner & Richie Wise, Piano & Organ courtesy Fred Singer of Thog Strings arranged & conducted by Larry Wilcox. Richi Wise (Electric & Acoustic Guitars Lead & Background Vocals), Kenny Aaronson (Bass, Slide & Pedal Steel Guitars), Nark Bell (Drums & Percussion) |
→ フランク・フラゼッタのイラストを豪快に使用したもの。ダストは後にイアン・ハンターのオーヴァーナイト・エンジェルスやデリンジャーで活躍するケニー・アーロンソンが在籍したトリオのハード・ロック・バンド。アーロンソンのペダル・スティール・ギターをフューチャーしているところなど、トラピーズの『連動』を思い出させるが、こちらは流石にアメリカのバンド、もっとストレートです。因みに彼らのファースト・アルバムのカバーはミイラの写真を使用していて悪趣味です。 | |
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NEIL MERRYWEATHER SPACE RANGERS Mercury SRM-1-1007 1974
All Vocals, Bass, Guitar, Produced & Directed by Neil Merryweather, Michael "Jeep" Willis (Lead Guitar), Timmy McGovern (Drums), Edgemont (Chamerlin & Synthesizer) |
→ バック・ロジャースがフラッシュ・ゴードンといったスペース・オペラのイラストがイカしています。マルチ・ミュージシャンのニール・メリーウェザーのアルバムは、ジャケットよろしくスペース・ロックやサイケデリックなアメリカン・ロックで、バーズの「霧の8マイル」やドノヴァンの「サンシャイン・スーパーマン」をカバーしています。この人はプロデューサーとしても活躍してたようなのですが、仔細は分かりません、何故かって、それは完全にジャケ買いしたからです。内袋のアーチスト写真は、まるでダイゴ・スターダストです。 | |
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PROCOL HARUM A SALTY DOG 米A&M SP-3103 1969
Produced by Matthew Fisher / Orchestral Arrangement by Gary Brooker, * Matthew Fisher / Original LP: 英Regal Zonophone SLRZ1009 1969 Gary Brooker (Vocals, Piano, Three Stringed Guitar, Celeste, Bells, Hamonica, Recorder, Woods), Matthew Fisher (Organ, Vocals Acoustic Guitar, Marimba, Recorder, Piano, Thythm Guitar), David Knights(Bass Guitar), Barrie Wilson (Drums, Conga Drums, Table), Robin Trower (Lead Guitar, Vocal, Acoustic Guitar, Sleigh Tambourine), Keith Reid (Words), Kellogs (Bosun's Whistle and Refreshments) |
→ ユーミンのフェヴァリット作品としてもお馴染みのアルバム、このジャケットを真似たのが細野晴臣の『トロピカル・ダンディ』です。鈴木慶一と高橋幸宏によるビートニクスがセカンド・アルバムで「Pilgrims Progress」をカバーしています。 | |
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PAVLOV'S DOG PAMPERED PIENIAL 米Columbia PC-33552 1975
David Surkampf (Lead Vocals & Guitars), David Hamilton (Keyboards), Doug Rayburn (Mellotron &Flute), Mike Safron (Percussions), Rick Stockton (Bass), Geekfreed Karver (Violin, Viola & Vitar), Steve Scorfina (Lead Guitar) |
→ 後に元イエス〜キング・クリムゾンのビル・ブラフォードが参加してプログレ・ファンにその名を刻んだアメリカのバンド、パヴロフス・ドッグ。あのベルを鳴らしながらエサやりを続けると、やがてベルを鳴らしただけでよだれをたらすという実験でお馴染みのパヴロフ博士の犬のイラストをあしらったジャケットが何かもの悲しい。デヴィッド・サーカンプのハイ・トーン・ヴォーカルが素晴らしく、冒頭の「ジュリア」の美しさにノック・アウトされます。 | |
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CAMEL キャメル MOON MADNESS ムーン・マッドネス-月夜の幻想(ファンタジア) ロンドン/キング GP-1035 1976.6
Produced by Rhett Davies & Camel / Engineered by Rhett Davies Doug Ferguson (Bass, Lead Vocal on A-2), Andy Ward (Drums, Percussion, Voice on A-1), Peter Bardens (Keybords, Vocal on A-4), Andy Latimer (Guitars, Flute, Recorders, Vocal on A-2, B-1, 2) |
→ ファンタジックで美しいイラストに負けない内容の名作です。名盤と呼ばれる前作の『白雁(スノー・グース)』に続くアルバムで、力強くも幻想的なものとなっています。 | |
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CARAVAN キャラヴァン IN THE LAND OF GREY AND PINK グレイとピンクの地 デラム/キング K16P-9059 1981
