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THE BEATLES ザ・ビートルズ RUBBER SOUL ラバー・ソウル LP: オデオン/東芝EMI EAS-70135 1982.7.31 (モノラル・赤盤・限定)
Produced by George Martin/Original LP: 英 Parlophone PCS 3075/PMC 1267 1965.12 UK#1/米 Capitol 2442 1966.12.6 US#1 |
→ ビートルズのアルバムから一枚だけというと……困ってしまうのだけれど、あえて選んだのがこの『ラバー・ソウル』。ロックン・ロール、フォーク、R&B、サイケデリックなどてんこ盛りの内容に来るべきロックの未来が見え隠れしているようで素晴らしいアルバムです。 | |
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LED ZEPPELIN レッド・ツェッペリン LED ZEPPELIN レッド・ツェッペリン LP: アトランティック/ワーナーブラザーズ・パイオニア P-8042A CD: アトランティック/east west japan/ワーナーミュージック・ジャパン AMCY-4006 1995.12.21
Produced by Jimmy Page / Original LP: 英 Atlantic 8236 1969.10.22 / 米 Atlantic 8236 1969 US#1 / アトランティック/日本グラモフォン MT-1091 1969 ★★★★★ |
→ 1974年に購入したゼップのセカンド・アルバム。中学生の頃は死ぬほど聴きました。「ホラ、ホラララ〜」と言う呪文のような歌い回しとか、スペイシーな間奏に引き込まれました。B面の「ハートブレイカー」から「リヴィング・ラヴィング・メイド」へのハード・ロック・メドレーにもシビレていました。 | |
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KING CRIMSON キング・クリムゾン IN THE COURT OF THE CRIMSON KING キング・クリムゾンの宮殿 LP: アトランティック/ワーナー・パイオニア P-6365
Produced by King Crimson / Original LP: 英 Island ILPS 9111 1969.10 / 米 Atlantic 8245 1969 Robert Fripp (Guitar), Ian McDonald (Reeds, Woodwind, Vibes, Keyboards, Mellotron, Vocals), Greg Lake (Bass Guitar, Lead Vocals), Michael Giles (Drums, Percussions, Vocal), Pete Sinfield (Words and Illumination) |
→ その印象的なジャケットでインパクトは超大で、69年末ビートルズの『アビー・ロード』を抜いて全英トップに立ったアルバム、ミュージック・ライフなどの広告や店頭でもオーラ出しまくりのアルバムでした。購入したのは81年に出た廉価盤でしたが、紙の質は落としていない、良心的な再発盤でしたので、ようやく手に入れた感たっぷりで、レコード盤に針を落とした瞬間の衝撃は未だに忘れられないものでした。 | |
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CHICAGO TRANSIT ORSOLITY CHICAGO TRANSIT ORSOLITY シカゴの軌跡 2LP: CBS・ソニー 25AP-614-5 購入日1977.11.3 OZ
Produced by James William Gurcio / Original LP: 米 Columbia 1969 US#17 / CBS・ソニー SONP-50116〜117 1969 ★★★★ Terry Kath (Guitar and Lead Vocals), Peter Cetera (Bass and Lead Vocals), Robert Lamm (Keyboard and Lead Vocals), Daniel Seraphine (Drums), Walter Parazaider (Woodwinds and Background Vocals), James Pankow (Trombone), Lee Lognane (Trumpet and Background Vocals) |
→ ブラス・ロック・バンド、シカゴのデビュー・アルバム。デビュー当時はアメリカの怒れる若者代表として、バンド名もシカゴ・トランジット・オーソリティとう長いものでした。そしてデビュー作ながら二枚組というもの。私が中学生の頃に「ぼくらに微笑みを」とか「クエスチョンズ67&68」とか「ロウダウン」(この二曲は日本版もヒット)、「アイム・ア・マン」とかがラジオで頻繁に流れていました。77年に出た廉価盤でやっと手に入れて、長尺な曲が多いのだけれど結構聴きました。最後なんてシカゴで行われた民主党大会でのハンフリー大統領候補の演説から入るんですから驚きです。この時の反戦と黒人問題で起こったデモ行進と警官隊との衝突を挿入しているというのが、冒頭のアメリカの怒れる若者代表というものに繋がるのですね。シカゴは二枚目と三枚目のアルバムも二枚組で、カーネギー・ホールでのライヴ・アルバムなどは四枚組、一枚もで出たのはベスト・アルバムの『栄光のシカゴ』と『シカゴV』のアルバムでした。そして『シカゴV』でやっと買うことが出来ました。そう、中学生の頃はよくノートにシカゴのロゴを真似て書いたものでした。 | |