Produced by David Hitchcock / All Composed by Coughlan, Hastings, Sinclair, Sinclair / Original LP: 英Deram SDL/R1 1971 Richard Sinclair (Bass, Acoustic Guitar, Vocals), Pye Hasting (Electric & Acoustic Guitar, Vocals), David Sinclair (Organ, Piano, Mellotron, Vocals), Richard Coughlan (Drums), Jimmy Hasting (Flute, Tenor Sax, Piccolo), David Gristed (Cannon Bell & Wind) |
→ 指輪物語などのファンタジー作品を彷彿とさせる美しいイラストに飾られたキャラヴァンの三枚目のアルバム。オルガンを中心としたサイケデリック色の濃いアルバム。冒頭の「ゴルフ・ガール」は後にイギリスのコメディアンのニールがカバーしています。 | |
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URIAH HEEP ユーライア・ヒープ DEMONS AND WIZARDS 悪魔と魔法使い ブロンズ/ビクター VIP-4138 1981
Produced by Gerry Bron / Original LP: 英Bronze/Island ILPS 9193 1972.5 David Byron (Vocals), Ken Hensley (Keyboards, Guitars, Percussion), Mick Box (Guitars), Gary Thain (Bass Guitar), Lee Kerslake (Drums and Percussion) |
→ ジャケットを手がけたのは、イエスの諸作品でお馴染みのロジャー・ディーン。前作『対自核』は銀紙を使った鏡のジャケットで注目を集めました。アコースティックとハードなギターを盛り上げる「魔法使い」やヒットしたハード・ドライヴィングな「安息の日々」など、私的にはこのアルバムが彼らのベスト・ワン。 | |
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SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND IMPOSSIBLE DREAM 英Vertigo 6360 112 1974
Produced by David Batchelor / Except * Produced by Derek Wadsworth Alex Harvey (Vocals & Rythm Guitar), Zal Cleminson (Guitars), Chris Glenn (Bass Guitar), Hugh McKenna (Keyboards & Synthesizer), Ted McKenna (Drums) |
→ コミック風イラストが格好いい、邦題は『怪傑アレックス・ハーヴェイ・バンド』。ベテラン・ロッカーのアレックス・ハーヴェイを中心とした元祖オヤジ・ハード・ロック・バンド。ハード・ドライヴィングなロックン・ロールが最高、箸休め的なノベルティっぽい「鬼軍曹のラグ」が良い。 | |
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BAD FINGER MAGIC CHRISTIAN MUSIC マジック・クリスチャン・ミュージック 米Apple ST3364 1970.12.16
* From the Soundtrack of the Film "The Magic Christian". ** Produced and arranged by Tony Visconti. ***Produced and arranged by Mal アップル/東芝EMI TOCP-6896 1991.11.28
Track 1,7 & 8 from the soundtrack of the film "The Magic Christian"/ Produced & Arranged by Mal Evans / * Produced & Arranged by Tony Visconti / ** Produced & Arranged by Paul McCartney / Bonus Tracks 15 & 16 Producer Unknown / Original LP: 英Apple SAPCOR12 1970.1 / Reissue Digitally Mastered & Reserched by Ron Furmanek Pete Ham (Lead Guitar, Keyboard, Vocal), Joey Molland (Guitar, Vocal), Tom Evans (Bass, Vocal), Mike Gibbins (Drums, Vocal) |
→ 名画のパロディ・ジャケットが良い。英米では発売されなかったアイヴィーズの『メイビー・トゥモロウ』収録の楽曲と新曲を組み合わせてリリースされたバッド・フィンガーのファースト・アルバム。ポールのデモのとうりに演奏された「マジック・クリスチャンのテーマ」は映画『マジック・クリスチャン』の主題歌で、映画で使用された他の曲もあわせてこのタイトルになったもの。因みにこの映画のサントラ盤もリリースされていました。このアルバムは英米で一部曲順が違っていました。さらにこの米盤のカット・アウト盤のレーベル面は、B面がビートルズの『ヘイ・ジュード』のものになっていました。 | |
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BONZO DOG BAND THE HISTORY OF THE BONZOS ボンゾの歴史 米UA UA-LA321-H2 1974 BGO/MSI BGO CD-376/MSIF 7573/4 1997 輸入盤国内仕様
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→ ボンゾ・ドッグ・バンドのアルバムなんて日本では発売されていなかった74年に発売された2枚組編集アルバム。ボンゾ・ドッグを表紙にした古ぼけた本を模したジャケットが最高です。内容的にはボンゾズの全オリジナル・アルバムと各自のソロ作品などから編纂されたもので、素晴らしいベスト盤となっています。 |
2011年04月01日現在