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BLIND FAITH ブラインド・フェイス BLIND FAITH スーパー・ジャイアンツ ポリドール MP-2283 1974.10 ポリドール/ポリグラム POCP-9065 1996.11.21
Produced by Jimmy Miller by arrangement with Robert Stigwood and Chris Blackwell / Original LP] 英 Polydor 583 059 1969 / 米 Atco 304 1969 US#1 / ポリドール MP-1456 1969 ★★★★ Eric Clapton (Guitar, Vocals), Rick Gretch (Bass, Violin), Stevie Winwood (Keyboards, Vocals), Ginger Baker (Drums) |
→ クリーム解散後にエリック・クラプトンとジンジャー・ベイカーが元トラフィックのスティーヴ・ウィンウッド、元ファミリーのリック・グレッチと結成したのがスーパー・グループ、ブラインド・フェイスです。クラプトンを期待して買ったら、「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」のみで、どちらかというとスティーヴ・ウィンウッドが大活躍、ジンジャー・ベイカーと言えばクリームの時と同じくドラムスがバタバタしていました。そのメンバーの豪華さとジャケットの女の子の裸というのが衝撃的でした。中学生の時に買ったのですが、あまり他人には自慢して見せられなかった一枚です。 | |
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BONZO DOG DOO-DAH BAND ボンド・ドッグ・ドゥー・ダー・バンド GORILLA ゴリラ LP: 米 Imperial LP-12370 1967 ('Big Shot'なし) LP: 英 LIBERTY-UNITED LBR 1019("THE POP FILE-GORILLA/BONZO DOG BAND") CD: 英 BGO BGOCD82 1990 CD: 米 ONE WAY/CEMA S21-17370 1993
Produced by Gerry Bron / Original LP: 英 Liberty LBS/LBL 83056 1967.10 Viv Stanshall (Vocals, Guitar, Trumpet, Ukelele , etc), Neil Innes (Vocals, Piano, Guitar, etc.), Roger Ruskin Spear (Trampet, Guitar, Vocals, etc), Sam Spoons (Spoon, etc), Vernon Dudley Bohay Nowell (Bass), Legs Larry Smith (Drums, Percussions, etc), Rodney Slater (Saxophone, Tuba, etc) |
→ ボンゾ・ドッグ・バンドの名前はビートルズ関係の本などで見掛けた事がありました。レッド・ツェッペリンのジョン・ボンナムの愛称がボンゾだった事から、何か関係はあるのかな?という程度の知識でしたし、音楽雑誌や雑誌に付録のアーチスト図鑑なんでものにも載っていませんでした。ですから彼等のことが分かりだしたのはラットルズを知って以降だったのかもしれません。ようやく彼等のレコードを手に入れたのはレコード・ショップOZでカット・アウト盤を買ったのが最初でした。それがこのデビュー・アルバムの『ゴリラ』でした。ジャズとロックン・ロールが入り交じった不思議なレコードでした。「The Intro And The Outro」はマイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』でのヴィヴ・スタンシャルのナレーションの原点だったんだとか、新たな発見があった一枚でした。 | |
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SANTANA サンタナ SANTANA サンタナ LP: CBS・ソニー 15AP-620 1977.10.23
Produced by Brent Dangerfield and Santana / Original LP: 米 Columbia 1969 US#4 / CBS・ソニー SONP-50179 1970 ★★★★ Carlos Santana (Guitar and Vocals), Mike Carrabello (Conga and Percussion), Dave Brown (Bass), Jose Chepito Areas (Timbales, Conga and Percussion), Mike Shrieve (Drums), Gregg Rolie (Piano, Organ and Vocals) |
→ サンタナを知ったのはラジオで流れていた「ブラック・マジック・ウーマン」だったと思います。『キャラバンサライ』が新譜としてリリースされ、レコード店には『サンタナ』、『天の守護神』そして『サンタナIII』が並んでいました。まあインパクトのあるジャケットの数々。1977年に廉価盤で手に入れたこのファースト・アルバムが一番好きです、っていうかこの一枚しか現在は持っていないのですけれどね。後にジャーニーを結成するグレッグ・ローリーやツトム・ヤマシタのGOに参加するマイク・シュリーヴやティンパニー奏者のチェピート等々、サンタナのギターもさることながらバンドの演奏がすごく格好いい。当時CBSソニーから編集盤、コンパクト盤がいっぱい出ていた事を思い出しました。 | |
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IT'S A BEAUTIFUL DAY イッツ・ア・ビューティフル・デイ IT'S A BEAUTIFUL DAY イッツ・ア・ビューティフル・デイ LP: 和蘭 CBS 83797 1979
Produced by David LaFlamme / Original LP: 米 Columbia 9768 1969 US#47 / CBS・ソニー SONP-50180 1970 ★★★★ David LaFlamme (Violin, Vocals), Linda Laframe (Organ, Piano, Electric Piano, Celeste, Harpsicodr), Hal Wagnet (Guitar), Michel Holman (Bass), Val Fuents (Drums), Patti Santos (Vocal, Percussion), Blues Steinberg (Harmonica on A-2) |
→ ヴァイオリンをフューチャーしたサンフランシスコのロック・バンド、イッツ・ア・ビューティフル・デイのファースト・アルバム。その美しいイラストのジャケットだけでもベスト10入りです。そして美しい名曲「ホワイト・バード」、本当に暑い「ホット・サマー・デイ」、ディープ・パープルの「チャイルド・イン・タイム」の下敷きになった「ボンベイ・コーリング」など聞き所多し。 | |
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BLOOD SWEAT & TEARS ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ BLOOD SWEAT & TEARS 血と汗と涙 LP: CBS・ソニー 15AP-607 1977.10.23
Produced by Hames William Guercio / Arranged by Blood, Sweat and Tears / Original LP: 米 Columbia PC-9720 1969 US#1 / CBS・ソニー SONP-50082 1969 ★★★★★ Fred Lipson (Alto Saxophone, Piano), Chuck Winfield (Trumpet, Flugelhorn), Lew Soloff (Trumpet, Flugelhorn), Jerry Hyman (Trombone, Recorder), David Clayton-Thomas (Lead Vocals), Dick Halligan (Organ, Piano, Flute, Trombone, Vocals), Steve Katz (Guitar, Harmonica, Vocals, Lead Vocals on "Sometimes in Winter"), Bobby Colomby (Drums, Percussion, Vocals), Jim Fielder (Bass) |
→ 大ヒット曲「スピニング・ホィール」が入っているシカゴ、チェイスと並ぶブラス・ロック・バンドのグラミー賞を受賞したセカンド・アルバム。チェイスの「黒い炎」と「スピニング・ホィール」は日本人R&B系の歌手の必須アイテムでした(今でも?)。このブラッド・スウェット&ティアーズはアル・クーパーが結成しましたが、早々と脱退、シカゴのプロデューサーとしてお馴染みのジェイムズ・ウィリアム・ガルシオがプロデュースした傑作アルバムです。このアルバムからは他に「アンド・ホエア・ダイ」、「モア・アンド・モア」「ユーブ・メイド・ミー・ソー・ベリー・ハッピー」と4曲もヒットさせています。 | |
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THE BEACH BOYS 『ペット・サウンズ』"PET SOUNDS" CD: キャピトル/東芝EMI CP28-1003 [MONO] 1988.12.21 (ライナーノーツ山下達郎)
Produced by Brian Wilson (*日本のみボーナス・トラック) / Original LP: 米 Capitol ST 2458 1966.5 US#10 |
→ 洋楽を本格的に聴き始めた中学生の頃にビーチ・ボーイズは「サーフィンUSA」とか懐メロでした、そんな中FMでビーチ・ボーイズのワーナーから出たライヴ盤から「ダーリン」を聴いて、彼等ははまだまだロックしているんだなと感じたものでした。以前から評価していた大瀧詠一氏や山下達郎氏、そして新たにシブヤ系のアーチスト、ピチカートVの小西康陽氏らが『ペット・サウンズ』を名盤として持ち上げ初めてCD化されたのをきっかけにやっと良いアルバムなんだと評価した次第。ですから10番目に滑り込ませていただきました。ビーチ・ボーイズといいソフト・ロックといい日本発信で再評価されたレコードは数知れず、某誌で小西康陽氏が選んだ名盤100選も今となっては貴重な資料となっています。 |
2011年01月01日現在